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『MIO HARUTAKA』デザイナー・春高未欧さん最愛の1台は「アストンマーティン」

車を“自分の足”として好奇心旺盛に自由に行動して、そして自分の時間を存分に謳歌する……そんな素敵な大人たちの「車と時計」の選び方には、マニアックなこだわりがあります。ジュエリーブランド「MIO HARUTAKA」デザイナー・春高未欧さんのこだわりの愛車と上質時間の過ごし方を紹介します。

そこにあるのはロマンと美学。
憧れが時を経ていまや“自分の象徴”

 

18歳で免許を取ったときからスポーツカーを愛し、時計もストーリーがあり美しいデザインに惹かれる。常に憧れを手に入れながら、ステップアップを続ける春高未欧さん。この2アイテムは自分軸を示すマイルストーンであり、彼女自身を的確に語る“象徴”となっているようです。

憧れのボンドになりたい!
――だから、私の最愛車はアストンマーティン

 

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場する最上級モデル。
ジェームズ・ボンドの名前の由来となった鳥類学者が初めて図鑑を出版した年の西暦を、車のナンバーに採用するというこだわりよう。

レザーのロンパースはセリーヌ。エディ・スリマンがデザイナーに就任した年の記念すべきファースト・コレクション。時計はパテック フィリップのアクアノート、ジュエリーはMIO HARUTAKA、パンプスはジャンヴィト ロッシ。(すべて未欧さん私物)

スポーティーなものほど
宿る愛着、深まるポリシー

ほぼ毎日運転しているという春高未欧さん。所有している3台のうち、最愛のアストンマーティンには10年前から乗り始め、今のモデルは3代目。
「映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場したのを見て、ひと目惚れ。私、ジェームズ・ボンドが大好きで、生まれ変わったらボンドになりたいんです(笑)」
車選びの基準はデザインが美しいことと、自分が運転している姿を想像したときにしっくりくること。
「車に乗るときのファッションにこだわりはないですね。Tシャツでもドレスでも運転します。私に似合う車を選んでいるから、どんなテイストの私もフィットするんじゃないかなと思っています」
気に入ったアイテムは一途に使い倒すタイプ。ハイエンドな車も時計も躊躇なくガンガン使う。最近愛用している時計は、6年前にビジネスの節目の記念に購入した、パテック フィリップのアクアノート。昔はダイヤモンド入りのジュエリーウォッチが定番だったけれど、その頃からメンズライクな時計へと好みが変化したそう。
「車や時計は自分の軸を端的に表すもの。私にはもともと可愛いものが好きな自分と男っぽい自分の二面があって、ここ数年は後者が強くなってきています。ようやく少しずつ自信がついて、ブレなくなってきたのかも。内面が骨太に、たくましくなってきて、特に時計にはそれが表れている気がします」

Mio’s DRIVING Data

・母がジャガーに乗る姿に憧れた幼少期
・Myファーストカーはメルセデス・ベンツのSLK
・夢はドリフトができるようになること

撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉 ヘア・メイク/宮本由梨〈YURIoffice〉 取材・文/志村香織 編集/渋沢祥子
*VERY NAVY 11月号「素敵な人の『車と時間と上質時間』」より抜粋。詳しくは2024年10/7(月)発売VERY NaVY 11月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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