子どもが大好きな味で、見た目も華やかなトマトソースのパスタがあれば、クリスマスの食卓はグッと盛り上がる!今回ご紹介するのは、名店sioの鳥羽周作シェフ直伝の究極にシンプルなトマトソースパスタ。どんなメイン料理とも相性抜群の旨すぎる味わいをぜひ楽しんで!
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子どもの苦手な酸味とは無縁!
甘みとコクのある絶妙の
「トマトソース」のパスタ
子どもの苦手な酸味は無縁、甘みとコクがあって濃厚だけどしつこくはない。実はトマトソースのパスタって具材を入れないほうが美味しいんだと気づく、最高のレシピです!
にんにくのみじん切りは粗いとクセのある香りが残るので細かく、バジルは香りを移したら取り出す。 モッツァレラチーズをかけたり、レモンの皮を擦り下ろしても◎。
◉材料・2人分
・パスタ(1.7㎜) 160g
・トマトソース 全量
>>レシピはコチラ!作り置きがおすすめ
▶︎sio鳥羽シェフ初公開の【トマトソース】隠し味はおうちにあるアレ!
・にんにく 1かけ
・バジル 3枚
・バター 1かけ(10g)
・パルメザンチーズ 10g
・ピュアオリーブオイル 大さじ2(サラダオイルでも可)
・EXVオリーブオイル 小さじ2+小さじ2
◉作り方
⒈にんにくをできるだけ細かくみじん切りにする。
⒉フライパンにピュアオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れ火にかけ、こんがりと色がついたらトマトソースを加え、軽く煮詰める。
⒊バジルを一口大くらいにちぎりながら加え、塩を振り、バジルの香りがソースに移ったら、バジルだけ取り出す。
⒋湯量に対し1%の塩を入れたお湯で8分15秒茹でたパスタを加え、バター、EXVオリーブオイル小さじ2を入れてよく和える。
⒌オリーブオイルが全体に絡まるようにしっかりと和える。あおるとパスタにツヤが出ます。
⒍パルメザンチーズを加え皿に盛りつけ、仕上げにさらにEXVオリーブオイル小さじ2をかける。
美味しいパスタの極意は
1.7mm、1%、マイナス1分!
パスタの茹で方にもコツあり
「#おうちでsio」のモットーは簡単&再現力の高さ。料理が得意でない人もレシピ通りに作れば、必ずsioの味が自宅で楽しめます。
✔️パスタは1.7mmがベストで、茹で方も大事。1.4mmだと食べているうちに伸びてきてしまいます。
✔️茹で時間は1人前1ℓのお湯に対し、1%=10g=小さじ2の塩分をキープ。パスタに塩味をつけすぎるとソースの味がブレてしまいます。
✔️茹で時間は表示より1分短くしアルデンテに。
トングで混ぜるとパスタが傷つくので菜箸でゆっくりと。茹で汁は、味の調整や乳化させてパスタをソースに絡みやすくさせる効果もあるので、少量は捨てずに取り置きを。
教えてくれたのは
sio 鳥羽周作シェフ
Jリーグの練習生、小学校教員を経て料理の道へ。代々木上原「sio」はミシュランガイド東京で2年連続1つ星を獲得。twitterやnoteで公開される再現力の高いレシピが話題、ロジカルな料理論にも人気が集まる。初の書籍「#おうちでsio」も大ヒット中。
撮影/sono〈bean〉 スタイリング/竹中紘子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
*VERY2020年12月号「再現性が高いと噂の【#おうちでsio】初出しレシピでおうちパスタ、レベルアップ計画!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。