VERY November 2021
VERY NAVY

VERY

November 2021

2021年10月7日発売

890円(税込)

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【家は照明で劇的に変わる】センスある人の灯りと空間のバランス

インテリアを考えるとき、まずは家具から考える人も多いのでは? 照明は、灯りとりだけでなく空間にリズムをつけたり、お部屋ごとに雰囲気を変えられたりと、実はおうちの印象を決めるのに欠かせないアイテム。自分好みの灯り選びでリラックスできる空間作りをしているおうちを取材しました。

Case① 複数の照明を組み合わせて和み空間作り

奈良邸:照明のプロが創り出す灯りと空間のバランス

仕事上、日々の中で照明に向き合っていますが、自宅でもそれぞれの空間に対しての照明の必要性やどんな雰囲気にしたいか、どの位置にどの照明が必要かなど考えて設置しています。家具のレイアウトやインテリアを変えるのと同じように照明を変えたり、位置や高さを変えたりしてます。また、昔の照明デザイナーの商品を集めたり、コレクターとしても楽しんでいます。

 

NEW LIGHT POTTERY デザイナー
奈良千寿さん(奈良県在住)

照明器具メーカーで経験を積み、2015年に夫・永冨裕幸氏とニューライトポタリーを設立。

 

LIVING

まるで包まれているような
大きく丸いシェードがある空間

ニューライトポタリーの
Bullet round shade

テーブルの真上に並べて設置すると家具の場所を変えた時にずれてしまうため、空間の中心あたりに設置。吹き抜けのため、吊り高さをずらし縦ボリュームを意識して空間とのバランスを。

ニューライトポタリーの
void

元々、下にダイニングテーブルを置いており、丸いシェードの下に家族が食事に集まる場所としてこの照明をセレクト。レイアウトが変わった今も包まれているような感覚でリラックス。

 

DINING

アッパーライトを取り入れて
複数の灯りを組み合わせ

FLOSの
TOIO(トイオ)

リビングは1つの照明で全体を照らすより、複数の灯りを使用するのが◎。ペンダントライトは見上げた時に眩しいので高い位置から天井を照らすアッパーライトを。

 

BED ROOM

優しく眠りを誘う
柔らかな光選びを

イサム・ノグチの
AKARI 75A

竹ひごと和紙によって作られた照明。独特の陰影が特徴で和室にも洋室にもマッチし、家具やインテリアに左右されない。和紙で覆われているため、光が柔らかく寝室におすすめ。

 

ambien Tecの
TURN brass

キャンドルのようなほのかな光や、テーブルの上を照らす光など、シーンによって使い分けが可能。またコードレスなので持ち運びもでき、必要な場所に持っていけるのが◎。

 

WORK SPACE

手元を照らす照明も
用途やスペースによって使い分け

FLOS(ACHILLE CASTIGLIONI)の
Ipotenusa︰参考品

子どもが書き物をする時に、手元を照らす照明としてセレクト。今は生産終了してしまっている商品ですが、照明は子ども用や大人用と分け隔てなく楽しめるのもポイント。

Case② 部屋に個性をもたらす“ワンポイント”使い

三木邸:シンプルでかつ存在感のある照明を選びました

インテリアを考える際、一番重要になってくるのは照明だと思います。照明を選ぶ際に気をつけたことは、どんなテイストにも合うような、シンプルで主張しすぎないものでありつつ、存在感がある照明を選びました。部屋に入った時に自然と目がいくような、〝アイキャッチ〟としての照明をセレクトし、各部屋のワンポイントとなっています。インテリアとも馴染んでいて、お気に入りの照明たちです。

 

三木知子さん(38歳・兵庫県在住)
夫・教靖さんと猫のタラオちゃん。インスタ(@olney.03)のシンプルなインテリアが素敵。

 

LIVING

リビングに入った時に
一番に目に入るアイキャッチ照明

ニューライトポタリーの
Solaris

ガラスグローブと真鍮を組み合わせた照明。電気をつけていなくても、存在感がある。真鍮を使用しているのでインテリアともマッチ。LDKはこの他にもダウンライトを使用。

 

FLOSの
Mayday/メイデイ

床やテーブルに置いたり、フックなどに掛けたり、手に持ったり、コードを利用してペンダント照明にもなる優れもの。照度も変えられ、ダウンライトとして使用。

 

BED ROOM

デザイン電球に変えて
ゆらゆらと壁に映る模様を楽しむ

インゲヤード・ローマンの
オレフォス電球

スウェーデンを代表するブランドのもの。職人によって描かれた模様が美しい。暗闇に電気をつけると壁や天井に模様が映し出されて、ゆらゆらと揺れ幻想的。お部屋の壁が白色なため、特に綺麗に映し出される。

 

schmied 1535の
真鍮ソケットカバー

ベッドルームはメインのペンダントライトとは別に壁付けの照明も使用。普通のモーガルソケットだと白色が主流のため、他の照明やインテリアとも相性が良い真鍮のカバーを愛用。

 

STAIRS

ウォールライトも真鍮で統一
階段の踊り場にある壁付け照明

千senの
ブラケットライト

階段の踊り場の頭上に千senのブラケットライトを使用。真鍮で統一感を出し、1つの灯りでも暗くなりすぎないように照度を調整。

 

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撮影/山口陽平 取材・文/高垣亜弥 編集/太田彩子
*VERY2021年5月号「照明から始める、おうちのオシャレ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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