知ってた?青山「ヨックモックミュージアム」でワークショップ開催

ヨックモックといえば、バターをたっぷり使った焼き菓子シガール®️が手土産の定番として有名ですが、実は長年にわたってアートコレクションを収集してきたことでも知られています。それらに出会える場として、南青山の閑静なエリアに「ヨックモックミュージアム」があります。
パブロ・ピカソのセラミック作品は世界有数を誇る
「菓子は創造するもの」という想いを受け継ぎ、本物のアートに触れられる場所として誕生した「ヨックモックミュージアム」。ヨックモックが30年以上かけて収集してきたコレクションは500点以上。中でもパブロ・ピカソのセラミック作品は世界有数ともいわれる規模を誇ります。館内には、四季折々の植物を楽しめる中庭付きのカフェも併設。アートのように繊細な菓子「ミニャルディーズ」やサンドイッチを味わうことができ、カフェのみの利用も可能で近隣の人の憩いの場にもなっています。
アート体験を楽しむキッズワークショップ
このミュージアムの最大の魅力はピカソの創造性や、豊かで自由な発想に触れながら、アートの力で日常を再発見する機会を提供していること。子どもたちの感性を刺激するワークショップや、親子で美術への理解を深められるイベントが定期的に開催。ピカソの自由な発想をヒントにした「菓子とアートのコラボレーション」や、アートセラピーを取り入れた「アートセッション」など、独自の教育プログラムも注目を集めています。

心を元気にする「YM アートセッション」
心を元気にするプログラムとして、芸術の医学的効用に着目した「臨床美術」をベースにしたアートセッション。毎月異なるテーマのもと、絵画や立体作品の制作を楽しみます。
4月のテーマは「玉ねぎをつくる」。
玉ねぎの模様や色、手触りを五感で感じながら、自分だけの玉ねぎを制作します。粘土や和紙を使い、感じた印象を自由に立体表現していくプログラムです。
5月は、スタンピング技法で世界にひとつだけのミニトートバッグを作る「スタンピングミニトートバッグ」を予定しています(募集開始は4月上旬予定)。
子どもクラス開催日
「玉ねぎをつくる」
2026年4月4日、4月11日
※人気のワークショップのため予約はお早めに。
参加費:4,500円
対象:4歳〜中学生

特別企画「ピカソ de わくわくワークシートツアー」
春休みや夏休みなど、子どもたちの長期休暇に合わせて開催される、特別ワークシートツアー。
芸術鑑賞のきっかけをつかみ、作品を見る楽しさを深めることを目的としたプログラムです。
教育普及担当の学芸員が制作したオリジナルワークシートを使いながら、ピカソのユーモアあふれるセラミック作品を鑑賞。作品から広がる発想の豊かさや、他者との考え方の違いを発見する体験ができます。
4月のツアーは2人1組で参加し、学芸員のガイドとともに鑑賞を進めていきます。年齢や立場を問わず、それぞれの発想の面白さを共有しながらコミュニケーションを楽しめる時間も大切にしたプログラムです。
春休み特別企画開催日:2026年4月2日
※一部すでに満席となっております。ご了承ください。
※次回開催は夏休み予定。
参加費:入館料のみ(高校生以下無料)

展覧会「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック ―カタルーニャへの愛―」開催中
ヨックモックのコレクションを中心に、今期は他館からの作品なども豊富に構成された展覧会「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック ―カタルーニャへの愛―」が現在開催中。
スペインを代表する芸術家、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、ミケル・バルセロのセラミック作品を通して、彼らがカタルーニャという土地とどのように結びつき、どのような思いを作品に込めたのかを紹介する展覧会です。
会期:2026年2月10日(火)〜2026年12月20日(日)
開館時間:10:00〜17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜休館(ただし月曜が祝日の場合は翌平日)
チケット代(税込):一般¥1,400、大学生¥1,000(高校生以下無料)

取材・文/須賀美季