“あるある！分かる！”と、等身大の働くお母さんのエピソードが話題の子育てエッセイ。今回は、前田敦子さんの突然にやってきたという“お友達のお泊まり” 初体験エピソードを紹介します！

撮影／花盛友里

先日、初めて息子のお友達が我が家にお泊まりに来ました。その子は幼稚園でとても仲良しの男の子。よく一緒に遊んでいる大の仲良しです。

ある日、我が家に遊びに来てもらうことに。一緒に遊んでいるうちに「明日一緒に保育園に行こう！一緒に寝よう！」と子どもたちの中で話がまとまっていて……。お友達のママが翌朝お仕事で早いということで、相談の末、我が家に泊まりに来てもらうことに。

突然の出来事だったので、私の方がちょっとドキドキ。でも子どもたちが喜ぶならば！と、一念発起。夕飯をみんなで食べて、お友達のママを見送ったら、そのあとは、男子2人をお風呂に入れて、さぁベッドに行くよ！と言っても素直に寝るはずもなく……（苦笑）。お遊びタイムに。おもてなし好きな息子は、特別な時に遊ぼうと大事に取っておいた新品のレゴを、お友達に全部やっていいよと。普段はお兄ちゃんがササッと作ってしまうらしく、お友達が慣れないレゴで苦戦していたら「ママ、〇〇くんを手伝ってあげてくれない」と息子。そのさりげない気遣いにちょっとびっくり。

思えば、幼稚園でも「みんな帰るぞ〜」と率先して声をかけていたり、外では意外と兄貴キャラな様子の彼。以前に園の先生からも、積極的に自分をオチにして笑いをとったりして、お友達の輪の中心的存在だと聞いたことも。家ではまだまだ甘えんぼうなことも多いので、そのギャップに驚いたけれど、初めてのお泊まり会で、私と一緒の時とは違う息子の一面を垣間見られました。

そういえばこの前も、息子が突然「〇〇くんと△△くんと沖縄に行く約束をしたから、ママも連れて行ってあげる」と言われてびっくり。どんな会話してるの!?と思いながら、少しずつ親が知らない子どもの世界が広がってきているんだなとしみじみ。

次の日は、仲良く3人で登園して、子どもたちは大満足。2人のニコニコな笑顔を見て、頑張ってよかったなと改めて。こうして初めてのお泊まり会は無事終了したのでした。

あっちゃん’s photo

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