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2020.08.15 UP

高2で1年交換留学、 Nさんの場合[実例・我が家の留学体験記]

高校留学とは、他では得られない素晴らしい経験ではあるものの本人の強い意志や柔軟さがあってこそ乗り越えられるもの。

今回は、交換留学ゆえの留学先での葛藤を経て、大きく成長されたお話をご紹介します。

Vol.5 高2で約1年交換留学【Nさんの場合】

Vol.5 高2で約1年交換留学【Nさんの場合】

在学中の大学付属高校を1年休学して留学。その後早稲田大学へ進学。
【留学した時の学年】
高校2年8月〜1年間
【留学した国】
アメリカ
【留学した学校】
Creston School
【方法】
EFの高校交換留学制度を通じて
【ステイ先】
ホームステイ
【費用】
1年間で約300万円(学費+エージェント料+生活費)

最初は躊躇した小規模校での留学体験がステップアップの糧に

行くまで

娘が中学の頃、夫の単身赴任先である香港に行く機会が多かったことで、海外への興味が湧いてきたことが留学のきっかけでした。高1の頃、1年留学の海外プログラムを自分で探してきて、説明会などに足を運びましたが、怪我で手術するなどタイミングが合わなかったこともありこの時は断念。その後は部活に専念していましたが、高2の4月に再度、全部自分で調べてきた情報をもとに留学したいと打ち明けられました。高2の4月からその年の交換留学に動き出すこと自体、遅いほう。なので、エージェントの説明会も個別でお願いしたり、高校留学としてはかなりギリギリのタイミングでしたが、幸いにもワシントン州の公立高校へホームステイで1年留学できることになりました。交換留学という形なので、基本的にはアレンジしていただいた学校とホストファミリーの選択肢はありませんでした。

 

ただ、うちの場合はレアなケースだったようで、留学先の高校が確定する前に、エージェントから相談の連絡が。”ワシントン州の田舎の学校なので幼稚園から高校まで合わせて全生徒が100人。1学年には10名ほどしかいない小さな学校ですが、どうしますか?“と。イレギュラーなケースに対し、どんな環境が待ち受けているか不安もありましたが、ギリギリの留学エントリーだったので、変更のリクエストをすると、ますますタイミングを失ってしまう危機感もあり、指定された小さな学校へ留学することを決意しました。

行ってから

留学先の小さな学校にはアジア人が1人もおらず、ステイ先でも半年経ってから“どこの国の人だっけ?”と言われるくらい(笑)。週末といえばホストのおじいちゃまの牧場に手伝いに行くなど、娘としてみれば予想外の環境だったようです。留学当初の心配ごとは、ステイ先の食生活。朝はリンゴとブロッコリー、夜はピザやパスタ、日によってはアイスクリームで終了という食生活が心配で夜も眠れないほどになってしまい……今思えばナーバスだったのかもしれないですが、意を決してこちらからホストにメールをしたところ、3食バランスよくしっかり食べる日本の食文化に逆に驚かれました(笑)。ただ、このメールでの一件を経て、お互いの意思を尊重し、歩み寄れる点は歩み寄りますという連絡をホストからいただき、娘も家事を手伝うなど、状況が改善。

 

ホストと直接メールのやりとりができた点には救われました。学校では、部活に参加したり、少人数だからこそ、ローカルさながらに学校に溶け込めたことは結果的に良かったと思います。留学と聞くと、国際交流を兼ねた素敵な経験をイメージしがちですが、豊かな経験ができると同時に本人のふんばりも本当に大切。もしこの先留学を考えている親御さんに私からお伝えすることがあるとすれば、親が勧めて留学させるのではなく、どんなことがあっても頑張れる本人の強い意志のもと留学させてあげて欲しいな……ということです。高校生で親もとから離れ、海外で生活することは、想像以上に本人が大変なことも親として実感しました。

 

ですが、その経験を経て帰国した娘は人が変わったんじゃないかと思うほどスケールが大きい子に。大学も、内部進学でも十分なのに、あえて「外部受験したい」と選択した娘に、留学の経験から得た強い意志とエネルギッシュさを感じました。その後、AO受験で第1希望の大学に見事合格。様々な状況を乗り越えてきた娘に頼もしささえ感じています。

 

※取材内容は、留学当時の情報になります。

撮影/相澤琢磨  取材・文/鍋島まどか 編集/羽城麻子

 

 

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