妊娠中の体を守るために、妊婦さんにとってマタニティウェアは重要なアイテム。だけど、妊娠してから日々ふっくらしていく自分の体型に、「マタニティウェア選びのタイミング、逃しちゃった…」「仕方なく同じアイテムを繰り返し着ている」なんてプレママさんも多いのでは？
でも、せっかく買うなら、長く着られてシーンを選ばず着回せる、そして何より“お気に入り“のアイテムが欲しい！そんなプレママのマタニティ服選びのお悩みは“ワンピース“で解決できます。

「マタニティといえばワンピース？」

マタニティウェアの代表格ともいえるワンピース。妊娠中の体にも負担が少なく、着心地が楽チン。素材やシルエットを選べば、カジュアルにもフォーマルにもアレンジ可能なんです。何より、重ね着や追加アイテムなしでも、1枚でサラッと決まるのがうれしいですね。さらに、インナーや小物のチョイスを工夫すれば、シーンを選ばずオフィスでも日常使いでもアレンジ自在。妊娠中から産後まで、長きに渡ってアレンジ自在の賢いアイテム、それがワンピースなんです。

賢いマタニティワンピース選びのポイント

マタニティワンピース選びは“重ね着できるかどうか“で選ぶ
お腹が出てくるタイミングや出産月は人それぞれ。でも“重ね着できるか“を基準に選ベば、ALLシーズン、そして産後まで長く着られます。ちなみに定期検診での体重測定は洋服の重さが気になるママも多いはず。そんな時、重ね着可能なワンピースを着ていれば、さっと上着を脱いで、そのまま測れるので安心。実際に通院時のプレママは真冬でも薄めワンピースを着こなしている人も多いですよ。もちろん体を冷やさないように重ね着は必須です。

サイズ選びではお腹まわりの伸縮性と胸まわりのゆとりを確認
妊娠中はやはり、ふっくら出てくるお腹まわりの生地の伸縮性が大切。臨月のお腹の大きさは個人差が大きく、お腹の膨らみが目立たないまま出産を迎える方もいれば、腹囲100㎝を超える方も。購入前に、妊娠週数に対してのお腹のふくらみ具合とサイズ表をあわせて確認しておくと安心です。それからもうひとつ、見落としがちなのは胸周りのゆとり。産後のママは特に胸にボリュームが出るので、胸元がぴったりデザインだと目立ってしまいます。お腹まわりだけでなく、胸まわりもゆったり目のデザインの方が産後授乳中まで安心。ちなみにマタニティワンピースは基本的に妊娠前のサイズと同じサイズを購入しても大丈夫！

膝丈など短いものは“重ね着前提“と心得て
巷でよく売られているマタニティワンピースの中には膝丈アイテムも多数あります。短い丈も長い丈もどちらも着まわせますが、膝丈アイテムはレギンスなど、重ね着前提と考えましょう。特に妊娠後期になりお腹が出てくると、ワンピースが上に持ち上がってきてしまうので、妊娠初期には気にならなかったスカート丈が妊娠後期のある日にはわかめちゃん状態なんてことも。妊娠後期になってきたらレギンスやパンツとも合わせられるようなデザインがお勧め。妊娠中は足元を冷やさないためにも重ね着できたほうが安心です。

気になるサイズガイドはこちら！
普段の服と違うサイズ感なのが心配なマタニティウェア。サイズ感はこちらからチェックしてみてください。ちなみに、マタニティウェアは腹囲を基に作られているんだとか。普段のサイズを選べば問題ないでしょう。

オシャレなマタニティワンピコーデ5選

オフィスでも使えるマタニティワンピース 

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高めのウエストリボンで、あえて大きくなってきたおなかを強調。

リラックスできるマタニティワンピース 

撮影／須藤敬一　コーディネート詳細はコチラ
お腹や腰回りをカバーしてくれるAラインワンピに、ブラウンレギンスで優しく引き締めて。

撮影／須藤敬一　コーディネート詳細はコチラ
首回りにボリュームをプラスして、お腹のぽっこり感をマイルドに。

ひと味ちがうサロペット 

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ゆったりめのサロペットが、見た目も機能も優秀。

フォーマルに着られるマタニティワンピース

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大きめボタンで膨らむお腹をカモフラージュ。

マタニティワンピースで妊娠期を快適に

『今（妊娠中）しか着られない洋服にお金をかけるのってもったいないな』とか『そもそも本当に着たい洋服ではないから、お金をかける気にならない』とか。マタニティ期間中の洋服選びはプレママ共通のお悩み。
でも、お気に入りのマタニティワンピースを数枚持っておけば、産前も産後も快適に過ごせそう。選び方だけ気を付けて、とっておきの一枚を探してみてください！

取材・文／宮崎綾乃