いつも心に「自愛」を!
素敵な「縁」につながるための3つのラッキーアクション
「縁」の見直しをしながらも、下半期に特に意識したいのが「縁」をアップデートしていくこと。新たな出会いを探すことも、いまあるつながりを深めていくことも大切。そして、そんな時、つねに心に留めていただきたいのは「自愛=自分を愛しむこと」です。
たとえば、ピカピカのトイレと汚れたトイレでは、どちらを綺麗に使おうと思いますか? それはきっと人間も同じこと。キラキラと輝く素敵な「縁」は、手入れの行き届いた人のところに集まってくるのです。これまで以上に上質な「縁」とつながっていくために、自分を愛しみ、バージョンアップさせていきましょう。自分を大切に扱うほど、あなたを大切に扱ってくれる「縁」とつながっていけるはずです。ここからは、それを叶えていくための3つのラッキーアクションをご紹介しましょう。
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新しいファッションに挑戦しよう
「自分をバージョンアップさせよう!」と意気込んでみても、いざとなると何をすればいいか迷ってしまうかもしれませんね。そんな時に試していただきたいのが、新しいファッションを取り入れること。意識を変えることは簡単ではありませんが、そういう時こそ、モノに頼ってみるのはおすすめです。なかでも、身を包む衣服を変えることは、手っ取り早く内面にも影響を与えられるアクション。憧れの女性像を、ファッションで表現してみて。または、もっと単純に、前向きになるためにライトカラーを身に着けたり、優しい気持ちになるために甘口ディテールを取り入れたりするだけでもOK! ファッションの力で、なりたい自分に近づいていきましょう。
外出の機会が減っていたこの数年は、新しい服を購入する機会も減っていたかもしれません。ただ、3年も経つと感性はだいぶ変わりますから、「コロナ前の服がしっくりこない」と感じている方は少なくないのではないでしょうか? 無理して新調する必要はありませんが、折しも西洋占星術では、5月に「牡牛座木星期」に入り、モノの消費活動が活発になっていく流れがあります。また、風水では、「縁」の気は「布」に宿るそう。しっくりこない服を着続けていたら、合わない「縁」を引きずってしまうことになりかねません。たとえ1枚でも、お気に入りの新しい服は、新しい素敵な「縁」を引き寄せてくれそう。夏服はもちろん、ファッションの世界では、そろそろ秋冬のトレンド情報も出始めています。「風」の年はトレンドを取り入れることも開運行動なので、ひと足早く、最新トレンドをチェックしてみては? もちろん、自分だけでなくパパや子どものファッションにも気を使って、家族みんなでバージョンアップし、「縁」の気をアップデートしていきましょう!
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自分と家族の「マイルール」を見直そう
「夕食は一汁三菜が必要?」「お弁当は必ず手作りじゃないとだめ?」「洗濯物はだれがたたむ?」など、日々の生活のなかで、なんとなく当たり前にしているマイルールはありませんか? 難なくこなせているなら構いませんが、本当は無理をしていたり、違和感を感じたりしながら続けているなら、社会全体に行動変容の波が起きているいまこそ、改善していくチャンスかもしれません。
まずは、「主婦ならこれくらいやって当然」「これは母親の仕事」など、自分で自分を縛っている思い込みがないか振り返ってみましょう。苦手な家事があるなら、家事代行サービスを利用してみても。パパや子どもたちだけでなく、自分自身も心地よく暮らせることが肝心です。ママになると、何をするにも「家族のため」「みんなのため」と考えがちかもしれませんが、「自分軸」もとても大事。ママが機嫌よくいることは、家族みんなの心地よさにもつながっていくと思いますよ。
そしてもちろん、子育ての場面では、子どもの「自分軸」を尊重することを忘れずに。たとえば、お稽古を選ぶ際に「まわりのお友だちもみんな習っているから」という理由で決めてしまったことはありませんか? また、「かけっこが苦手だからスポーツ教室へ」と、苦手を克服させるために習い事をさせるのも、よくある話かもしれません。もしも、そのお稽古にお子さんが乗り気でないなら、一度立ち止まって、「得意を伸ばす」ことにフォーカスしてあげる視点に切り替えてみることも大切です。好きなことに夢中になることは、「自愛」を育むことにもつながっていきそう。得意なことに楽しく打ち込むことで、将来につながるポジティブな「縁」も、のびのびと広がっていくでしょう。
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新しい豊かさを考えていこう
「新しいファッションに挑戦しよう」のところでもお伝えした「牡牛座木星期」は、5月から約1年間続くことになります。「拡大」を司る木星が、「自分らしさ」や「豊かさ」を象徴する牡牛座に入室しているこの1年は、自分なりの真の豊かさを追求することが幸せにつながっていきそう。コロナ禍に振り回された約3年間は、日常生活が一変したことで、それまで当たり前だと思っていた豊かさの価値観について考え直してみた人も多かったのではないでしょうか。すっかり自粛モードが明け、以前と同じような自由度が戻ってきましたが、これからは、コロナ前と同じ生活にただ戻っていくのではなく、自分が心底望む豊かさについて再度熟考し、それを新たな羅針盤としていくことが大切かもしれません。
そしてもうひとつ、牡牛座は「お金」という意味も持ち併せています。「自分らしさ」がお金につながりやすい時期なので、好きなことや得意なことで収入を得る方法を検討してみるといいかも。現在の仕事に違和感があるなら転職という選択もあるかもしれませんが、まずは、趣味の延長として気軽に始められることを考えてみましょう。お給料を3万円上げるのは難しいと思いますが、副業で3万円稼ぐと考えると、ちょっと頑張れそうですよね。「牡牛座木星期」は始まったばかりですから、これから1年をかけて、将来も見据えながら、じっくり考えてみるといいと思います。本業と副業のダブルワークなど、自分のなかで働き方改革をしてみるのもいいのではないでしょうか。
2023年の下半期は、「怒涛の3年」から解放されて、ようやくアクティブに動けるようになったリスタートの時! 社会全体が新しいステージに移行していくなかで、自分自身も新たに生まれ変われる絶好のチャンスでもあります。まずは、しっかりと身のまわりの「縁」を見直し、「縁」の土台を整えて。さらに、自分自身をバージョンアップさせることで上質な「縁」を引き寄せ、さまざまなつながりをグレードアップしていきましょう!
取材・文/村上治子 監修・青木良文
◉「あおきさん占い。」監修/青木良文さん
多くの女性誌でファッションや占いページを手がける編集者。東洋の占術から生み出された6つの分類でその人の本質を見出す。穏やかで愛情深い人柄にファン多数。