VERY NAVY

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Uchida Kyoko

内田恭子

2022.12.05 UP

内田恭子さんが行き着いたデニムは“綺麗めにも脱力めにも対応”

知性のある上品なファッションと聡明なキャラクターで人気の内田恭子さん。VERY NAVYで、彼女が愛する「モノ、コト、場所」を通じてその〝審美眼と価値観〟を知るエッセイ連載。今回はロエベのデニムのお話です。

※NaVY2022年10月号掲載時のものです。

内田恭子さんの

my LEGEND++vol. 10++

ロエベのデニム

私のデニムデビューは、小学校5年生の時かな。当時の私はちょっと意地悪男子たちから「にんじん」と呼ばれていた通り、ガリガリの背高のっぽでした。余談だけれども、今ちょうど当時の私と同じくらいの年齢の長男が全く同じ「にんじん」で、DNAの凄さを感じます。さて、今思えば当時の自分が羨ましいくらいだけれども、脚が細くひょろ長く、お尻にも全くお肉がなかった私はパンツ選びに本当に苦労していました。とうとう私の母が選んだのが、ボーイズのLEVI’S。おお、これならピッタリ合うということで、それが私の1本目となったのでした。

そして向こうのジュニアハイ(中学校)の時代になると、当時スカートを穿いている女子なんて一人もいなくて、みんなレギンスか細身のデニムに大きめのトップス。そこになぜかルーズソックス並みのブカブカなソックスを被せるように履くというスタイルが流行り。あのスタイルは完全にローカルなものだったのか、いまだに不明(笑)。
その時に活躍したのが、今は懐かしきGUESSのピタピタデニム。なので、私は未だにGUESS
のあの三角マークを見ると、青春時代を思い出してキュンとなってしまうのです。そして夏はアメリカではどの時代もcut-off jeansを穿いていたなあ。お気に入りだったデニムを毎年一本、自分でザクザク切って。切りすぎちゃったり、裾のほつれが上手くいかなかったり、それはそれでこだわっていたものです。そして大人になってからは、綺麗めデニムになったり、ダメージ強めのを穿いたり、古着デニムを経験してみたりして。色々な子たちに出会ってきたわけだけれども、その年は気に入っていた一本も、翌年になるとなんだかなあ、になっている状態がずっと続いているわけです。

確かにデニムは難しい。形はもちろん、色合い、柔らかさ、フィット加減、そして太さ。何かひとつ微妙に違うだけで、なんだかなあ、になってしまう。そういった意味では、これらの条件を全て兼ね備えているLOEWEのデニムは最近のヒット。少し食傷気味のタイトでもなければ、カジュアルすぎない太さ、綺麗めでも脱力めでもどちらにでも対応してくれるから偉い。さてさて、この気持ちは来年も続くかどうかは置いておいて、しばらくはヘビロテで大活躍してくれそうです。

Profile

内田恭子さん

1976年生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、結婚を機にフリーランスに。現在は幅広いメディアで活躍する一方、上品かつ高感度なファッションも話題に。12歳と9歳の2児のママ。

モデル・文/内田恭子 撮影/渡辺謙太郎〈CaNN〉 ヘア・メーク/佐藤健行〈HAPP’S〉スタイリングアドバイザー/三上津香沙〈DBless〉構成/松井美雪 編集/羽城麻子

VERY NaVY10月号『内田恭子さんのMy LEGEND vol.1o ロエベのデニム』より。*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。*すべて内田恭子さんの私物です。

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