毎朝5時半起きでお弁当作りがルーティン
インスタグラムで発信される、日々のお弁当の記録も人気。揚げ物から煮物、野菜まで、曲げわっぱのお弁当箱にバランスよく配置されたお弁当は、「おかずの彩りを考えたり、バランスよくお弁当箱に詰めるのが苦手だから、外村さんのお弁当写真を参考にしてるんです」との声も!
撮影/久保嘉範
毎朝5時半起床で、部屋着に着替え、洗濯機を回して洗顔まで完了したら、お弁当作り。ママ9年生ともなると、朝の時間の使い方が上手に。時間が空いた時は、前日の夜に下ごしらえすることもあるそう。
撮影/外村さん
揚げ物は必ず入れるのがマイルールだそう。自分自身も唐揚げが大好きで、「お弁当に揚げ物が入っている方が絶対テンションが上がる!」とのこと。揚げ物をするのは大変に感じないんだとか。バランを使わず、ご飯の上にバランスよくおかずを詰めるセンスはぜひ真似したいですね。
人気ブランドyoriデザイナーとしての今までとこれから
それまで専業主婦だった2015年、パートナーの髙橋さんとの出会いという大きな転機が訪れ、yoriのデザイナーとして活動開始。いまやVERY本誌でもyoriのお洋服を見ない月はない!というほどVERY読者にも圧倒的支持を得ている人気ブランドに。
出会いはインスタグラム。今では公私ともにパートナーの絶対的存在
yoriのお洋服は外村さんと、パートナーの髙橋さんがデザイン。好きなテイストやセンスが似ている2人が生み出すお洋服はVERY読者も虜に。
「長男を出産してからは専業主婦でしたが、縁がありyoriのデザイナーとして働くことに。きっかけは、先にyoriでデザイナーとして働いていた髙橋誉子ちゃん。今では公私ともにパートナーの彼女ですが、実は出会いはインスタグラム(笑)。好きなテイストが似ていることもありすぐに意気投合。その出会いがきっかけで、今の会社に声をかけてもらい、yoriのデザイナーとして働くように。そんな出会いから6年経ち、今ではすっかり家族のような存在に。人生において大切なのは一にも二にも、やっぱり人との縁だなと痛感。何歳になっても新しい出会いやワクワクがあるってことは幸せなこと。仕事では真剣に意見を出し合って、プライベートではふざけ合える、そんな誉子ちゃんとの出会いに感謝しています」
出張の際は同室に宿泊するほどの仲良し。現在、髙橋さんが第三子妊娠ということで、出張はお休み中。いつも隣にいるはずの髙橋さんがいないことで、宿泊先のホテルではなかなか寝つけないという外村さん。そんなエピソードからも、本当に心からリラックスできる存在なんだということがわかります。
ライフステージに合わせて、新ラインshiroconを展開
yoriを始めた頃は乳幼児ママだったデザイナーの2人。立ち上げ当初は乳幼児ママ目線のデザインをメインで進めてきたけれど、子供達が大きくなり、着たいと思うデザインが変わってきたのが新ラインをおこすきっかけだったそう。お客様も自分たちと一緒に年を重ね、シチュエーションによってyoriのお洋服ではちょっと物足りなさを感じてるのではないか…ということに気づいたのを機に決意。2人の長所を融合させたラインを作りたいと、立ち上げたのがshirocon。
「自分たちと同じで、今ではお客様も自身のライフスタイルによってyoriとshiroconを上手く使い分けているのが伝わってきて、すごくうれしいんです。流行り廃りのデザインではなく、3年5年経っても大切に着ていただける、そんな想いを込めながら作ってます」と外村さんと髙橋さん。
これからのyoriの展開も、外村さんの進化も、楽しみで目が離せません!
取材・文/田中幸恵