10月31日に投開票が迫った衆院選。
私たち・子どもたちの生きるこれからの社会がどうあってほしいか。その意思を直接示すことができるのが、投票行動です。
ただ、投票は荷が重いと感じている方もいるかもしれません。「私の1票じゃ何も変わらない」と思っている方もいるでしょうか。
今回VERYwebでは、衆院選を前に社会や行政に声を届けようと活動をしている3人のママたちに取材。「私の生きづらさを、私だけの問題にさせないためにできることは何か」をテーマに、そして衆院選で注目したい政策などについてもお話を聞きました。3人のインタビューと取材後記レポートを、まとめてお届けします。
01.
「選挙は決して遠いものではなく、ご飯を作るのと同じぐらい生活と地続きのアクションなんです」
みらい子育て全国ネットワーク(miraco)代表
天野 妙(あまの たえ)さん
保活の現状を知り、待機児童問題を訴える市民団体、「みらい子育て全国ネットワーク(miraco)」を立ち上げる。今回の衆院選を前に、自分が実現してほしい子育て政策を候補者に届けようという「#GoTo候補者」キャンペーンを開始。3児の母。
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02.
「私たちの声を受け止める側にも、もっといろんな属性、いろんな立場の人が必要なはず」
Change.org Japanカントリー・ディレクター
武村若葉(たけむら わかば)さん
どんな人でも無料でキャンペーンを立ち上げ、署名を募り、SNSでシェアすることができるオンライン署名サイト「Change.org」で社会活動家を支える二児の母。職場でのヒール靴強要に異議を唱えた「#KuToo」キャンペーンや、公文書改ざん問題に関わった末に自死した職員の遺族の方が再調 査を求める署名運動もChange.orgで行われた。
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03.
「自分の身近な社会すら変えられないなら、大きな意味では何も変わらないだろうと思ったんです」
「フラワーデモ群馬」主催
田嶋いづみ(たじま いづみ)さん
群馬県出身。2019年8月に東京でフラワーデモに初参加。そのときの体験をきっかけに、その翌月から地元群馬でのフラワーデモを主催するように。現在も月に1回のペースで開催している。7歳と4歳の2児の母。
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04.
「ママ友や夫と、政治や選挙の話ができないのってなんでだろう」
今回の連載を担当し、3人へインタビューしたライター小泉なつみが、取材を通して感じたこと、自分の選挙体験を踏まえての想いを編集後記としてまとめました。