「ベタつくのに乾く…」そんなインナードライや部分的な乾燥に悩まされていませんか?エアコンや紫外線の影響でバリア機能が低下した夏の終わりは、正しく潤いを補う引き算&足し算のケアが急務。専門家に解決策をお聞きしました。
シミ・シワ・たるみとは違う
“肌の質感悩み”をプロに聞きました
夏の終わりの「肌トラブル」
“大至急解決”相談室
[ 教えてくれた人 ]

小林智子先生
こばとも皮膚科院長。皮膚科専門医。医学博士。9歳・7歳・4歳男の子ママ。スキンケア方法など、わかりやすいお話が人気で、Instagram、YouTube、Xの合計フォロワーは20万人超え。
夏なのに乾く問題 TROUBLE
Q.いつも通り保湿しても、
べタつくのに乾いている気がします
(青山美沙子さん/4歳女の子ママ)
ベタつくのに乾く状態で、これがインナードライなのでしょうか。肌がゴワついて目のまわりのシワも目立つ気がしていて、スキンケア迷子です。
A.バリア機能が低下して肌内部で
水分が蓄えられない状態!
「化粧ノリも悪くなったり、キメの粗さも感じるならインナードライ状態。水溶性の保湿成分が入ったスキンケアを取り入れることを前提として、その上でインナーケアも並走して摂取するのがよいと思います。オメガ3やセラミドなど、肌に油分を足すことなく内側から保湿効果が狙えるものを選んでみて。賢く潤いを巡らせることがポイントです」
Q.夏場はクリームではなく
ジェルにしているのですが、
目元や口元が乾いてしまいます
(VERYライター/久保春菜さん)
脂性肌なのでさっぱり系化粧水+ジェルクリームなどで朝のスキンケアを終わらせていたら、肌が薄い箇所に乾燥を感じるように
A.乾燥が気になる部分にだけ
油分を足しましょう
「ジェルクリームは、アイテムによっては油分がほとんどありません。目元や口元のみ乾燥が気になるのであれば、そこだけ部分的にクリームを足してあげて。専用のアイテムを買わなくても、ワセリンを薄く重ねるのでも大丈夫。夏のスキンケアは部位に合わせて引き算をしていくのが正解になりやすいですが、この場合はベースが整っているので足し算が正解です」
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こばとも先生、
読者の「細かすぎる?」
8月の肌悩みはどうして起こる?
紫外線ダメージに加え環境変化も原因です
夏は暑いので、生理的に皮脂が増える時期。また、日差しも強いため、日焼けという表面的なダメージだけではなく、慢性的な炎症が肌の内部で起こりやすいんです。実はこれが大事なポイント。トラブルが目に見える状態ではないから、「リカバリーしなきゃ」とならないんですね。気付かないうちに小さな炎症が重なって、大きなトラブルが発生するんです。さらに、最近は本当に天候が読めないですよね。急に暑くなったり、急に湿度が高くなったり。それに加えて、空調環境もありますからね。肌もついていけず、バリア機能が低下しやすい状態となり、何かと揺らぎやすくなります。日々のケアで大切なのは洗顔・保湿・日焼け止めの3本柱。特に夏は洗いすぎる人も多いので、クレンジングはオイルを使ってしっかり落として、洗顔はすばやくサッと。肌荒れしやすいなら、特に気を遣ってください。
撮影/草間智博〈TENT〉 取材・文/矢﨑 彩 編集/井上智明
*VERY2026年9月号「夏の終わりの肌トラブル“大至急解決”相談室」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品は販売終了している場合がございます。











