【会食シーンの鉄板服】上級者のTPOに応じたワンピーススタイル7選
ここ数年ワンピースをリラクシーに着ることも増えましたが、オシャレ上手な人たちは会食やビジネスなど、「きちんと」シーンで愛用していることが多いようです。今回は、キッチンメーカーの専務取締役でありながら、自身が立ち上げたファッションブランドのデザイン、買い付け、PRまで担う渡辺紗耶子さんにTPOに応じたワンピース選びのポイントを教えてもらいました。
こちらの記事も読まれています
立ち姿・座り姿。
予定別にワンピースを変えています
ローンチイベントには
立ち姿が映える
華やかなミニワンピを
座る予定がないシーンでは、立ってこそ映えるミニシルエットをセレクト。ゴールド使いでインパクトがありますが、面積が狭いミニ丈だから気負わず纏えるところも購入の決め手に。ワンピに主張があるぶん、バスケットバッグやジュエリーで引き算を。
#OOTD
one-piece&shoes:VALENTINO GARAVANI
bag:Nantucket Basket
ハートがちりばめられた
総柄ワンピで座っていても
目を惹くスタイルに
ヴァンドーム広場にあるスキャパレリのクチュール・サロンで一目惚れしたワンピ。たまたま居合わせたクチュリエがサイズ直しをしてくださった思い出とともに、大事なシーンで着ている1着。胸元のハートマークがお気に入りなので、上半身に視線を集める日に。
#OOTD
one-piece: SCHIAPARELLI
bag: CHANEL
shoes: Alaïa
TPOに応じた選びで
ワンピースの美しさを
最大限に活かします
私にとってワンピースは、華やかさがありながら、相手に敬意も払えるアイテム。初めて訪れるレストランや年上の方との会食では鉄板です。立って美しいデザインと座って美しいデザインは違うので、シーンによって変えています。レセプションや立食パーティでは、立って映えるミニ丈や揺れるシルエット、顔周りに視線が集まる会食は、上半身にビジューやフリルなどがあるものを。TPOに応じて全身のどこにポイントを置くかが選びの基本です。
<左から>360度どこから見ても美しい立体感。立って対応する時間が長い日のベストパートナー。/アシンメトリーの裾で動くたびにニュアンスが生まれる1 枚。/縦のラインを強調できるオールインワンは立食シーンにマッチ。スーツライクな素材で選んでキレイめに。/バストアップにデザインのポイントがあるから、テーブルに座ったまま写真を撮っても脱・地味。/繊細に光を拾うオリジナルの光沢素材と蜂モチーフブローチのアクセントで顔周りを華やかに。
[Profile] 渡辺紗耶子さん
トーヨーキッチンスタイル専務取締役。広報を担当しながら、自身が立ち上げたファッションブランド「ラ・クチュール トーヨーキッチン スタイル」のデザイン、買い付け、PRも担う。
撮影/谷口 巧〈Pygmy Company〉皆川哲矢(静物)ヘア・メーク/只友謙也〈P-cott〉取材・文/坂本結香 編集/羽城麻子 撮影協力/ORIENTAL HOTEL、cucina RIFUKA
*掲載のシャネルのアイテムは本人私物のためブティックへのお問い合わせはご遠慮下さい。
*掲載中の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。商品は販売終了している場合があります。