VERY February 2023

VERY

February 2023

2023年1月7日発売

880円(税込)

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浅見れいなさん「タブレットを制限せず、子どもに自分でやめさせます」

10月に第二子出産を発表した俳優でVERYモデルでもある浅見れいなさんに、出産直前にインタビュー(第1回「第二子出産に向けた夜泣き対策」、第2回「幼稚園への転園や出産に向けたお姉ちゃん対策」)!。ラストは、キャンプや畑体験好きのれいなさんに「自然体験が子育てに活きていると感じること」を伺いました。

――保育園のときのママ友とキャンプに行くと仰っていましたが、れいなさんはとてもアウトドア好きなんですよね。

「はい! 今はお腹が大きくてなかなか行けませんが、妊娠初期は自分で運転してひとりで昼間に畑に行ったりしていました」

 

――畑の場所はご自宅から近いのですか?畑を始めたきっかけについても教えてください。

「それが、車で2時間くらいかかるんです。でもとても良い環境で、キャンプなど自然体験がいろいろできるので、時間ができると畑に行くのが楽しみになっています。きっかけは、たまたま知り合いが畑を借りていて『空きが出てるよ!』って教えてくれたこと。すぐに飛びつきました(笑)。夏までは畑を耕して土づくりをし、キャンプをして、っていう週末が多かったです。出産して落ち着いたら、また頑張ります」

 

――畑やキャンプ、コンポストなど、エコや循環なども意識して過ごしているんですか?

「そこまで高い意識ではなく、本当に自分が気持ちよくて楽しいことをやっているだけなんです。それに子どもがついてきているって感じかな。“豊かな環境”って人によって捉え方は違うけど、我が家では自然の中で思い切り遊ぶとか、遊びの中でなにかを発見したり、感じたりすることを大切にしたい、そういう機会はつくってあげたいねと、夫と話しています。
自然って、子どもの五感をすごく刺激するんですよ。東京だとなかなか裸足で走り回れないし、自分が昔やっていた木登りなんかもできるところって少ないですよね。“楽しくてやりたくなる遊び”みたいなことを自分で見つけてほしいと思っていて。自然の中に行くと、子どもって勝手に遊びはじめるんですよ。虫を採ったり、カエルを捕まえたり。その場にあるものをおもちゃにしてしまうんです」

 

撮影/花森友里

――親としてハラハラすることはないですか?

「子どもの成長を感じることだらけです。高いところからジャンプしたがったり、ドキッとすることもありますが、ちょっとくらい怪我したって大丈夫。人によってはそれを止めちゃうけど、それを見守れる心の余裕ができました。危ないことと挑戦していいことの加減を学んでるんだよねって。その加減は自分でやってみないとわからないですもんね。本当に危ないときは別ですが、今はなんでもかんでも止めないようにやらせてみるようにしています」

 

――お子さんにとって良い経験になりそうですね。

「そうですね。夫が何でもやらせるタイプで、焚火を通して火の扱いも学びました。ここまでいったら熱いとか、危ないということを本人が感じて理解するのは大切だと思っています。大人って、結果がわかっているから口出しちゃうことって多いですよね。『危ないよ!痛いよ!』って。でも、自分で体験してみないとわからないこともあるし、実体験が一番大事な気がするんですよね。それができるのは自然体験の良いところだと思います」

 

――キャンプって楽しいけど、準備や片づ付けが大変じゃないですか?

「私、パッキングが好きなんです。食材も仕込んでいく派で、メニューを決めて野菜をすべて切って、下味をつけてあとは焼くだけの状態で持っていくので、キッチングッズも最小限。子どもの荷物も、着替えと最低限必要なものだけで、あとは何も持っていかないことが多いです。おもちゃを持っていっても結局遊ばないことがほとんどだったので。
片づけは帰ってきたら夫とバーッと一気に片づけちゃいます。汚れた服を見ながら『よく遊んだな~!』って思いながら片づけると、案外嫌じゃなかったりしますよ。
夫はギアマニアで、テントを11個ぐらい持っていて気になったらすぐポチっちゃうタイプだったのですが、毎週のようにキャンプに行くようになったら、今度は荷物をどんどんそぎ落とすようになり、ミニマムで行けるようになったので、準備や片ふけもラクになりました(笑)」

 

――お子さんにキャンプの経験が活きてると感じることはありますか?

「直接的にはわからないけど、私が子どもの行動を抑えることが減るぶん、自分で考えたり、セーブしたりする力は身に付いているかもしれません。例えばタブレットなどもあまり制限はしていないんです。ダメダメ!って言われ続けると、余計にやりたくなるのが人間(笑)。ごはんの時間は見ないとか、それなりに注意することもあるけど、適度なタイミングで自らやめたりしています。私のオーラでこれ以上はやばいなって察知している気もしますが(笑)」

撮影/金谷章平

 

――声掛けをしなくてもやめられるんですか?

「私も『ごはんだから、そろそろキリのいいタイミングで消してきてね』と言うようにしています。『今すぐ切って!』と言ったところで、絶対に『いや!』ってなるし、その後はこっちがイライラしちゃう展開が見えてるから。ある程度のところで、子どもに任せてしまうんです。『あとは自分でちゃんと決めてね!』って。そうすると案外子どもって自ら律しますよね。ここまでくるのにもいろいろあったんですが、これが今のところベストな着地点です。これももしかしたらキャンプなどを通して、自分で体験して、決定して、というところから身に付いているのかもしれません。娘だけでなく、親の私にも影響していると思います。

――よくママが迷う、子どもの意思を尊重することと、わがままを聞いてしまうことをどう区別していますか?

「難しいですよね。本来自分で決めることってすごい楽しいし、自分で決めたことって頑張れるから、極力そうしてあげたいけど、ときにはちょっと修正してあげるのも親の役割なのかなと思ってもいます。明らかに今この状況でそれはできないでしょ?っていうことをずっと言っているときや、完全に自分勝手なときは、ちゃんと伝えますが、基本的には『どうしてそう思うの?じゃああなたはどうしたいの?今選べるのはこれらがあるけど、あなたはどうしたいの?』と聞くようにしています。そうすると子どもも納得しますし、私もそのほうが楽なんです。完璧にはできないですけど(笑)、意識しています」

PROFILE

あさみ・れいな キャンプや畑を通して自然を愛し、飾らない人柄がVERY読者にも人気。2018年に結婚し、女の子を出産、先日第二子出産を発表したばかり。SNSでは全力で子育てに取り組む様子や育児のお悩み投稿にも共感が集まっている。

取材・文/渡邊里衛

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