家族全員がお家で寝食を共にする日々が続くと”生活臭”が蓄積され、何だか空気が淀んで感じられることも…。 そんなときはとっておきのアロマで家の空気をリフレッシュ！ 直接手にとって確かめられない今だからこそ、感度の高いライフスタイルを送るあの人のお家の香り事情を取材しました。気になる家の臭いだけでなく、誰もが知らず知らずに溜め込んでいる不安やストレスも和らげてくれるはず。
※掲載商品はすべて私物。価格は税抜き価格、編集部調べです。
●新井あこさん ajewディレクター／6歳女の子、4歳男の子のママ
空間を浄化して整える深いお香の世界に開眼！ 10分間のマッチ式も
③＜ARTS&SCIENCE×hibi＞10minuts aroma 001 Hinoki & Tea Tree
ディフューザーやスプレーなどさまざまな空間の香りアイテムを愛用していきましたが、今ハマっているのはお香！ 部屋の空気を一新させ、気分を律しつつ癒やしも与えてくれるような感覚はこのSTAY HOME中、特に助けられています。京都出身の私にとって子どもの頃から親しみのある鳩居堂のお香は、朝起きてすぐや帰宅後、部屋の空気を浄化させたいときに。10minuts aromaは、以前仕事に忙殺されていた私に「この10分だけは何にも考えずボーっとして！」と友人がギフトしてくれたアイテム。現在週1の出勤を除いて仕事はすべてテレワークで行っているので、6歳と4歳の子どもがうるさすぎてイライラしたときも、リセット習慣に活躍中です(笑)。
※新井さん私物のHinoki and Tea TreeはARTS&SCIENCEコラボの限定商品。
Tea Treeのみの香りは→＜Hibi＞10minuts aroma 005 Tea Tree
●半田佳栄さん biblioKディレクター／3歳の男の子のママ
フルーティ＜ビターな“大人のイチジク”はもう10回以上リピ！
＜LUMIRA＞SCENTED CANDLES TSUCAN FIG
自粛期間中は、午前／午後で主人と仕事↔️家事育児を交代するの我が家の時間割。必然的に仕事は効率UPが課題に、また有り余る3歳男児のエネルギーにストレスを感じることも多いので（笑）、息子が寝たあとこのキャンドルを焚いてゆっくりするのが今すごく大切な時間です。このキャンドルはフィグという名前ですが、よくあるフルーティで甘いだけのイチジクではなく、ハーブが効いてちょっとツンと尖ったテイストが私好み。グッと印象的な深い香りのあとに、ムスクの甘さやグリーンの爽やかさが残ります。自然由来のソイワックスを原料にしながら重厚で辛口なパッケージも魅力。数年前プレゼントでいただいて以来、自分のお店でも自宅でもリピートする大好きな香りです。
●RIEさん SEAディレクター／3歳女の子のママ
香りは生活に欠かせない要素。特にリラックスしたいときに焚くのがこれ
＜S ORGANICS＞オーガニックアロマオイル ベルガモット
これまでずっと仕事に追われ続けていたので、家族がこれだけ長く一緒に過ごし、料理も丁寧に作れる今の生活が逆に大切に愛おしく感じられます。香りは元々私の毎日に欠かせない要素で、自身のSHOP、S-STOREのエッセンシャルオイルも作っているほど。時間帯によって複数のアロマを使い分けたりもしますが、家事や育児の合間に深い安らぎを得たいときに焚くのがベルガモット。スーッと気分がほどけていくような爽やかな香りです。アロマを焚くディフューザーは無印良品のもの。ミニマルなデザインとしっかり部屋全体に香りが行き届く容量でリビングにぴったりなんです。
●カレン優子さん MARLMARL PR／7歳、3歳男の子のママ
無印のティーツリーやドリップ後の粉コーヒーで安心なアロマライフ
①＜無印良品＞エッセンシャルオイル ティーツリー
②ドリップ後の粉コーヒー
元々家で過ごすのが好きなタイプですが、家族が家にいて３食食べるとなると、常にキッチンでご飯を炊き洗い物をしているような家事の無限ループにうんざりすることが（笑）。淀んだ空気を一掃できる香りグッズとして、電気や火を使わず小さな子どもがいても安心安全でデザインも納得できるものを探して辿り着いたのは、定番の無印良品のディフューザーとエッセンシャルオイルでした。ティーツリーは、本当なら今の時期楽しめる新緑みたいな爽やかで深呼吸したくなる香り。気分転換になるのはもちろん、風邪の予防のにも有効と聞いて愛用中です。また我が家のアロマライフに欠かせないのがドリップ後、乾燥させた粉コーヒーのかす。お気に入りの器に盛って、生活臭が気になる部屋に置けば手間もなく嗅覚のリセットとインテリアを両立させるので、かなりオススメの習慣です！
●大谷繭子さん ASAUCE MELERディレクター／3歳、1歳女の子のママ
他の香りとも喧嘩せず、誰もが心地よくなる高原みたいなクリーンさ
＜Dr.VRANJES＞GREEN FLOWERS ディフューザー
STAY HOME期間に入って部屋を隅々まで掃除したり、洋服を断捨離したり、家の中のミニマル化が加速中。スッキリ整ったリビングをさらに居心地良い空間にするのが、夫婦のお気に入りでもあるフィレンツェ発、ドットール・ヴラニエスの”GREEN FLOWERS”です。天然香料にこだわったみずみずしいグリーン系のアロマは、リビングのドアを開けるとフレッシュな森の中にいるような深い安らぎが。玄関や他の部屋で別のアロマを焚くこともありますが、不思議と違う香りともケンカせず調和するところも魅力的です。
●渡辺由香さん ELENDEEKディレクター ／7歳女の子のママ
深い眠りのミストは、意外とアクティブなお篭り生活のOFFスイッチ
<THE PUBLIC ORGANICS>DEEP SLEEP PILLOW MIST
この自粛期間中は今まで作ったことのない料理のレシピに挑戦したり、オンライン飲み会やエクササイズを普段会えない関西の友達と開催したりと、これはこれでいつもと違うアクティブモードON（笑）。 質の高い睡眠で頭や心をしっかりスイッチOFFさせてくれるピローミストを愛用中です。100％植物由来の精油配合、睡眠の専門家も開発に携わり5種類の〝眠り〟に特化した香りは、従来のディフーザーよりもより深い眠りにつける気が！ マジョラムとウッド系がまざったディープスリープがお気に入りです。
●石川明日香さん TIAM MAGAZINEディレクター 13歳の男の子、10歳女の子のママ
嗅げばホッと多幸感に包まれる香りを毎晩ベッドサイドのルーティンに
＜JARIDIN AROMATIQUE＞BLEND ESSENTIAL OIL SELENE
JARIDIN AROMATIQUEは友人に調香師のsaeさんを紹介されたのがきっかけで愛用。仕事が忙しくなかなか寝付けなかった時期直々に選んでもらったのが”SELENE”で、今家事に仕事にと慌ただしいお篭り生活でも活躍してくれています。寝る前にベッドサイドのディフューザーで焚くのが習慣なので、寝室に入りこの香りに包まれる瞬間が毎晩至福！ ベルガモットの爽やかさにローズの女性らしさとネロリやローズウッドのウッディな感じも相まって、男女共に楽しめる香りだと思います。ここのエッセンシャルオイルはそのまま肌に付けてもOKなので、足の裏に塗るとよく吸収されるという裏技を教えてもらいそれも眠る前に実践中。
●西村典子さん ハウススタジオBaloonディレクター／8歳、2歳男の子のママ
来客にも大好評な唯一無二の香りで今はストレスマネージメント
＜APOTHEKE FRAGRANCE＞ROOM MIST SPRAY TIMELESS
三軒茶屋のお気に入りのセレクトショップ、”klala”で知った日本発の香りブランド。豊富なバリエーションの中でも、この”TIMELESS”は、アップルやピーチ、ライチのみずみずしいフルーティさに加え、コリアンダーなどちょっとスパイシーな香りがお香のような趣きの唯一無二な香り！ まだ来客があった頃もこれをスプレーしていると必ず、「良い香り！何使ってるの？」と聞かれていました。自粛期間の今、家に篭った匂いやストレスを感じたときはすかさずスプレー。お家ヨガをするときに香らせると最高の気分転換になっています。
●高橋佳穂吏さん フリーPR／1歳男の子のママ
愛用者多数の”聖なる香木”を燃やすと立ち上る、濃厚なバニラの香りに深呼吸！
＜Foretment＞Roosevelt Fragrant Stick
家族以外の人と会えないことはストレスですが、友人たちとテレビ電話をしたり、家の中やワンマイル圏内で楽しめる場所を発掘しながら、新しい暮らしを模索中です。このパロサントのスティックアロマは、南米で聖なる木と呼ばれる稀少な香木。香料を使用しない自然のままのアロマは、そのまま置いておくと爽やかなスーっとした香り、火をつけるとバニラを思わせる濃厚な甘い香りが立ち上り、気分を入れ替えたいときや、天気がよい日など陽の匂いとともに焚きたくなります。稀少な木のため伐採が認められておらず、自然に枯れたものだけを採取して生産されるなど、サステナブルな背景にも魅力を感じる商品！
★次回Vol.2ではお家の中でママPRやディレクターたちが楽しんでいる”香水未満”のフレグランスを取材。ボディ／空間両用のアロマスプレーや、手洗いをぜいたくな習慣に変えるハンドケアアイテム、衣服からふんわり香る柔軟剤などなどをご紹介します！
