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メンズモデル三浦理志さん「自分が食べたいものを作ろう!」レシピも公開

VERY本誌でのパパ役や夫役としておなじみのメンズモデル・三浦理志さんがレシピ本『ミウラメシ』を発売! ariko418さんなどファンも多い三浦さんのレシピはどう生まれるのか、レシピ本刊行記念にインタビューしてきました。

 

 小さい頃から好きだった料理。本を出すのは夢でした!

 

料理が好きになったのは、小学生のときにチャーハンをつくったのがきっかけでしたね。チャーハン食べたい!じゃあ見よう見真似で作ってみよう!って。食べたいものをつくれるって楽しい!と実感し、そこから国内外の料理店で働いたり、修行させてもらったり。いつか料理の本を出したい、と最初に思ったのは30代前半の頃でした。どうやったら出版できるんだろう? じゃあまずは「料理の連載をやりたい!」なと。そんな願望を周囲にずっと言っていたもののなかなか実現できなくて。ついに雑誌『OCEANS』で単独の料理連載をさせて頂けることになったのが6年前。このときは嬉しかったなぁ。今回のミウラメシは、その連載をまとめた一冊。サーフトリップで訪れた場所の郷土料理をアレンジすることも多く、旅の思い出も詰まった一冊になりました。

『SURF & NORF COOKBOOK by ミウラメシ』三浦理志・著(プレジデント社)

 食べたいものを自分でつくれるって、本当に楽しい!

 

料理が好きだな~って思うのは、食べたいものを自分でつくれるとき。そしてなにより、料理を楽しむということは常に心がけていますね。野菜を切る、炒める、揚げる…。男性全般が好きな工程かもしれませんが、こういうプロセスを楽しみながら料理しています。とくにチャーハンは男性らしい料理なんじゃないかな。がーっとフライパンを振るのってかっこいいし、男のロマンみたいなものだなって(笑)。そして、作った料理を食べてくれた人に喜んでもらえたら…最高にうれしい! だから、ぜひ旦那さんが作ってくれたら褒めてあげてください(笑)。それだけで断然モチベーションがあがります。そして「パパのあのメニュー、好きだから作って」とリクエストされたら、俄然やる気が出ちゃいますね!

 

 料理に苦手意識のあるパパに、伝えたいこと

 

料理が苦手な人って失敗しそう、というのが多いんじゃないかな。レシピ通りにつくればまず失敗はないけど、塩や砂糖を入れすぎたというのはよくありますよね。だから、調味料はちょこちょこ味見をしながら少しずつ加えるのがいいと思います。そして失敗は誰にでもあるから気にしないで、と伝えたい。逆にママには、パパが失敗しても咎めないであげてほしい。「今度はこうやってみたら?」とか、アドバイスをしてあげると次につながるんじゃないかな、と思います。そしてまずは簡単なものからチャレンジしてみてほしい。おすすめは丼。男の人って丼もの、好きですよね!?  炊き立てのご飯の上に目玉焼きを乗せて醤油をたらりとかけるだけでも立派な一品! 好きなものだと作りやすいし、なにより簡単なので、初心者でもトライしやすいんじゃないかなって思います。僕の著書の中で是非とも作ってみて欲しいのが、この「しらすと生ピーマンのバターしょうゆ丼」。言ってみれば、バターしょうゆご飯の豪華版。ピーマンを切るだけ、火も使わないのでめちゃくちゃ簡単です。夏になると農園でたくさん採れるピーマンをしらすと組み合わせてみたら、これがうまくって! バターのコクが加わって奥深い丼になりました。ピーマンって生で食べるとしゃきしゃきしていて美味しいんですよ。

 

紹介レシピ1.
しらすと生ピーマンの
バターしょうゆ丼

【材料(1人分)】
しらす干し…… 100g
ピーマン…… 1個
ごはん(炊きたてのもの)
…… 1膳分
小ねぎ……適量
しょうゆ……大さじ1
バター…… 10g

【作り方】

ピーマンは縦半分に切って
へたと種を取り除き、
繊維に沿って縦に細切りにする。
小ねぎは小口切りにする。


ごはんの上に
ピーマン、しらす、バター、ねぎの順にのせ、
しょうゆを回しかけたら完成。

箸でよ~くかき混ぜて、具と調味料をからませて食べると美味。

 

 GOSソースをベースにした生姜焼きは自信作!

 

『ミウラメシ』と言えばこれ!と、みんなが絶賛してくれるのがGOSソース。ステーキソースなんですが、めちゃくちゃ白米に合うんです! 玉ねぎとにんにくにしょうゆと甘みの組み合わせ。最初つくったときは混ぜただけだったけど、ステーキを焼いたあとの旨み成分を生かして煮切るようにしたら、断然美味しくなった。試行錯誤あを繰り返して今のベストな配合と作り方にたどり着きました。ある程度料理をしているパパだったら、このGOSソースを生姜焼きにアレンジした「豚のGOSS焼き」を是非作ってみてほしい! 本の中のメニューはどれもおすすめですが(笑)、強いていうならこのメニューが自信作。漬け込むことによってお肉もやわらかくなるし、たれに使う野菜もすりおろしだから簡単だと思います。

 

紹介レシピ2.
豚のGOSS焼き

【材料(2人分)】
豚ロース肉…… 500g
キャベツ……½個
白ごま……適量
サラダ油……大さじ1
【A 】
玉ねぎ(すりおろし) ……中1個分
しょうが(すりおろし) ……大さじ2
しょうゆ……大さじ3
酒……大さじ3
みりん……大さじ3
はちみつ……小さじ1

【作り方】

ファスナー付き保存袋に
Aをすべて入れる。
豚肉を加えて軽く揉み込み、
5~10分程度おく。


キャベツはせん切りにし、
5分程度冷水にさらしてシャキッとさせ、
水けをきる。


フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、
①の半量を重ならないように広げて焼く。
両面に焼き色がついたら
袋に残ったソースの半量を加えて肉にからめる。
②を盛った器に肉をとり、
ソースを煮詰めて肉にかける。
フライパンを洗い、
残りの肉を同じように焼き、器に盛る。


仕上げに白ごまをふりかける。
お好みでマヨネーズを添えて。

 

 ステイホームが増えた今、料理は家族のコミュニケーションツール

 

うちは夫婦揃って食べたり飲んだりするのが大好き。それはステイホーム前から変わらないのですが、料理をすること、楽しむことはコミュニケーションのひとつでもあります。自粛中は家であるものでちゃちゃっと一品作ったりもしていましたね。食べたいものがあってスーパーに買い物に行くのも楽しいけど、あるものでつくるのも楽しいなって新たな発見になりました。基本的には妻が料理を作ってくれますが、仕事がない日のランチなどは僕が担当。とくにパスタをつくることが多いですね。最近のヒットはコンビーフとジャガイモのペンネ! オリーブオイルににんにくと唐辛子を入れて火にかけ、コンビーフを入れて炒める。そこに白ワインをじゅっとやってソースっぽくなったら、違う鍋で一緒に茹でたペンネとざく切りしたジャガイモを入れて、ソースに絡めて塩コショウするだけ。ローズマリーなんかを入れても美味しい。あるもので、から生まれた料理です。ここで僕的にこだわりたいのがコンビーフ! 肉の感じが力強くてジューシーな海外輸入のものを使うのが断然美味しい。輸入もののコンビーフ缶を見つけたらぜひ作ってみてください!

この本には僕の夢と思い出と愛情がギッシリ詰まっています! 料理って人を笑顔にする力があると思うし、料理を通じて家族のコミュニケーションが増えたり、絆が深まったりもする。家族時間が増えた今こそ、ぜひこの本を手に取って、活用して頂けたら嬉しいです!

 

◉三浦理志(みうら・まさし)

三浦理志 : モデル。1970年生まれ湘南藤沢育ち。15歳のときにサーフィンと出合い、今では生活の一部に。また、モデルの仕事の合間に、畑で四季折々の野菜を育てていて、「サーフ&ノーフ」なライフスタイルを実践中。20代後半にはニュージーランドで2年間の料理修業を経験し、料理の腕前はプロ級。ニックネームは「マーシー」。海や畑、料理などのサーフ&ノーフなライフスタイルは、Instagram(@mar4m)やYouTubeチャンネル「MARCY’S FUN LIFE」でも発信中。

『SURF & NORF COOKBOOK by ミウラメシ』三浦理志・著(プレジデント社)

雑誌「OCEANS」や広告などで活躍中のモデル、マーシーこと三浦理志さんによる初のレシピブック。サーフトリップで見つけてきた味を再現したり、畑の野菜を活かしたメニュー、あるいは自分が「食べたい!」サーフ飯など、自身のリアルな食体験から 生まれたレシピはどれも「鬼うま! 」。幅広い世代から人気を集めているマーシーの海と畑を愛するライフスタイルも垣間見える一冊です。

◆ 塩豚の濃厚カルボナーラ
◆ 小イカのバスク風パスタ
◆ バリ風ゴーヤチャンプルー
◆ フィッシュ&チップス
◆ ガーリックハンバーグ
◆ スンドゥブチゲ
◆ 旨味潮鍋
◆ 和風パエリア
◆ アジフライサンド
◆ クリーミーチキンボーンカレー
◆ ラーメン屋のチャーシューチャーハン
◆ 野菜やっつけあんかけ焼きそば
◆ しらすと生ピーマンのバターしょう油丼・・・・・など51のレシピを掲載!

撮影/渡辺修身、吉澤健太 スタイリング/中里真理子
取材・文/佐々木陽子

 

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