自然に見える【カラーレンズメガネ】40代的選び方
ほんのりと目元が色づき、室内や夜の着用も違和感ナシ、サングラスより視界良好。ファッション感覚で楽しむなら、“ティントカラー”レンズのアイウェアが重宝します。アイメークが間に合わなかったときや、ちょっと急ぎの即席コーデも、パッとかければオシャレ完了。NaVY編集者がお気に入りの“スタメン5本”をご紹介します。
昨年だけで4本増加! 愛用5本はこんなバランス
5本のバランスはこんな感じ。黒ぶちやブラウンのデミカラー(ブラウンフレーム)はグレーやグリーン、ブラウンの調光レンズを入れて、“黒ぶちメガネ”と同じような合わせ方をしています。顔を締めるというより、ちょっと“ゆるく”“ふんわり”させたいときにはピンクやベージュ系のレンズを取り入れて、チークを入れたみたいな効果を。顔色が明るく色づき、やわらかな印象でかけられます。
一番よく使うのはティントカラーのグリーン&グレー
朝、全部支度が整ったあとに“なんか足りないなぁ”と思ってからパッとかけることが多いのが、レンズカラーが”15%”のティントカラーで、どんな服にも合うグレー&グリーンのこの2本。「アイメークが間に合わなかった!」という日にもパッとかけるとごまかせるし、ざっくりコーデでも印象がちょっと締まるしで本当に朝のお助けとしていいことずくめです。上は「EYEVAN」のウェブ スクエアというフレーム+トゥルーグレーというグレーのレンズを15%で入れたもの、下は「EYEVAN 7285」の339というデミカラーの丸みを帯びたウェリントンのフレーム+ブリーズグリーンというグリーンのレンズを15%で入れたもの。この339は、久しぶりにポップなメガネがかけたくて(元々グリーンが入れたくて)→王道のウェリントンより少し縦幅&丸みがあるものが欲しかった→このモデルは下に向かって逆台形的に少し幅が狭くなるシェイプなので、カジュアル感とほのかな知性とが両立でき、かけ心地も良く大正解!
最新は“シナモン”というレンズカラーでシアーなワントーンに
メタル2本、セルフレームはこれが2本目。いま一番お気に入りのアイウェアブランドが「AHLEM」。フランス人デザイナーのアーレム・マナイ・プラットさんご本人もとても素敵で、彼女よろしく赤リップをつけて小粋にかけるのが憧れです。いちばん最近手に入れたこちらは、“シアー”なフレームに更新感を感じた定番の「Segur」という形のフレームのベージュカラーに「シナモン」というカラーレンズを入れました。このSegurにはシアーなグレーやネイビーもあって、いつもの黒ぶちと“なんか違うな”くらいの変化がとてもオシャレに思え、最後まで悩みました。誰にも似合いやすい形、でも厚みやカッチリ感があってちょっとモードな雰囲気も漂う、素敵なウェリントンだと思います! 私はグローブ スペックスで購入。
唯一の「度あり」は室内ではクリアに変わるブラウンの“調光レンズ”
以前こちらの記事でも書いたステラ マッカートニーのフレーム(もとは前の記事での濃いめのブラウンレンズを入れて作りました)に、その後めでたく調光レンズを入れました! メガネに関してはすべてグローブ スペックスで作っているので相談して。調光レンズ=紫外線に反応して色づくレンズなので、室内ではクリアに、日が強いほど濃くなるのが特徴。私は“サングラス度が高くないほうがいい”と思っていたので、MAX濃くなったときでもほんのり目が透けて、日陰くらいなら「あれ? 色づいてます?」というグラデーションになるというブラウンのHOYAのセンシティ2という調光レンズを選びました。ちょっとパリジャン気分でベレー帽と合わせたりしながら活躍中♡
チーク的な効果を狙ってブルー→ピンクベージュにカラーチェンジ
購入時はブルーのレンズを入れて、愛用していた「10 eyevan」のメタルフレーム。昨年の夏に気分転換でフェアマロンというピンクベージュカラー(やはり濃度は15%)にレンズの色を変えました。今回の中ではいちばん“かけている感”が低い小ぶりのメタルフレームなので、ほんのりチークをしたみたいに顔の血色がUPするといいな♡ みたいな気持ちでのカラーチェンジ。髪をおろして薄着の季節にサラッとかけていました。ちなみにブルーレンズの時代はベレー帽にロックTなど、少しアバンギャルドな様子でかけることが多かったので、レンズの色次第で印象って大きく変わります。寒いうちにまたブルーに戻そうかな? そんな“衣替え”的なお楽しみも、カラーレンズならではといえそうです。