抱っこ紐で移動することの多いママにとって、必需品となるのは「抱っこ紐ケープ」。夏は日除けや虫除け、冬は寒さから赤ちゃんを守る防寒ケープとなり、持っていると何かと便利です。季節ごとのおすすめケープもご紹介します。
抱っこ紐ケープは本当に必要？
こんな時、抱っこ紐ケープがあると便利！
夏の日差しが強い日や暑い日、冬の寒い時季だけでなく、春や秋でも寒暖差があったり雨が降ったりと、肌が弱く体温調節が上手ではない赤ちゃんを守るために季節に合った「ケープ」があると便利です。また、外で授乳をしなければいけないときに授乳ケープの代わりに使えることも。抱っこ紐を卒業してからはベビーカー用のケープとして長く使えるものも販売されています。持っていると何かと重宝する子育てアイテムの一つです。
抱っこ紐ケープのデメリットはある？
つけ外しが面倒な場合があるほか、ダウンなど厚手の素材のものは外出先で外した時に荷物になってしまうことも。またバリエーションを揃えられるものではないため、デザインによっては服装に合わない日があるかもしれません。
抱っこ紐ケープの選び方
デザインも重視する！
高機能なものが増えてきている今、デザイン重視で抱っこ紐ケープを選ぶというのも手。デニムなどのカジュアルなスタイルに合うものから、上の子の習い事の付き添いでも浮かない上品な色と質感のものまで、デザインは多彩です。
素材で選ぶ
使いたい季節に合わせて素材選びを。夏に使うものでおすすめな「UVカット加工」があるものは基本的に春夏を想定しているので、コットンなどの風通しのいい素材が使われています。薄手でも透けない素材のものを選べば、授乳ケープとして転用できるメリットも。また、年中使えるもので何かと便利なのは「撥水素材」。雨や雪の日のお出かけは、傘だけでは濡れてしまう場合があり、撥水素材のケープが一つあると安心です。冬は、ダウンやキルティング、ボアなどあったか素材をチョイスして。
ベビーカー用にも併用できるか
抱っこ紐用のケープとしてだけでなく、ベビーカーにも付けられブランケットの代わりに使えると、活躍する期間が長くなります。
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夏の使用におすすめな抱っこ紐ケープ編
虫除けにも！
MARLMARLの4wayベビーカバー
2層になっており、表地はUV加工を施したコットン、ライナーは虫除け効果のあるメッシュ加工。取り外して別々にも使えます。抱っこ紐だけでなくベビーカーカバー、お昼寝用のブランケット、ママの首元に留めて授乳ケープなど4wayでマルチに使えるのもポイント。洋服にも馴染みやすいグレーです。
夏用ベビーカバー¥12,100（MARLMARL）
麻とレーヨンでさらっとさわやか
10moisのUV加工ケープ
UVカット率89％で、日焼け止めがまだ塗れない赤ちゃんの紫外線対策としてもおすすめ。麻とレーヨンのさわやかな肌触りで、紫外線以外にも抱っこで暑くなる春夏から秋口まで、さわやかに使えます。ワイヤー入りで日除けになり赤ちゃんのお顔を守ります。1月下旬入荷予定。
リネンUVカットマルチケープ¥5,940（10mois）
冬の使用におすすめの暖かケープ
ポケッタブルもうれしい
THE NORTH FACEのシェルブランケット
表地は強度のある撥水加工生地なので、雨や雪の日のお出かけも心強い！ 洗える中綿を使用していて、汚れたら家庭でさっと洗濯できるのもポイント。フードは取り外し可能。持ち歩きに便利なポケッタブル仕様です。
シェルブランケット ¥13,200（THE NORTH FACE）
ネイビー派に！
バーニーズ ニューヨークのキルティングブランケット
かっちり園やお稽古のスタイリングにも浮かないネイビー。内側はボアであったか！ ベビーカーにも取り付けでき、収納袋付きでコンパクトに持ち運べます。
キルティングケープブランケット¥11,000（バーニーズ ニューヨーク）
付属の袋でコンパクトにまとまる！
エアバギーのマルチライトケープ
表は撥水加工、内側は柔らかく暖かいファー付きのケープは、ベビーカーにも取り付け可能。フードは取り外しができます。付属の袋にコンパクトに収納できます。
エアバギー マルチライトケープ サーモライト エコメイド ¥13,200（エアバギー）
軽くて暖かい！
ユニクロの2wayブランケット
裏側は柔らかいマイクロフリース。ベビーカーにも付けられる2way仕様で、スナップボタン付き。成長に合わせてサイズ調整でき、フード取り外しも可能です。
ライトウォームパデッド2WAYブランケット¥2,990（ユニクロ）
高品質フェザーを使用した
KWDのベビーダウンケープ
内側にはオーガニックコットンパイル、中にはリサイクルダウンを洗浄し新毛より3倍清潔といわれるグリーンダウンを採用。マットな質感でカジュアルになりすぎない印象です。
ベビーダウンケープ¥23,100（KWD）
靴を履いたままでも汚れにくい
BOBOの2wayベビーウォーマー
保温力のある高機能中綿を使用。赤ちゃんをすっぽり包む袋状で風が強い日も暖か。内側は靴を履かせたままでも汚れがつきにくいタフタ生地になっています。大人が手を入れるポケット付きもうれしいポイント。
BOBO 2wayベビーウォーマー¥9,350（10mois）
ベビービョルン派にぴったり
ベビーキャリアカバー
柔らかなマイクロフリースに、防風・撥水加工を施したキャリアカバー。すべてのベビービョルンキャリアで使用できます。ビョルンならではの前向き抱っこでも使用可能。
ベビーキャリアカバー¥6,380（ベビービョルン）
一年中マルチに使える抱っこ紐ケープ
ひざ掛けとしても使える
西川ダウンの撥水ユーティリティーダウンブランケット
ベビーケープとしてだけでなく、ストールやブランケット、スカート、ひざ掛けなどマルチに活躍。表面には撥水加工が施されています。持ち運びやすいパッカブル仕様。
「西川ダウン(Ｒ)」撥水ユーティリティーダウンブランケット¥9,900（NANO universe）
インナーのみでも使える
BABY&Meの防寒ケープ
対面だけでなく、おんぶや前向き抱っこでも使用OK。フリースのインナーだけでも使えるので、秋から春までの肌寒いときに便利です。フードとファーも取り外し可能。
High Performance Winter Cover¥13,200（BABY&Me）
雨でもOK！
BabyHopperのオールウェザーダウン
インナーダウンと撥水カバーの２重構造で、
BabyHopperオールウェザーダウン3WAY防寒ケープ¥13,970（ダッドウェイ）
抱っこ紐ケープの代用案は？
“抱っこ紐OKアウター”で、
ママもベビーもあったか
撮影／須藤敬一
動きやすく軽いショート丈のリバーコートは、たっぷりシルエットのものを選べば抱っこ紐の上から赤ちゃんもすっぽり。
＊抱っこ紐で羽織れる本命コートは『ショート丈のリバーコート』おすすめ4選 より
ゆとりのあるドロップショルダーのモッズコートは、ベビーもふんわりカバーできる優れもの。秋口から活躍します。
＊抱っこひもの上から着られるアウター4選より
トレンチはゆったりめのサイズを選べば抱っこ紐でも窮屈にならず、ベビーもカバーしてあげられます。
＊抱っこ紐の上から着られるアウター4選より
夏の日除けにはおくるみや授乳ケープで代用も
敏感な赤ちゃんの肌は、直射日光から守ってあげたいもの。寝かしつけに活用した薄手のおくるみや授乳用のケープも、クリップなどで留めることで夏の日除けや虫除けになることも。
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専用ケープがあると、やっぱり安心！
抱っこ紐ケープは、専用のものでなくても代用は可能ですが、クリップなどを用意して留める手間が多いことや、ずれ落ちやすいケースや長さが足りないなど何かと不便に感じることも。やはり専用のものが便利です。ベビーカーにかけられるものがほとんどなので、ベビーカーを卒業する3、4歳まで長く使えるはず。バリエーションも増えてきているので、ぜひお気に入りを選んで。
取材・文／有馬美穂
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