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27歳で3人目出産直後にクモ膜下出血に。母は子どもたちとどう向き合う?

 

今では走れるまで回復
リハビリは月1で継続中

“子育てを含め、日々の生活を自分でできるようになる”という目標はまだ達成できていなかったものの、年末に退院。年末年始を家族と過ごしたかったんです。自由に動かなくなった手足、脳の後遺症でものを覚えられなかったり、言葉が上手く出てこなかったり、以前とは明らかに違うのに、子どもたちはそんなことは気にせず、スッと受け入れてくれました。それは「左手足が動かなくたって、大好きなママに変わらないよ」と言ってくれているようで嬉しかった。その後もリハビリを続け、今でも左手の自由は戻らないものの、通常の生活は工夫しながらできるようになり、足は走れるまでに回復。

 

娘たちのコトバ……
左手足が動かなくたって大好きなママに変わらないよ

 

まさか20代の自分がクモ膜下出血になるなんて思いもしませんでしたが、実際その経験をしてしまうと、明日があること、仕事・学校に行った家族が無事に帰ってくる保証なんてどこにもないことを深く理解します。だから、家族とたまにケンカをしたり、子どもに怒ってしまうことがあるけれど、その場で謝ったり和解することを心がけるようになりました。「いてくれるだけで嬉しい」そんなことを子どもたちにも伝えられるよう、かけがえのないこのファミリーを守っていきたいと思っています。

 


子どもたちをムギュッとハグしたくて、リハビリ目標を立てました。

 

 

青栁さんのHISTORY

1.すでに社会人の妹2人と弟1人がいるきょうだいの長女として生まれました。退院時は全員で迎えてくれました。2.父の測量会社で勤務。現在は後遺症もあり退職。3.父の会社の社員だった夫と入籍。実は再婚同士なんです。4.第三子を妊娠。妊婦生活も出産も今までで一番順調で、まさかこの後そんなことになるなんて思いもしませんでした。5.昨年(当時)9月、クモ膜下出血を発症。動かなくなった左手足の機能を取り戻すリハビリは想像以上に辛いものでした。6.急性期病院からリハビリ病院に転院する途中に実家に立ち寄ったとき三女を抱っこ。

撮影/吉澤健太 取材・文/嶺村真由子 編集/城田繭子

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