ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」98
SNSの総フォロワー数が100万を超えるなかよし夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufu。YouTubeのチャンネル登録数も10万人を突破し、臨場感たっぷりの動画で、楽しく、わかりやすく、たくさんのレシピを発信中。
そんなふたりがVERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載です。
今回は、ぐっち夫婦のシグニチャーメニューでもあるチキンソテー。洋風のメインディッシュに合う副菜のレシピです。チキンを焼きながら、同時に仕上がる簡単副菜は、アレンジも無限大!記事の後半にはチキンソテーを美味しく焼く3つのポイントも紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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<今月のお悩み>
ぐっち夫婦のチキンソテーが大好きで、皮をパリッと焼いたら子どもが喜んで食べてくれます。でも、チキンの横に添える野菜の副菜に悩んでしまうんです。ハンバーグなどのサイドディッシュにも使える洋風の副菜を教えて下さい。いつも市販のミックスリーフ頼りなんです。
(35歳・6歳男の子ママ)
<今回の解決レシピ>
洋風のソテーを彩る
3種の副菜を紹介!
粉チーズで和えるだけで
ワンプレートが充実する
【副菜①】
いんげんとにんじんのソテー 粉チーズ和え
【材料(作りやすい分量)】
いんげん 適量
にんじん 適量
粉チーズ 適量
塩・こしょう 各適量
【作り方】
鶏肉の皮目が焼けたら裏返して、ペーパーで余分な油を除き、横で細切りにしたニンジンといんげんを一緒に焼き上げます。
塩・こしょうでさっと調味し、粉チーズでさっと和えて仕上げます。
【副菜②】
ブロッコリー 粉チーズ和え
【作り方】
いんげんとにんじんのソテーと同様に、鶏肉と一緒に焼き、塩・こしょうで調味し、粉チーズを加えてさっと和えます。
【副菜③】
粉吹き芋 粉チーズ和え
【作り方】
じゃがいもを茹で、やわらかくなったら水を捨てて鍋を振りながら粉吹き芋にし、塩・こしょうで調味。粗熱が取れたら粉チーズでさっと和えます。
【POINT】
粉チーズが便利なんです! 肉と一緒にソテーした野菜や、別茹でした野菜と合わせるだけでちょっと特別に。今回の野菜以外に、コーンや、かぼちゃなどでも! お好みの野菜で作ってみてくださいね。
【ぐっち夫婦直伝! パリパリジューシーなチキンソテー成功の3つのポイント!】
①下処理は丁寧に
ペーパーでしっかり水気を取って臭みを除き、余分な脂や皮や筋を丁寧に切り落とします。
②厚みを意識して下味を
塩を打つ際、厚みのあるところは気持ち多めに振ります。
③焼き方にひと工夫
皮目から焼き、ターナーで押し付けて焼いたり、写真のようにアルミホイルを敷き、水を入れた小鍋などを上に置いて押し付ける方法もおすすめです。
<解決するのは…>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方! なかよし夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ごはんがすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
秋の食材が豊かになってきましたね。ぐっち夫婦のインスタグラムには、さつまいもにかぼちゃ、梨のレシピが登場し、秋の味覚が満載です。みなさん焼き芋はどうやって作る派ですか?買う派?? SHINOさんが、超簡単な炊飯器まかせの焼き芋と、その保存方法、アレンジレシピまで一つの投稿で公開中! ぜひ一緒に秋の味覚を満喫しましょう!
<今回のゆるっとアンサー>
チキンが焼けるころには
副菜も完成が理想!
簡単で栄養も彩りも
ばっちりの副菜レシピ
夫:チキンソテーは焼くだけでおいしいけど、野菜も添えたくなるよね。
妻:栄養バランスと彩りのためにもね!
夫:今回はさっとできる粉チーズ和えを。コクもプラスできるから便利だよね。
妻:炒めたり茹でたりした野菜と和えるだけだから作るのも簡単!
夫:今回はにんじん、いんげん、ブロッコリー、じゃがいもだけど、そのほかにもいろいろな野菜と相性がいいよね。
妻:野菜も炒めたり茹でたりのほかに、大きさや切り方を変えたらいろいろなバリエーションが楽しめるね!
夫:お弁当にもよさそう。付け合わせに何か一品というときに作ってみてほしいね。
<ライターワタナベが作ってみた!>
私もこれまで幾度となくお2人のレシピ本やSNSで配信される投稿やお料理ライブに助けられてきたひとりです。なかでも、ぐっち夫婦のチキンソテーは我が家の鉄板中の鉄板。それまでは、しっかり焼いたつもりだったのに、切ってみたら生焼けだったり、皮をパリパリに焼いたつもりだったのに、最後にふたを閉めて中まで火を入れようとしたら皮がふにゃふにゃになってしまったり。実は難しい…と苦手意識があったのですが、ぐっち夫婦のチキンソテーはレストラン並みの完成度が手に入るのです。粉チーズに目がない子どもたちも、副菜までしっかり食べてくれました。ますます頻度が上がりそうです!
この企画を担当しているライター・ワタナベは9歳女の子・7歳と3歳の男の子ママ。
先日子どもたちと、長良川の支流で川遊び納めをしました。魚を獲ったり、泳いだり。前日からとても楽しみにしていた1年生の息子は、「魚を突く!」と言って、前夜に細長い枝を外からも拾ってきて、先端をナイフで尖らせ、紙を魚サイズにカットして、絨毯の上で魚を突く練習をしていました(笑)なかなか大きな魚を突くことはできませんでしたが、ふせ網と呼ばれる小さな網で、ドジョウやカワヨシノボリをたくさん捕って、自分で天ぷらにして、みんなにふるまってくれました。彼は揚げ物をしながら急に目を輝かせ、「ママ! 自然の植物とか魚とか動物を捕って、自分で料理するYouTuberになりたい!」と。自分の好きなことが詰まった夢。ちょっと応援したくなって、“動画の編集方法とか教えてみようかな。”と思ってしまった母です。
撮影/須藤敬一(ぐっち夫婦) 取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明