ファッション業界で活躍しているみなさんは、食卓もおしゃれ!まるで服をコーデするように料理の盛りつけも楽しんでいます。同じ食材でも、切り方や盛りつけ方でぐっとオシャレな印象に。センスのある人たちの盛りつけテクニックをご紹介します。
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木の芽、ディル、ケッパーを
上からたっぷりのせて
彩りも風味もUP!
@junna
ETRÉ TOKYO
クリエイティブディレクター
JUNNAさん
料理に合わせた器選びや全体の色構成など、インテリアやファッション感覚で彩りを加え、盛り付けを楽しんでいます。ワントーンの筍ごはんには、彩りとして木の芽をのせると、見た目のメリハリがついて味のアクセントにもなります。金柑のラペはディルとケッパーでグリーンをプラスすると華やかに。盛り付けに迷った時はPinterestでヒントを探します。
白い器×グリーン食材は
王道の映えコンビ。
ピーラーを活用すると立体感も!
@hanako_plantful_journey
パリ在住
仏ラグジュアリーブランドMD
ヴェルヌ華子さん
アスパラを生で食べることにハマっていて、ピーラーで薄く切って、高さを出して盛り付け、ラディッシュや小麦粉を焼いたチュイルをアクセントに。スープは一目見て〝グリーンピースのスープ〟とわかるように素材そのものをのせて見せます。
1食材でシンプルでも、
切らずに形を見せたり
お皿にちょこんとのせると成立
@marikoinsta
フリーランスPR
中山真梨子さん
盛り付けは、余白が残る大きさの器と色彩を意識しています。菜の花は白い平皿なら切らずにそのままの形を生かしたり、紅大根には反対色のグリーンの器を選んだり。余白には市販のスパイスを散らしたり、穂紫蘇などの薬味をのせてアクセントをつけると洗練された印象に。
仕上げには出来合いの調味料でなく
本物のレモンやガーリックを使うと
より美味しそうに
@cozcozrin
スタイリスト
安西こずえさん
オシャレに作ろうとは思っていないけれど、美味しそうに見えることは意識しています。市販のニンニクチップなどは使わず、オリーブオイルで炒めてオイルごとジュワッと。吉田直嗣さんの深皿や沖縄のGARB DOMINGOの黒の平皿を愛用。
撮影/須藤敬一 取材・文/栗生果奈 編集/髙田彩葉
*VERY2022年6月号「ファッションのプロたちの食卓盛り上げテクが知りたい!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。