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▶︎コウケンテツさん「ママはおうちご飯のハードルを下げるべき」
【今回の相談内容】
『会社を出てダッシュでお迎え、帰ってからまず子どもに食べさせて、その後私が済ませて、最後に遅く帰ってきた夫が食事。食事提供の時間がまちまちで、平日は家族みんなで食卓を囲むことが難しいのがストレス。特に一人っ子なので小さなうちから一人で食べることに慣れてしまって情緒的なところはちゃんと育っているのか、など不安になります』(40歳・5歳男の子ママ)みんなで食べても一人で食べても関係なし、 心配しなくても子どもはちゃんと育ってます!
一人で食べるとちゃんと育たない、なんてことは絶対ない! もっと子どもの育つ力を信じてほしい。世界に目を向けたら子どもが一人でご飯を食べることは特別でもなんでもなかったりします。以前、仕事でスリランカに行った時のこと。なんと、夕飯は家に帰った人が順に自分のタイミングでそれぞれカレーをよそって食べるセルフ方式! 小さい子どもも自分でよそって一人で食べていて、別にみんなで食べなくても「おいしかったらいい!」という発想にガツンと頭を打たれました。また、左手は不浄の手だから食事の際に絶対に使ってはダメときつく言われていたので気をつけていたら、目の前でホームステイ先の女の子がいきなり左手で食べているのに遭遇! びっくりして聞いたら「食べられたらなんでもいいじゃん」とあっさり。スリランカ方式って画期的!(笑)。食べ方は千差万別だし、時代とともに食事も変わっていくもの。まさに〝ねばならない〟に縛られないことの大事さを感じた貴重な経験でした。
Profile
コウケンテツさん 料理研究家。手軽でおいしい家庭料理を提案、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍中。30カ国以上を旅し、世界の家庭料理を学んだ経験も持つ。3児の父であり、育児にも日々奮闘。親子の食育、男性の家事・育児参加、食を通して人と人とのコミュニケーションを広げる活動に力を入れている。昨年開設したYouTube「Koh Kentetsu Kitchen」も大人気。.
撮影/前 康輔 取材・文/北山えいみ 編集/羽城麻子 *VERY2021年7月号「「僕も、毎日ご飯作るのしんどいよ」って声に出して伝えたい!」より。 *掲載中の情報は誌面掲載時のものです。









