【内田恭子さん】春夏はカラフル気分!ワクワクさせてくれる「LA DOUBLEJのドレス」
知性のある上品なファッションと聡明なキャラクターで人気の内田恭子さん。VERY NaVYで、彼女が愛する「モノ、コト、場所」を通じてその〝審美眼と価値観〟を知るエッセイ連載。今回はLA DOUBLEJのドレスのお話です。
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内田恭子さんの
my LEGEND++vol. 24++
LA DOUBLEJの
ドレス
すっかり春本番ですね。気候がいいと気持ちも外に向いて、冬の重たい洋服から抜け出して、軽やかな装いでお出かけしたくなりますよね。人間って非常に動物的なんだなあと最近しみじみと思います。太陽が出て気持ちが良いとアウトゴーイングな人になり、寒くて外が暗いと家でぬくぬくカウチポテトしていたくなる。こんなにも気候が自分の行動を左右するなんて。先日の休みの日も、午前中が激しい雨でずっとソファでゴロゴロしていたくせに、お昼になって太陽が顔出した途端、急にそれが嫌になり活動的になる私。キッチン掃除から始まり、床掃除、挙げ句の果てにはいらない洋服の整理までし始め、家族に鬱陶しがられる始末。私が誰よりも動物的なのだろうか。
そして春夏になるとカラフルな色を着たくなるのもまたその動物的感覚。太陽と共に色鮮やかな植物たちが顔を出すように、自分も色を纏いたくなる。だからこそ春のお買物は要注意(笑)。予定にもないお出かけイベントを想像して色物が欲しくなっちゃう。そしていざ買ったら、やっぱり色が違うなとか、なんか落ち着かない、なんて理由で着ない…的な。何回失敗しただろう。
けれどFailure teaches successというように、失敗は成功に導いてくれる。はい、これで失敗はなかったことになる(笑)。そんなワンピースを一着ご紹介します。LA DOUBLEJのドレス。これだという決め手はやっぱりグリーンの美しさとそれを彩るパターンたち。このブランドの幾何学的な柄やボタニカルプリントや色合いが気持ちをワクワクさせてくれるのです。そして首元のリボンを後ろで垂らすのが好き。長いリボンが体が動くたびに揺れる感じが生き生きとしている上に、リボンの模様がちょっぴりチロリアンテープに似ていて、よくこの模様がついた服を着せられていたな(ドイツ生まれのため)、と懐かしい気持ちにさせてくれるのです。
そして一枚でさらりと着られて、どこにでも着ていけるのがとても嬉しい。これからのシーズン夕方からのBBQとか(まだ予定にないけど)、テラス席でのご飯会とか(これもまだ予定にないけど)、女子会とか(これだけはたくさんある)、春から夏にかけて大活躍してくれるでしょう。これを着る時は柄に負けない大きめのアクセサリーがおすすめです。
Profile
内田恭子さん
1976年生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、結婚を機にフリーランスに。現在は幅広いメディアで活躍する一方、上品かつ高感度なファッションも話題に。2 児のママ。kikimindfulness主宰、マインドフルネストレーナー。
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モデル・文/内田恭子 撮影/谷田政史〈CaNN〉 ヘア・メーク/佐藤健行〈HAPP’S〉 スタイリングアドバイザー/三上津香沙〈DBLESS〉 コーディネート/松井美雪 編集/羽城麻子
VERY NaVY6月号『内田恭子さんのMy LEGEND vol.24 LA DOUBLEJのドレス』より。詳しくは2024年5月7日発売VERY NaVY6月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
dress_ LA DOUBLEJ, shoes_CARRANO earrings_ TIFFANY & Co.*すべて内田恭子さんの私物です。