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2020.04.08 UP

サッカーがあったから濃密になった
2年間のカナダでの高校生活

海外の高校へ留学・卒業を選択するケースも増えてきた昨今。 気になるのは卒業後の進路。今回は帰国生として大学受験したお子さんのお話を伺いました。

Vol.2 高校1年で2年間留学【Oさんの場合】

Vol.2 高校1年で2年間留学【Oさんの場合】

中学受験で桐蔭学園に合格、サッカー部で活躍するも高1の春休みに突然「留学したい」。6月よりカナダに渡り、9月より現地の高校に2年通った後、現役で慶應義塾大学に合格。
【留学した時の学年】
高校2年生6月〜
【留学した国】
カナダ
【留学した学校】
Aldergrove Community Secondary School
【方法】エージェントから
【ステイ先】
ホームステイ
【費用】
2年間で約660万円(学費、ホームステイ&食費、帰国費用、サマースクール、交際費など含む) 

行くまで

中高一貫の私立中学へ入学後サッカー部に所属した息子。県内でもトップを狙う強豪校だったので、家族で旅行する機会もないほど部活漬けだったのですが、高校1年の2月、新しい監督の方針に思い悩んでいた息子は、「高校もサッカー部も辞めて海外の高校に長期で留学したい!」と突然の留学宣言。息子が高校を卒業したら慶應義塾大学に進学したいと いう希望を知っていたので、親としては驚きと同時に留学して本当に大丈夫というためらいもありました。しかし息子の意志は堅く、何度も話し合った結果、卒業後は日本の大学を受験することを目標に、留学への道を踏み出すことに。

 

留学という進路について親子ともに全く知識がなく、周囲から情報を得ながら3社ほど留学エージェントを回り、翌月、ちょうど開催されていたカナダ大使館主宰の留学フェアへ。留学中もサッカーのできる環境を希望していると相談し、カナダの中でもスポーツが盛んと言われているブリティッシュコロンビア州の高校を勧められたことがきっかけで、その地域に詳しい日本人コーディネーターと知り合いました。説明会に参加すると、高校留学を計画的に考えている方が多く、 周りは中学生の親御さんばかり。高2の子を持つ親は私くらいだったことにも驚きました。サマースクールから渡加すべく6月に旅立つための3カ月間、必要な証明書や学生ビザの申請など目まぐるしい勢いで準備を済ませ、なんとか辿り着いたというのが我が家のケース。なるべく学年を落としたくないという息子の希望で、日本では高校2年生にあたる11年生からのスタートでした。

行ってから

留学生活が始まり、地域のサッカーチームに入部。カナダは留学生が多いので、どちらかと言うと留学生同士で交流し、ローカルの学生とは少々壁があると聞いていましたが、息子の場合はサッカーがきっかけで壁を感じることなくスムーズに入っていけたようです。現地では2つのチームを掛け持ちし、地域のチームでは30年ぶりの優勝を摑むなど、幼い頃から続けてきたサ ッカーを通して、息子にとって何よりの経験になったと思います。
帰国後の大学受験についてはハラハラしどおしでしたが留学中にTOEFLのポイントを獲得し、タイトな2年間で単位を取得して無事卒業。卒業前は帰国受験に必要な書類を現地校に申請することにかなり手こずり、コー ディネーターに助けられました。帰国後は、帰国生入試の出願手続きで大忙し(カナダ留学の場合、7月に帰国後すぐに出願、本命校の試験は9月!)。 出願に関する記入内容がかなり細かく、 慌ただしいまま入試が始まってしまいましたが、無事第一希望の大学に合格。
急に決まった留学でしたが、身の回りのことからお金の管理まで、息子が自立して帰ってきたこと。何より自分の意志で決め、責任をもって最後まで頑張ったという留学経験は、この先息子が岐路に立たされた時の糧になるはずだと実感できました。

 

※取材内容は、留学当時の情報になります。

撮影/草間智博〈TENT〉  取材・文/鍋島まどか 編集/羽城麻子 デザイン/attik

 

VERY NAVY5月号『実例・我が家の留学体験記』から
詳しくは2020年4/7発売VERY NAVY5月号に掲載しています。

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