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2021.03.29 UP

クリス智子さん「愛用の時計は、一度なくし再び探し求めた運命のハミルトン」

午後1時。ラジオから流れてくるのは、両手でそっと肩を撫で下ろしてくれるような声。テンポよく紡ぎ出される美しき言葉の数々。誰の耳にもそっとさりげなく、でもしっかりと心の琴線に触れる。
仕事も私生活もまるごと、生きていること全部がライブだと、大きくて愛らしい瞳を、きらきらと輝かせる。自分らしさを詰め込んだ海辺の家で、アール・ド・ヴィーヴルを体現する女性。子どもみたいな純朴な輝きこそ、クリス智子さんの魅力。

Q. 愛用の時計は何ですか?

A. ハミルトンのアンティークウォッチ。
20歳からずっと、どこかで縁を感じています。

 

Q. あなたにとって、この時計の存在とは?

A. 時を刻む正確さではなく、自分らしさを取り戻すひとつのリズムとして、大切なものです

 

Q. 時間との付き合い方で意識していることは?

A. 時間はプレゼント。自分の時間をどれほど相手に差し出せるか、だと思います。

 

自分を取り戻してくれる
生命のリズム。
軽やかに時間を超えて。

自分を取り戻してくれる
生命のリズム。
軽やかに時間を超えて。

 長い沈黙の3秒。あっという間の10秒。一生忘れることのできない1分─。「過ごす空間によって時間の流れが全く異質なものになると気づいたとき、生放送がすごく楽しくなったんです」。ラジオブースの中、片手にストップウォッチを携え秒単位の世界に身を置くクリス智子さん。その一方で、私生活では時間を軽く捨てられるような自分でいたいと語る。
 幼少期を過ごしたハワイ、フィラデルフィア、そして京都。多忙を極めた東京時代を経て、いまクリスさんは巨木が残る海沿いの一軒家で家族とともに暮らしている。築80年の家のそこここに配された骨董品が、華奢でクラシカルな彼女の腕時計と調和している。20歳で初めて手にしたハミルトンのアンティーク。思いがけずなくしてしまったあとで、冒険家や軍隊に愛されたメーカーが表現するエレガンスな魅力と、父の故郷で作られていた背景に運命を感じ、自分らしさを体現するものと、再び探し求めた一本だ。
 「海には海のリズムがあるように、この時計が刻むのは人が考えた、時間というリズム。そう思うと、縛られすぎないのかなって」。岩肌に打ち寄せる波、風が揺らす木の葉の重なり、リスの親子が駆け抜けるステップ。どこまでもポエティックなリズムに包まれ、彼女は生きている。

Profile

クリス智子

ラジオパーソナリティ。ハワイに生まれ、幼少期に京都、フィラデルフィア、横浜など日本とアメリカの各地の文化を色濃く感じる環境で育つ。上智大学比較文化学部を卒業と同時に、東京のFMラジオ局J-WAVEにてナビゲーターデビュー。J-WAVEでの出演番組に『GOOD NEIGHBORS』(月〜木13:00〜16:30)、『CREADIO』(金26:30〜27:00)がある。ラジオのパーソナリティのほか、テレビのMCやナレーション、トークゲスト、朗読や音楽、執筆など幅広く活躍する。

撮影/HAL KUZUYA  ヘア・メーク/久保フユミ(ROI) 取材・文/須賀美季 編集/渋澤しょうこ

 

VERY NAVY 4月号『一緒に成長、私を語る〝時計〟のはなし』から 
詳しくは2021年3/5発売VERY NAVY 4月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

 

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