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小中高大どこで勝負する?ニッポンの受験事情と有力塾がたった5分で早わかり

小学受験事情

小学校の入試項目は、いわゆる学力的な分野と行動的な分野とに分けられます。学力的な分野においても、ペーパーテスト重視の学校と、具体物を示しながら口頭で応答を見る学校とに分かれます。行動的な分野には、体操、絵画・工作、行動観察などの形式があります。もちろん親子での面接も実施する学校が多数です。

私立の中でも、慶應や青山学院などのいわゆる私立ブランド校は当然熾烈な競争になりますが、世間的にはそれほどの知名度ではない一般的な私立小学校であれば難易度が下がります。中学受験対策をウリにしている私立小学校もあります。

国立の小学校には抽選があります。また、入試がシンプルなので、国立だけを狙うなら、通塾の負荷はさほど大きくないといわれています。私立受験を基本にしながら、国立に関しては模試や直前講座で対策をする家庭も多いようです。

女子校はそれはそれで一つのジャンルになっています。女子校はペーパーテスト重視の学校が多いといわれています。

首都圏では年長の11月に入試があるので、その2年前の年少の11月から何らかの塾に通って対策を始めるのが一般的です。関西の場合、入試期間が8月から年明けまで長丁場にわたります。

首都圏大手では、「ジャック幼児教育研究所」と「伸芽会」が双璧。そのほか大手では、「こぐま会」が国立対策あるいはペーパーテスト重視の女子校対策に定評があります。こぐま会の教材は書店でもよく見かけます。「理英会」は神奈川県で人気ですし、関西にも展開しています。関西では「奨学社」も有名です。

本気度が高くなると、大手ではカバーしきれない個別の学校対策のために個人塾を併用することが増えます。あるいは、あえて大手には通わずに、信頼できる個人塾の先生にまるごと面倒を見てもらうスタイルもあります。また、特定の学校の対策に特化した個人塾もあります。

 

NEXT>>>高まる「中学受験」熱。対策には“3年”必要!?

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