【おうちで薬膳】山芋と納豆のお焼き(夏の疲労回復レシピ2)

2019.09.11

妊活、妊娠、産後、普段の疲れなど……、30代の女性の体は悩みがいっぱい。それをフォローする「薬膳」レシピを毎週1つずつお届けしています。
教えてくれるのは、齋藤菜々子先生。SHIORIさんのもとで修業を積む傍らで、国際中医薬膳師の資格を取得したそう。
9月は、夏休みも終わって疲れている主婦の方々に、夏の疲労回復レシピをご紹介。第2週目は「山芋と納豆のお焼き」です。

◉第1週目「ざくざく衣の鶏から揚げ トマトの甘酢ソース」はコチラ!

「薬膳」は実は簡単!

「薬膳」と聞くと、すり鉢で生薬をすったものがスパイスとなるようなちょっと薬っぽい料理だと思っている方も多いはず。「薬膳」とは中医学に基づいて、その時の季節や食べる人に合わせて献立された料理のこと。普段手にするような食材がさまざまに効能を持っていて、「食材選び」がその時ケアしたい目的に合っているかどうか、というのがポイントです。

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9月のテーマは「夏の疲労回復」。ポイントは3つ!

・気を補う …夏の疲労の原因は、たくさんの「気」(エネルギーのようなもの)が失われることです。気は普段体の中に充満し、さまざまな機能の原動力となっています。しかし夏は他の季節と大きく違い「発汗」の多い時期。多くの汗が失われることにより、同時に汗に乗っていた「気」も体の外へ出て行ってしまうのです。運動のあとだけでなく、サウナや半身浴など座っているだけなのになんだかぐったりと感じるのも、中医学だとこれが理由。本来はだたの「液体」である汗が体のいたるところで働いているのも、「気」が動かしているものと考えられています。

・体液を補う …たくさんの汗をかくと体の内部は乾燥気味に。秋に向けて中から潤いを補給します。

・熱をのぞく …水分の少ない体はそれだけでほてりがちに。夏は熱がこもりやすいので、熱を冷ますような食べ物も取り入れます。普段より冷え性の人はここは気にしなくてOK。

 

ということで、今週は気を補いながら消化器官をケアしてくれる山芋と納豆、熱をとり消化を助ける大根を使って、子どものおやつにもパパのおつまみにも喜ばれるお焼きのつくり方をご紹介します。

山芋と納豆のおやき

◉材料(作りやすい分量 約9枚分)
山芋…200g
納豆…2パック
卵…1個

〈A〉薄力粉…大さじ3 片栗粉…大さじ1 水…50ml

サラダ油…大さじ1
大根…3センチ
大葉…1枚
七味、しょうゆ…お好みで

◉つくり方

  1. 大根と山芋はすりおろす。
  2. ボウルにAを合わせる。粉のダマがなくなったら山芋と卵、納豆と付属のタレを加え、全体を混ぜる。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、2を、お玉に2/3ほどの量を1枚分として落とし、丸く形を整え、中火で両面焼き色がつくまで焼く(全部で9枚焼けます)。皿にのせ、大葉と大根おろしを添える。好みで大根おろしに七味としょうゆをかけて食べる。

つくり方のポイント

✔️「ソース+マヨネーズ」でお好み焼き風、「しょうゆ+酢+ごま油」でチヂミ風など、付けダレでアレンジ自在。

✔️おかずとしてだけでなく、軽食やおやつ、お父さんのおつまみにも。

✔️冷凍保存可能。焼いたら一つずつラップに包み、チャック付の保存袋などに入れる。レンジ解凍、またはアルミホイルに包んでトースターにかけて。

今週のキー食材をおさらい

◆山芋…気を補う、体を潤わす、消化器官をケアする。実は「山薬(さんやく)」と呼ばれる生薬。長芋、大和芋、自然薯など種類は様々なのでお好みでOK!

◆納豆…気を補う、消化器官をケアする。

◆大根…熱をとる、消化を助ける。実は大根の種は「らいふくし」という消化を助ける生薬。大根は上の青い方が辛みが少ないので、おろしにはおすすめ。

Nanako Saito

料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
教室情報はInstagramにて。Instagram@nanako.yakuzen

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