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2022.07.08 UP

「メリージェーン」が一生ものシューズになった理由【VERYNaVY編集者の偏愛名品15】

Vol.15_真夏以外はオールシーズン! リペアも重ねた黒靴名品

10年、どころか15年? もしかしてそれ以上。お気に入り度も、足を通した頻度も、No.1なシューズがこれです「JUNYA WATANABE COMME des GARCONS」のウィングチップのメリージェーン。Church’sのレースアップから始まった私のメンズライクシューズ道(当時はオジ靴としてブーム!)でしたが、おそらく2足目に、当時はちょっと変化球的に取り入れたのがこの靴だった気がします。
マーメイドライクなシルエットのデニムスカートや、ウエストコンシャスなレザーのライダーズなど、他とは一線を画すJUNYAワールドな”ひねり”には、何度も魅了された経験が。銀座のドーバーに行った際には必ずのぞきますし、これらのアイテムは今も大切に持っています。
基本はレザーのシューズですがほんのり肌がのぞくため、夏前のデニムコーデや、ALLブラックでのぞむ展示会など、コーデを引き締めたいときにとてもいいバランスです。
若かりし頃は結婚式の二次会など、ちょっとキャラにないひざ下丈のボリュームスカートをはいたり、ドレスパンツで出席したり……ヒールを履いたら耐えられなさそうなシーンでも、何度も何度も助けてもらいました。
かかとの履きぐち部分はレザーでくるんで補強し、少しリペアをしましたが、ほかはこまめに磨いて大切にしていたところ、購入当初のまま大きなダメージなし。
今年はBIRKENSTOCKはじめバックルが際立つシューズが人気を集めていますね。マノロ ブラニクやロジェ ヴィヴィエのようにキラキラさせてときめくものも多数。
でもソリッドに、こんなふうにーーシンプルなメタル感を楽しむものにも、やっぱり心惹かれてしまいます。

 

ほぼほぼ白黒に頼りがちなこの夏。気分を変えるべく、グレー&ブラウンのコーデをしてみた日。バッグはグレーのクロコエンボスに一目惚れしたバレンシアガです。メガネはこちらも10年以上もの、トーマス マイヤー氏時代のサングラスをクリアレンズにチェンジして愛用しているボッテガ・ヴェネタ。テンプルが細みの地金のイントレチャートで、かけるたび当時のことを思い出します♪

撮影/西原秀岳<TENT>

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