撮影/須藤敬一
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きれいめスタイル派にとって、運動会はどんなファッションにすればいいのか、悩ましいですよね。アクティブな日だからパンツとスニーカーが必須、と刷り込まれていますが、今はもっと柔軟。動きやすく、目立ちすぎなければスカートやワンピースを身に着けてもいいんです。基本ルールをおさらいしながら、バリエーション豊かな運動会スタイルをお届けします。
運動会コーデの基本が知りたい!
園や学校から服装の指定がなくても、基本的なマナーは押さえておかないと、ママも子どもも運動会が楽しめません。最低限守っておきたいポイントを復習!
(1)動きやすさは基本中の基本!
撮影/須藤敬一
子どもたちを応援したり、親子で参加する競技があったりと、運動会はアクティブに動き回る日。動きやすいスタイルが基本です。アクセサリーも大ぶりなものは避け、シンプルなスタッドピアスなど必要最低限にとどめるのがポイント。
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(2)主役は子どもたち! 目立ちすぎないスタイルで
撮影/須藤敬一
つば広の女優帽を被ったママがいて子どもたちが見えなかった、という体験談も。運動会の主役は子どもたち。この日は黒子に徹して、主張のあるアイテムの着用は控えて。
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(3)寒暖差の激しい春と秋。羽織物やストールで備えて
撮影/須藤敬一
朝昼の寒暖差が激しい季節に行われるのが運動会。地面にレジャーシートを敷いているだけだと、お尻に冷えが伝わってきますよね。羽織りにも座布団代わりにもなる厚手ストールが必需品です。
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(4)汚れても安心なプチプラアイテム
撮影/渡辺謙太郎〈MOUSTACHE〉
1日中屋外のうえ、かけっこやダンスなどで砂埃が舞う、舞う。洋服はクリーニングに出さないといけないようなハイブランドはNG。気軽に洗えるプチプラブランドこそ、運動会で威力を発揮します。
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(5)足元はスニーカーやフラットシューズを
撮影/小川健太郎
ママは競技に出場しなくても、運動場の地面は基本的にアスファルトではなく、土。ヒールの高い靴だと歩きづらいうえ、空気の読めないママと見られるかも。スニーカーが苦手なので、私はバレエシューズやオペラシューズを履いて行く、なんて人も多いのだとか。
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おしゃれなママの春・秋運動会コーデ
運動会が主に開催されるのは春と秋。季節が違えば、コーディネートで重視してくるポイントも違います。それぞれの季節におすすめのスタイリングをピックアップ。
【春】白パンツで女っぽく、軽やかに
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
オーバーサイズの紺Tシャツも、白のスキニーパンツがやさしく中和してくれます。
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【春】ボーダー×デニムの定番カジュアルを肩掛けでスポーティMIX
撮影/最上裕美子
肩掛けしたカーディガンのライトブルーやサコッシュのパープルが差し色になり、キャッチーさをプラス。
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【春】モードなスポーティスタイルは、量感スニーカーでハズして
撮影/最上裕美子
カラーブロックのスニーカーがアクセントになり、ベーシックなモノトーンコーデにひねりが。
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【秋】ベースがベーシック色ならネオンカラーが際立つ!
撮影/最上裕美子
定番色のフーディ×パンツに、ネオンカラーのインナーとスニーカーをトッピング。さらにスポーツ感がアップ。
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【秋】アスレジャーコートを羽織れば、即スポーティに
撮影/須藤敬一
防寒を兼ねながらスポーティ感もアップさせるなら、アスレジャーコートがベスト。
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【秋】全身ネイビーで品よくスタイリッシュに
撮影/藤原 宏〈Pygmy Company〉
カジュアルな素材のコートもネイビーなら上品な雰囲気。バッグとスニーカーを白にして爽やかさをプラス。
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パンツの運動会コーデ
運動会コーデの定番といえばパンツ。様々なパンツの中からベストなシルエットを見つけて。
(1)スキニーパンツは質感にこだわって、差をつける!
撮影/ササキヨシヒロ
アクティブな日に活躍するパンツなら、もたつきなしのスキニー。デニムだとラフになりすぎなら、黒の出番です。「エコレザーなど、カジュアル見えしすぎない素材を選んでいます」
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(2)動きやすく、量感スニーカーとも好相性な裾リブパンツ
撮影/最上裕美子
「太ももが張っているのでスキニーは苦手…」というママに支持されているのが、裾がリブになったテーパードシルエット。気になる部分はカバーしながら、もたつかず運動会にもマッチします。
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(3)スタイルカバーも叶えるならワイドパンツ
撮影/最上裕美子
「いつもワイドパンツはパンプス合わせ。運動会のためにスニーカーをはくと、引きずるほど長く、ちょっとじゃまでした」。運動会でワイドパンツをはく際のポイントは、裾が引きずらないレングスにしておくこと。
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(4)きれいめ派はクロップド丈のセンタープレスパンツを
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
運動会でもきれいめは死守したいママは、センタープレスのパンツを。くるぶしがのぞくクロップド丈なら軽快感もアップ。ポリエステルなど少し光沢のある素材なら、カジュアルになりすぎず、洗えて便利です。
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スカートの運動会コーデ
タイトなどの動きづらいシルエットは避ければ、スカートもOK。これならいつものスタイルを少しアレンジすればこなせるはず。
(1)フレアスカートで少しレディライクに
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
きれいめと動きやすさを両立させるなら、足さばきのいいミディ丈のフレアスカートがおすすめ。トップスインすれば、すっきりと着こなせます。しわになりにくい、ハリ素材が便利です。
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(2)スポーティアイテム合わせでロングスカートを着崩し
撮影/西出健太郎
ロングスカートも引きずるほど長い裾はNG。かつ面積が広いので、柄よりも無地の方が目立たず安心。スカート自体がフェミニンなので、スポーティなブルゾンを合わせてもバランスが取れます。
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ワンピースの運動会コーデ
ロング丈は避ける、フェミニンではなく、スポーティでシンプルデザイン、コットンなどのカジュアルな素材、防寒のために脚を出しすぎない。この4つをクリアすれば運動会でもワンピースを着て行ってもOK!
(1)シンプルワンピはキャップでアスレジャー仕上げ
撮影/須藤敬一
普段使いしているシンプルワンピも、キャップやスニーカーなどスポーティなアイテムを投入すれば、アスレジャースタイルに。袖をたくし上げると抜け感と軽快感が出て、より運動会スタイルにもピッタリ!
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(2)レギンスレイヤードで今っぽくアレンジ
撮影/須藤敬一
運動会スタイルでも鮮度を上げたいなら、旬のリブレギンスをプラス。レギンス合わせならひざ上丈のワンピースも着やすく、運動会コーデの幅も広がります。シャツワンピでもスウェットとリブレギンスでサンドすれば、一気にスポーティ!
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(3)シャツワンピ×デニムでスポーティ感を抑制
撮影/須藤敬一
クルーネックが苦手で襟のあるシャツが着たいけれど、運動会には不向き……とお嘆きのママは、シャツワンピをチェック! シャツのきちんと感はありつつ、デニムを合わせればカジュアルダウンできて運動会でも浮きません。
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オールインワンの運動会コーデ
アクティブに動けるうえ、簡単にコーディネートできるのがオールインワンの魅力。運動会に限らず、アウトドアシーンで活躍するので1枚持っておくと重宝します。
(1)オーバーオールはモノトーンまとめで大人っぽく
撮影/須藤敬一
デニムのオーバーオールはカジュアル感強め。そんな時はオフホワイトがおすすめ。黒Tシャツを合わせるだけで、大人っぽく見えます。バッグや靴もモノトーンで揃えれば、スマートな仕上がりに。
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(2)黒サスペンダーパンツなら子どもっぽさとは無縁!
撮影/三瓶康友
オールインワンはどうしても子どもっぽく見えるという人は、胸当てのないサスペンダーパンツを。トップス次第で印象がガラリと変えられるので、個人的にはオールインワンより着こなしやすいです。
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運動会コーデにおすすめのヘアスタイルが知りたい!
スポーティなスタイルには、まとめ髪が好相性。ゆるっと抜け感があって今っぽい、キャップもかぶりやすいヘアスタイルの作り方をご紹介します。
【まとめ髪基本編】前夜から仕込む、ナチュラルなまとめ髪の作り方
撮影/大瀬智和
(1)前夜、眠る前に乾かした髪を、トップから毛先に向かって1本の編み込みにする。アレンジをする時、ややきつめに、毛先ギリギリまで編み込むのがポイント。
(2)起きたら編み込みをほぐす。下のほうで髪を集め、トップとサイドの髪を引き出し、立体感を出す。
(3)毛束を毛先までゆるくねじり、根本に巻きつけてシニヨンを作る。
(4)毛束をまとめた部分をゴムや紐で固定する。
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【まとめ髪応用編】キャップやハットがかぶりやすい1本結びアレンジ
撮影/熊木 優〈io〉
(1)ゆるく三つ編みをし、結ぶゴムの最後のひとくくりを残す。
(2)三つ編みを内側に向かって半分に折る。
(3)ゴムでまとめて完成。
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気負わず、あなたらしい運動会スタイルを見つけて
スポーティ=カラフルな印象がある人もいるかもしれませんが、大人っぽく見える落ち着いた色のアスレジャーな運動会スタイルがおすすめ。普段使いしている洋服をスポーティにアレンジすれば、特別気合を入れなくても運動会スタイルができるのでは? これから何度もやってくる運動会。納得できるスタイルで参加してください。
文/津島千佳