【おうちVERYNAVY編】手間がかかりすぎる“本格ハンバーグ”こその 格別な味わいを、お楽しみください。

タキマキこと滝沢眞規子さんに食べてもらいたい一皿を推薦するこの企画。おうちで家族と過ごす時間が長い今、料理のプロが「ぜひ、これを作ってみて!」と勧めてもらった料理とレシピを紹介するweb限定企画をスタート。1回目は、インスタを通じて滝沢さんと交流がはじまったという、料理研究家の行正り香さんから秘伝の味を教えていただきました。

今月の推薦者
行正り香さん

「美しく生きることは、美しく食べること」。そんなメッセージを込めて、目福口福の料理を発信している、料理研究家・行正り香さん。「人生、大切なものはたくさんあるけれど、きっと最後に心に残ることは、食べ物や音楽、旅の思い出のようなクリエートされては無くなっていく“一瞬のものだ”と私は思います」と語ってくれました。ご自身がプロデュースするアメリカンビーフをメインにしたレストランでも、手がかかりすぎるという理由で、今や幻となったこのハンバーグ。大根おろしとポン酢を添えて。

インスタで拝見した、滝沢さんがご家族のために一生懸命お弁当を作っておられる姿が素敵です。今回は、ぜひ、旦那様やお子様に喜んでいただけるであろう、私のレストラン『FoodDays』で出していたハンバーグレシピをご紹介します。レストランでは手間がかかりすぎるため、結局メニューから外しましたがいまだにお客さんからリクエストされる、記憶に残るハンバーグです。手間暇をかけて作るからこその、格別の味わいです。滝沢さんの人生のクリエーションの、食卓の演出ができるハンバーグになれたらいいな、とご提案させていただきました。

「本格ハンバーグ」の作り方
材料(4人分)
材料が多いので、4人分作るのがおすすめ。冷凍しておくとよい。   
牛ハラミ肉(焼き肉用)  150g
牛ひき肉  250g
豚ひき肉  250g
玉ねぎ       1/2個(100g程度)
A 粗塩  小さじ11/4
  卵  1個
  パン粉  カップ1
  牛乳  大さじ11/2
  ナツメグ  小さじ1/3
  黒こしょう  少々
オリーブ油             小さじ1  
大根おろし  適量
ポン酢  適量
ブロッコリー 適宜

作り方
1玉ねぎはみじん切りにしてラップで包み、電子レンジで2分加熱する。
2ハラミ肉は包丁でたたいて粗いひき肉状にする。
3ボウルに玉ねぎ、ハラミ肉、牛ひき肉、豚ひき肉を入れてAを加え、全体を100回くらいこねる。
4ハンバーグの種を4等分し、空気を抜きながら1.5㎝厚さの楕円形にまとめる。
5フライパンを熱し、オリーブオイルをなじませたら、種をそっと入れる。中火にして、両面を1分30秒ずつ焼いて焼き目をつける。
6種を耐熱皿にのせ、250℃に温めたオーブンで10分焼く。(全体で13分となる)
7ハンバーグは器に盛り、大根おろしを添えてポン酢をかける。好みで塩ゆでしたブロッコリーなどを添える。

Profile

行正り香

1966年、福岡県生まれ。高校生3年生から大学までアメリカ・カルフォルニアに留学。帰国後、広告代理店でC Mプロデユーサーとして活躍した後、料理研究家に。近年は自らの語学習得の経験を生かし、アクティブラーニング教材『カラオケENGLISH』なども手がける。主な著書に『19時から作るごはん』(講談社)、『肉の本』(扶桑社)、『行正り香の、ハイボールごはん』(光文社)などがある。
行正り香オフィシャルHP 『FOOD/DAYS』http://fooddays.jp
カラオケENGLISH 公式H P https://karaokeenglish.com

行正り香オフィシャルHP 『FOOD/DAYS
カラオケENGLISH 公式H P

料理/行正り香 撮影/川上輝明

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