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2021.12.29 UP

CELINEはフレグランスも魅力【VERY NaVY編集者の偏愛名品④】

Vol.4_帰宅後の残り香にもハマれる“冬にこそ”の香りが集結

冬前、ニットを着るタイミングでフレグランスを変えました。ちょっと”ムッ”とする(モワッとする?)ような、重たさ、温度を感じるものに……。メンズのフレグランスをつけるのも元々好きなのですが、ユニセックスカテゴリーでいちばん色っぽさを感じるのがこのCELINE。昔は“男性のフレグランスをあえてつけているのがカッコいい”と思っていた時期もありましたがこれはちょっと違う。スーツを着ている男性がつけていても素敵だし、イエローゴールドのジュエリーをこなすような女性がつけても似合うーー。さすがはエディ スリマンと思う、まろやかで色っぽいユニセックス感を魅力的に感じています。

お気に入りは、この3本。風で飛んでいくようなすぐに広がるような軽さではなく、ツンッとするようなアルコールの雰囲気もない、“ムッ”とニットのなかでこもる感じが心地いい、濃厚なオードパルファム。家に帰って服を脱ぐときはパウダリーな残り香へと変わっているのですが、その香りがなんともいい。ラストノートなどパウダリーになったときに老けた感じにならずにうっとりできることが、大人になってから大切なのかな〜なんて思うようになりました。

■ラ・ポ・ヌ
〜70年代のアイコン、映画的なエレガンスを備えたパリのヒロインたちの記憶〜
アイリスやローズ、ベルガモットが香る大人のフローラル。若々しさ初々しさとはひと味違う、重厚感あるフェミニンさの虜で、いちばんよく使っています。

■ブラック・タイ
〜ファッションに関する彼のこだわりをそのまま表現したクチュリエの香水〜
ホワイトアイリスバター、シダー、バニラ、ムスク。ディナージャケットをイメージしたシダーとツリーモスにアイリスがパウダリーなニュアンスを加えている香り。デニムにゴールドジュエリーなど少し潔くカッコよくいたい日は手にとります。

■ダン・パリ
〜明るい太陽の下でのセーヌ川の舟遊びの記憶〜
ベルガモットとコリアンダーシードの穏やかな活気のあるトップノートに、バニラとパウダリーなローレルブロッサムの魅惑的な香りが調和。爽やかさがありつつ穏やかな、ポジティブで深みのあるシトラス系。

 

私が持っているのは10ml×9本のミニチュアセット。9本あるので、入手した際、夫とお互いに気になる香りをシェアしました。ちなみに夫はパラードという香り(人気!)を愛用しているようで、いま見たところ、かなりかなーり減っています。私のぶんは戸棚にしまってコソコソ使用、笑。その日に着る服や気分に合わせて変えられるから朝が楽しくなって、ラスト自宅に帰ってもう一回、服を着替えるときフッと香る。ファッションや体温と一緒に楽しむ冬のフレグランスに、いま改めてハマっています。

撮影/西原秀岳<TENT>

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