ママやパパが子どもと一緒に楽しめるおうち遊びを毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」。
今回は、井出武尊さん。超カンタンなお化粧遊びを教えてもらいました！

「お顔にお絵かきで変身遊び」

紙に丸を書いて、点々を2つに、口と耳を描けば、あっという間に顔の完成。今回の遊びの準備はたったこれだけ。この顔に「お化粧」や「変身」をして遊びましょう。コピーをしておけば、遊びたい時にすぐ遊べてとっても楽ちんです！

色鉛筆やクレヨン、サインペンなどを用意します。まずはメイクアップアーティストになったつもりでお化粧をします。

アイラインと眉毛を描いて、チークを塗ったら、お鼻もくっきりさせましょう。アイシャドウと口紅を塗って、髪型をセットすればお化粧おしまい。目の色もお好みでアレンジします。

5歳の娘もチャレンジ。お化粧も楽しいけど、お洋服を考えるのも魅力的。想像の中でお出かけの準備をしています。この遊び、ごっこ遊びの面白さもありますね。

完成したのはこんな感じ。長めのまつ毛がポイントです。ピンクのシャツも素敵。

もちろん男の子だって楽しめます。メイクアップアーティストって男性も多いですしね。それにお化粧じゃなくて「変身！」という感じでも楽しい。こわ〜いモンスターにしてみたり。

ロックな子にも、モードな子にも、誰にでも変身できちゃう。

最初にお化粧した女の子には、VERY 6月号に付録でついてくるポロシャツ遊びのステンシルでお洋服を着せてみました。ステンシルを使って消しゴムでスタンプをします。

＞＞VERY2021年6月号はこちらからご購読いただけます。

ステンシルを外したら仕上げです。アクセサリーをつけてポーズを決めて完成！

完成した作品は飾ってもいいし、ごっこ遊びに使ってもいいですね。上手になってきたら、顔の形などもアレンジして楽しんでみてください。

本当のお化粧みたいにスポンジで描いたり、歌舞伎役者のように模様を描いたり。工夫次第で遊び方は無限に広がります。

真っ白い紙に自由に描くのではなく、シンプルな顔が描かれてあり「お化粧をする」「変身をする」ということに限定しているから、ユニークな作品がたくさん生まれるだろうと思います。やることが絞られた方が子どもたちは創造性を発揮しやすい、なんてこともあるかもしれません。

大人だって「ご自由にどうぞ」と言われるよりも、ちょっとしたきっかけがあった方がやりやすいことってありますよね？

準備は「超」が付くくらい簡単ですから、大人も一緒に楽しんでみてください。

遊んでみた様子は、ぜひ＃takeruide  ＃VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね！

＼教えてくれたのは／

◉井出武尊さん　Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、遊びのプログラムの開発、ノウハウの提供、情報発信などに幅広く従事。子どもの表現教育のためのミュージアム設立が目標。2021年1月現在、5歳の娘と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram：@takeru_ide