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Beauty

コスメの深トリセツ

2021.12.23 UP

【絶対美容液】クレ・ド・ポーの「ル・セラム」は全方位的に肌調子を上げる!

さて、今回から始まったこの連載では美容担当歴ほぼ20年(ただ年をとっているだけ!?)のワタクシ編集I(♂)が、長年の美容担当生活で「これだけは“いいよ!”と自信を持ってお伝えできる」間違いのないコスメについて熱く語ります。おもにスキンケアについて(メークはしないからね)、“いいものはいい!”そして普段の記事では書けない“どこにどう効くのか”まで突っ込んで書きたいと思います。

 

【第1回】
これを使うとなんだかわからないけど
肌の調子が良くなる
クレ・ド・ポー「ル・セラム」

クレ・ド・ポーボーテ ル・セラム<医薬部外品>50ml¥27,000 30ml¥17,280(資生堂)

 

第1回は「1回目はこれしかない!」とかなり早い段階から心に決めていたクレ・ド・ポーの「ル・セラム」です。使い方としては、“洗顔後すぐに使う美容液”なので、いわゆる「ブースター」のジャンルに入るとも思われますが、これはそんなサブ的位置づけみたいな生半可なものではなく、紛れもない堂々の主役アイテムなのです! だから、クレ・ド・ポー的にはこれを使えばそのあとに美容液はもういらないということになっています。お値段も50ml 27,500円、小さめ30mlでも17,600円と高価格といってもいいのですが、そこに疑問を持つ前にまずは肌にのせてみてください!ちょっとだけ弾力ある透明の液体を肌になじませると、瞬時に全顔に広がってスッと入っていってくれます!何このテクスチャー!と軽い感動すら覚えるくらい。最初は「え?これだけでいいの?」と思わず疑ってしまうのですが、3日後にはそんな自分を深く反省することに。

 

なんだか肌の調子がいいんです。具体的にどこがどう、ってのがいまいちうまく言い表せないでのすが、「なんだかわからないけれど、なんとなく調子がいい」んです。つまり、全方位的に肌のポテンシャルが上がっているというか。一生懸命言葉を探してみると、まずツヤツヤしてます、潤っています、ハリもあります、顔表面の細か~いシワもないとすら思えます――そう、これ一本で肌の不調の何もかもが吹き飛んでしまうんです!

 

普通スキンケア業界ではシワにはシワ用の、くすみにはくすみ用の、シミにはシミ用の、目元には目元用の美容液を使い分けるのが常道。つまりはお悩みごとに美容液が必要なわけで、年齢を重ねてくほどに増えていく悩みに応じて使うべきものがどんどん雪だるま式に増えていくんです。かかるお金もステップも増えていくし、地図みたいに顔のいろんなところに美容液を塗り分けないといけないし。いいことありません。

これらのお悩みの全部に効く、と考えればこの価格も実は高い、とは言えないはず。

肌が「なんとなく調子いい」ってのは「これと言った肌不調が見つからない」、つまり最強の肌状態ということ。その証拠に、いったんこれをお休みしてしまうと(仕事柄いろいろ使わないといけないからね)、ちょっと肌の潤いが足りないな、と感じてしまうのですよ。なので、毎年冬になると出番がやって来る「スキンケア界の広瀬香美」(古っ!)と内心呼んでいる、冬の最強美容液認定の名品中の名品なのです!

冬の女王的存在・すべての不調を“なかったこと”にできる!

これがその素晴らしいテクスチャー。少しだけ粘度のある透明の液体は1回分が3プッシュ。本当にあっという間に全顔に広がって、肌に浸透してしまいます。次に使うもののために「乾くの待ち」をしなくていいのも、時短派・せっかちさん(僕は後者)にはありがたい限り。50mlをおすすめの量(3プッシュ)で朝・夜使い続けば場合、1カ月ほどは持ちます。ちなみに面倒くさがりでもあるので、蓋はしてませんw

ル・セラムとともに冬のお守りセットの一翼を担う「ラ・クレーム」を一緒に使うのがベストソリューション。このクリームはしっとりこってり濃厚さ加減が本当にタイプで、守られてる感が半端ない。この2つさえあれば、もう何があっても大丈夫!

クレ・ド・ポー ボーテ ラ・クレーム<医薬部外品>30g ¥66,000(クレ・ド・ポー ボーテ)

 

撮影/五十嵐洋 取材協力/高丘美沙紀

Profile

編集・I

NAVYとVERYにておもにビューティページを担当。美容担当歴約20年(計算できないほど長い+記憶が曖昧)。仕事で仕方なくエステで施術を受けたときにエステティシャンの方に「きちんとお手入れしている肌ですね」と言われたのが自慢。やや敏感寄りの元脂性肌、今は混合肌。日焼けしやすいがすぐにもとに戻るタイプ。若い頃は焼いていた。
仕事上の好きな言葉は「便りがないのは良い便り」、口癖は「だあいじょうぶ、死ぬわけじゃないから」。趣味はランニングと温泉で日本全国をめぐること。最近久しぶりのフルマラソンに出走、開会式で感動のあまり涙腺崩壊という大失態を犯す。

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