大人気パールデザイナーがデルヴォーのバッグを愛する理由[NAVY Leaders]
年齢を重ねても取り巻く環境が変わってもブレないマイルールがある。
その一方でトレンドを自分軸で取り入れるしなやかさもある。
華やかで、気負わずラグジュアリー。そんな素敵な方を、「NAVY Leaders」としてご紹介していきます。
第一回は、オリジナルブランド「MAAYA」を立ち上げ新しいパールの魅力を伝え、日常的なジュエリーの楽しみ方を提案している奥田麻弥子さん。奥田さんのバッグ選びのこだわりとは?
❝ 心が動くことを何よりも
大切に。オーセンティックで
華のあるものに惹かれます ❞
MAAYA デザイナー 奥田麻弥子さん
あのスタイルにもこういうシーンにも合う、と頭で考えて買ったものって、結局クローゼットの奥で眠ってしまうことが多くて。好きなものってそんなに変わらないし、結局は心が動いたものが長く使えるものだと思います。私の場合、合わせやすさも考慮する靴とは対照的に、バッグはときめきの比重がかなり大きい。このデルヴォーの王道バッグは、なんとも言えない赤に釘付けに。リップスティックというカラー名にも惹かれました。衝動買いをするタイプではないので1カ月ほど悩んで購入。今日のようにジャックムスの白いコートワンピに合わせてレディに持つのにも、デニムに合わせるのにも、重宝しています。
カラーの美しさと気品のある佇まいが素敵なマーククロスも好きなブランドの一つ。気づけばなぜかブルー系ばかり集まっています。
他に愛用中の赤バッグたち。Heimat Atlanticaのカゴバッグはクラシックな形が可愛い。最旬ボッテガ・ヴェネタのカセットも赤をセレクト。
タヒチパールを日本に伝えた老舗奥田真珠貿易にて広報活動の傍ら、オリジナルブランド「MAAYA」を立ち上げ新しいパールの魅力を伝え、日常的なジュエリーの楽しみ方を提案。
好きなブランドはGANNIやPRADA、Khaite、Jil Sanderなど。インテリアにも造詣が深く、最近のお気に入りは、Christina Lundsteenのクッションや、ロンドンのオンラインショップThe edition 94で購入したカラフルキャンドル。黒田泰蔵さんの白磁のティーカップや、木工芸作家佃眞吾さんのお盆や、Anissa Kermicheのお尻の形をしたフラワーベースなどテーブルウエアにも関心が。また、友人の車に試乗させてもらって以来、テスラが気になっているとか。
撮影/須藤敬一(人物)、西原秀岳〈TENT〉(静物) ヘア・メーク/RYO〈ROI〉 取材・文/塚田有紀子 編集/永吉徳子 取材協力/mesm Tokyo
VERY NAVY 4月号『これからは「バッグで未来の私に投資」♡Part2〝未来に投資〟上手な人に見る 正解バッグ、7つの形』から
詳しくは2021年3/5発売VERY NAVY 4月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。