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2020.05.22 UP

受験生ママライターが本気でおすすめ!「子育て&教育本」7選

家事に仕事に、子どもの勉強チェックにと、休校前よりも忙しくてヘトヘト!という声がたくさんのママたちから聞こえていますが、とはいえ、いつもより少しだけ時間に余裕がある今は、気になる本を手にとってみるチャンスではないでしょうか。VERYやVERY NAVYでは教育関係の読み物なども多く手掛けるライター宇野(受験生ママでもあります)が、SNSで流行中の#7daysbookcoverchallenge に対抗して(?)、インスタ映えするわけでないけど本当に参考になった子育て本、教育本7冊をご紹介します。

『2020年6月30日にまたここで会おう』
瀧本哲史著/星海社

『2020年6月30日にまたここで会おう』
瀧本哲史著/星海社

著作物やディベートを通じて次世代への教育に力を入れていた、エンジェル投資家であり京都大学准教授の瀧本哲史さんが、2012年に行った伝説の東大講義をまとめた一冊。

「人の価値観、社会制度、国際情勢、あらゆる面において、どんどん変化していく時代を生きるであろう子どもたち。彼らはこれからどう学び、どう生きるべきなのか、子どもをサポートする上で親としての心構えをしておけたらと思い、読みました。”自分が正しい選択をし続ければ、いつか必ず世界は変わる””最重要の学問は言葉である”など、数々の熱いメッセージにアラフォーの私も心を打たれました。息子が中高生になったら、ぜひ渡したい本です。瀧本さんの本は『僕は君たちに武器を配りたい』や『ミライの授業』もおすすめ」

『中学受験は親が9割』
西村則康著/青春出版社

『中学受験は親が9割』
西村則康著/青春出版社

30年以上にわたって数多くの生徒を難関中学に送りこんできたカリスマ家庭教師による、中学受験に取り組む上でのバイブル的書籍。

「タイトルを見てギョッとする方、反発を覚える方もいるかもしれませんが(笑)、親の自己犠牲を推奨する本ではないので、怯まずに読んでいただけたら。親世代とはまるで違う今どきの中学受験事情や、親の関わり方、塾の選び方などあらゆる情報が網羅されていて、中学受験を検討しているご家庭に最適な入門書です。できればママだけでなく、ご夫婦で読むことをおすすめします。こちらは2014年初版のバージョンですが、同じタイトル・同じ表紙で、一部アップデートされた最新版が2018年に出版されているので、そちらをどうぞ!」

『まなの本棚』
芦田愛菜著/小学館

『まなの本棚』
芦田愛菜著/小学館

幼い頃に読んだ絵本、小学生で夢中になった児童書……年間100冊以上を読み、本について語りだしたら止まらない芦田愛菜さんが秘密の約100冊を紹介。運命の一冊に出会うためのヒントに!

「息子が読む本は、基本的には本人が書店で棚を見ながら選びますが、たまに”ミステリーが読みたい””青春モノでおすすめない?”と聞かれることがあり、そんな時の指南書として役立っています。愛菜ちゃんが選んだジャンルごとに分かれていて(大好きなスポ根もの、家族への思い、日本文学明治時代編、など多岐に渡ります!)、探しやすいのも有難いです。愛菜ちゃんの推薦文は本への愛が溢れていて、読書って楽しいものだよなとあらためて気づかされたり。大人にとっても新しい本に出会うきっかけになると思います」

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ブレディみかこ著/新潮社

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ブレディみかこ著/新潮社

優等生のぼくが通い始めたのは、ロンドン郊外にある人種も貧富もごちゃまぜの元・底辺中学校。思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者が、貧富の差やアイデンティティなどの悩みを乗り越えていく、親子の成長物語。


「私がこの本を読んだのは去年の夏、ちょうど息子の志望校を検討している時期でした。少しでも良い環境、本人に合った学校をと考えあぐねていたのですが、この本を読んで”世界中どこにいようと、教育の本質は子どもを信じることなんだ”と、少し気が楽になりました。多様性の重要さ、思春期の子どもとの向き合い方など、この本から感じることは人それぞれだと思いますが、誰もが”子どもを信じれば大丈夫!”と思えて、心が軽くなるんじゃないかなと。文章が読みやすいので、小中学生の読書にもぴったりです」

『HELPING CHILDREN SUCCEED』
ポール・タフ著/英治出版

『HELPING CHILDREN SUCCEED』
ポール・タフ著/英治出版

ロングセラー『成功する子 失敗する子』の著者が、やり抜く力、好奇心、自制心など、人生の成功を左右する非認知能力の育み方を、最新の科学的根拠と先進事例から解き明かす。

「近年、教育分野では非認知能力に注目が集まっていますが、”具体的にどう身につけるか”という方法が科学的根拠をもとに説明されていて、説得力を感じながら読めました。書かれているのは日本よりも格差が大きいアメリカのケースですが、帯にもコメントを寄せている駒崎さんは、まえがきで”このままだと日本も同じような格差社会になる”と警鐘を鳴らしていて、子どもの非認知能力を育むことは社会問題を解決することにも通じるのだと感じました。幼少期から思春期まで年齢ごとにまとまっているので、乳幼児ママから中高生ママまで参考になると思います」

『男の子の学力の伸ばし方』
富永雄輔著/ダイヤモンド社

『男の子の学力の伸ばし方』
富永雄輔著/ダイヤモンド社

入塾テストがないのに難関校に続々合格すると話題の塾・VAMOSの代表が、男の子の特性に基づく学習法を一冊に。「途中で間違いを指摘しない」「長期計画よりノルマを決める」など、具体的なメソッドがすぐに役立ちます!

「男だから/女だからというボーダーがなくなりつつある今ですが、小学生男子を育てる一人の母親としては、やっぱり性差ってあるのかも……と思うことが(ため息)。飽きっぽい、好きなことに没頭する、鈍感なのに繊細、根拠なき自信家。そんないわゆる”男子”を上手に伸ばすための、実用的でロジカルなアドバイスに頷きまくりながらページをめくりました。あらかじめ知っておけば、少しはストレスも減るはず。女の子バージョンもあるので、女の子ママはもちろん男の子ママも併せて読んでみるのもいいと思います」

『本当の貧困の話をしよう』
石井光太著/文藝春秋

『本当の貧困の話をしよう』
石井光太著/文藝春秋

世界屈指の経済大国でありながら、日本の子どもの貧困率は15.7%。貧困の具体例を描きながら、そこからどう脱却するか、私たちにできることは何かを、17歳の想定読者に向けて講義スタイルで綴った一冊。

「たまたま人から譲り受けて読んだ本ですが、子どもの貧困は社会問題として一人一人が向き合うべきで、誰にとっても無関係ではないんだと痛感しました。貧困問題に限らずですが、子どもには自分が生きる世界のことをきちんと知ってほしいし、自分に何ができるかを考えてほしいので、それには親も知識を持っておく必要があるなと。テーマはシリアスですが、17歳の読者に語りかけるように書かれているので、より身近な問題だと感じられるような気がします。この本も息子にはいずれ読んでもらいたいです」

文/宇野安紀子 

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