VERY NAVY

CEOは、責任があり人前に立つ機会も多いポジションだからこそ、TPOに合わせたメイクを使いこなすのも戦略のうち。各界のエグゼクティブから指名多数のヘアメイク・只友謙也さんが、実際のCEOの方をモデルにオーダーに合わせたメイク術を伝授。今回は、対面での自社商品セールスの場で参考にしたい戦略的好感メイクをご紹介します。

自社商品やサービスに関する説明の場で説得力を

距離が近い対話では
細部のくすみをはらえば
勝負の白服も映える

ここぞの商談やプレゼンなど、相手と距離が近い場では、内側から発光するような肌で清潔感を意識。表情に合わせて動く目元や口元の細部までフォローしておくと洗練度アップ。「下地で輝きを仕込むだけで、素肌感を生かしたツヤ肌になれるんですね。あえてぽってりさせないリップも勉強になりました」（坂梨亜里咲さん）

ギトギトNG！内側から
発光するようなほどよいツヤ肌に

ヴァームのようなテカテカのツヤではなく、内側から発光するような透明感のある肌で、勝負の白服がさらにクリーンに。グロウな質感のプライマーでツヤを仕込むことでナチュラルな仕上がりが実現。

リップは上品な
シルクマットに仕上げて

ぽってりとしたリップは可愛らしい印象に傾きがち。角度によって光沢を感じるくらいのセミマットで、落ち着いた口元に仕上げると、発する言葉にも説得力が増し、慕われる雰囲気に。

目元、口周り、小鼻を
動きに対応する
コンシーラーでカバー

動きやすい目元、口元、頬の上部分が崩れると清潔感が損なわれる恐れも。デリケートな部分はストレッチ効果を発揮し、動きに対応するコンシーラーでカバー。ワントーン明るいカラーを選んで同時にトーンアップ。

全身はこんな感じ

tops_Louis Vuitton
skirt_YOKO CHAN
bag_Hermès
shoes_Sergio Rossi

撮影／長谷川怜実〈s-14〉（人物）、皆川哲矢（静物）　ヘア・メーク／只友謙也〈P-cott〉　取材・文／坂本結香　編集／本間万里子

VERY NaVY5月号『しなやかに、気高く。〝CEOメーク〟こそ、至高！』より。詳しくは2024年4月6日発売VERY NaVY5月号に掲載しています。