新型コロナウィルスの危機を乗り越えるために。憧れブランドの 「オシャレにできること!」vol.1
世界中が新型コロナウィルスと闘っている今、普段私たちに“オシャレ”の喜びを届けてくれるラグジュアリーブランドもさまざまな形でこの危機を乗り越えるためにアクションを起こしています。今回はジュエリーブランドの、それぞれの活動支援を紹介します。
「グラフ財団」は“希望、愛、そして光とともに”のスローガンを掲げて約1億円を寄付
「グラフ財団」は“希望、愛、そして光とともに”のスローガンを掲げて約1億円を寄付
大粒かつ極上のダイヤモンドを取り扱うロンドンのハイジュエラー、グラフによる、世界中の慈善活動をサポートする「グラフ財団」は、WHOのCOVID-19連帯対応基金に約1億円を寄付しました。COVID-19連帯対応基金とは、WHOが国連財団やスイス慈善基金会とともに、各国が新型コロナウィルス感染(COVID-19)パンデミックに対応するために立ち上げた基金です。この基金を通じて、最前線でCOVID-19の治療に従事する医療関係者や感染症対策に尽力する関係者の皆様への支援、同時に感染者が適切な治療を受けられるためのワクチン開発の支援を行います。
デビアス グループはダイヤモンド採掘4カ国に約5億5千万円の支援
デビアス グループはダイヤモンド採掘4カ国に約5億5千万円の支援
ダイヤモンドの供給過程においてエシカルであることを目指しダイヤモンドブランド フォーエバーマークを擁するデビアス グループは、何十年にも渡りパートナーシップで結ばれているダイヤモンドの産出国であるボツワナ、カナダ、ナミビア、南アフリカに約5億5千万円分の金銭的支援と物資による支援を行なっています。このパンデミックにより困難な状況に置かれている人々に、医療品の調達、物流の支援、水の供給、新型コロナウィルスに関する認知拡大と教育、そして地域のクリニック支援などを行なっています。またこの状況で生活環境も変化し、ジェンダーに基づく暴力も増えていることを受け、女性のシェルターや女性支援機関の活動のためにも使われています。デビアス グループは事業を行う地域社会に対して、効果的にサポートを行うことができるように、包括的な「コミュニティ対策プラン」を作成。これにより、コミュニティの真のニーズを理解し、パンデミックの時期においても、その後の経済回復の時期においても、正しい時に正しい支援が行えるようなシステムを整えています。
新型コロナウィルス撲滅運動に積極的なブルガリは東京の医療従事者へお弁当の提供も
実に10数年でセーブ・ザ・チルドレンに約97億の寄付や災害支援、男女平等を謳うなど、慈善活動に積極的なイタリア・ローマに本拠地を置くハイジュエラーブルガリ。新型コロナウィルスの撲滅においても、イタリア・国立感染症研究所に最先端の3D顕微鏡の提供を開始したり、フレグランス製造に於ける専門知識より消毒液を用いたハンドジェルを数10万本以上製造して医療施設へ提供、12,000枚の毛布と5,000枚のセルフケア製品を病院や介護施設へ配布などを行なっています。ブルガリ・ジャパンに於いては、東京・銀座にあるレストラン、『イル・リストランテ ルカ・ファンティン』のエグゼクティブシェフ ルカ ファンティンが栄養、衛生面に配慮したイタリア料理のお弁当を作り、東京都内の感染症指定医療機関で働く医療従事者に届けるプロジェクトを実施。これは、医師、看護師、研究者の方々への敬意と感謝の気持ちを込めて作られました。