シャネルのファブリックの繊細かつ軽やかな存在感が好き【3Bags,3Histories】
手に入れたときの思い出と共に一生大切にしていきたい特別なブランドの特別なアイテムを3つのストーリーと共に紹介するこの連載。Vol.4には、海外トレンドに精通し、誌面登場回数も高い、リーダーズの佐保山芽美さんが登場。今のマイスタイルにフィットするという、3つの最愛バッグを教えてもらいました。
Vol.4
佐保山芽美さんはカジュアルな装いに映える
CHANELのファブリック素材のバッグをコレクション
〈1〉ベーシックカラーコーデのアクセントに効く
グリーン×ピンクのチェック

5年前にブティックで出会ったフラップバッグ。グリーンベースにピンクが効いたチェックに一目惚れして即決。CHANELのファブリック素材のバッグは、カジュアルやストリートがベースにある自分のワードローブにしっくりくるところもお気に入り。分量感のあるアウターに合わせても引き立つ存在感なので、コートの時期のスタメンです。憧れのメゾンブランドも自分らしく選び、長く愛用したい……。そんな気持ちを改めて呼び起こしてくれたバッグです。
〈2〉今でも現役! 約20年前に父から贈られた
プレイフルなゴールドチェーンのバッグ

父がNYで買ってきてくれたバッグは、20年経った今でも活躍している、正真正銘のエターナル。当時、自分で選ぶブランドバッグは正統派なものが多かったので、メゾンを象徴するアイコンが詰まったカラフルなデザインに心ときめいたのを覚えています。最近は、白T×デニムのシンプルコーデに一点投入するのがマイブーム。毎年夏に恒例のヨーロッパ旅行にもマスト。〝バッグで遊ぶ〟というオシャレの楽しさを教えてくれた存在です。
〈3〉タイムレスながら個性的。
唯一無二のバランスに惹かれたフラップバッグ

ファブリックで仕立てられた、オーソドックスなCHANELのバッグを探していた6年前に、旅で訪れたバルセロナで購入。シルバー金具のタイムレスなフォルムながら、複数の色糸がMIXされたファブリックで個性も感じられるところが好き。先日は、POP MARTのCRYBABYと推しのぬいぐるみのチャームをつけてお稽古の納涼会へ。CHANELのバッグには、自分流にカスタマイズしても大人に相応しい品をキープしてくれる安心感があります。
佐保山芽美さんにとってシャネルとは…
「長い歴史があり、時代を超えて受け継がれるブランド力もあり、数あるメゾンの中でも群を抜いて信頼度の高い存在です。キレイめなシーンでもバッチリハマるし、カジュアルに合わせても崩しすぎにならない。ラグジュアリーでありながら汎用性を備えているところも魅了され続ける理由です。ネクストシャネルは、ゴールドのフラップバッグを狙っています」
Profile

佐保山芽美さん
由緒ある奈良の古寺に生まれ、幼い頃から和の文化に触れて育つ。現在は東京の古美術会社に勤務しながら、茶道師範も務める。コスパからメゾンまでオシャレの守備範囲が広いトレンドキャッチャー。 @melon__325
取材・文/坂本結香
※この記事に掲載のシャネルのアイテムはすべて私物です。ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。