ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」100
SNSの総フォロワー数が100万を超えるなかよし夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufu。youtube
のチャンネル登録数も10万人を突破し、臨場感たっぷりの動画で、楽しく、わかりやすく
数多くのレシピを発信中。
そんなふたりがVERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載です。
今回でなんと連載100回目に到達! 記念すべき100回目はこの時期ならではのハロウィン企画!最後のひと工夫で可愛いアレンジができちゃう簡単ハロウィンレ
シピです。子どもたちの歓声が聞こえそうな、チーズのオバケの作り方は必見です!
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<今月のお悩み>
ハロウィンは毎年近所のTrick or Treat ツアーに出かけます。そうすると食事を作る時間がないんです。帰宅後すぐにお腹を空かせた子どもたちから、ワーッと歓声が上がりそうな、ちょっとユーモア?のハロウィンディナーで締めくくりたいのですが、おすすめのハロウィンメニューがあったら教えてください!
(35歳・7歳男の子、5歳女の子ママ)
<今回の解決レシピ>
スライスチーズのオバケが可愛い
かぼちゃのキーマカレーで
簡単ハロウィン気分♪
【材料(2人分)】
合いびき肉…150g
かぼちゃ…100g
玉ねぎ…1/2個(100g)
にんにく…1片(※子どもだけに作る際は入れなくても)
カレー粉…大さじ1(※辛みが苦手な方は大さじ1/2〜調整してください)
サラダ油…大さじ1
塩・こしょう…各少々
あたたかいごはん…適量
パセリのみじん切り…適量
スライスチーズ…適量
【A】
カットトマト缶…200g
水…100ml
顆粒コンソメ…小さじ1
砂糖…小さじ1
ストロー(穴開け用)
【作り方】
①かぼちゃは1cm角に切り、玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。
②フライパンに油とにんにくを入れて弱火で熱する。香りが出てきたら中火にし、玉ねぎを入れて炒める。
③玉ねぎが色づいてきたら、合いびき肉を入れ、塩・こしょうを振って炒め合わせる。かぼちゃを入れてさっと炒め、カレー粉を加えて炒める。
④全体に油が回ったら、Aを加える。ひと煮立ちさせて弱火にし、10分〜15分ほど、かぼちゃがやわらかくなり、汁気がなくなるまで途中混ぜながら煮る。
⑤スライスチーズでチーズおばけを作る。チーズを4等分に切る。ストローでおばけの顔を作るように3か所穴をあける。
⑥皿にごはんを盛り、④のカレーを盛り、パセリを振る。仕上げにチーズおばけをのせる。
<POINT>
ハロウィンにぴったりの可愛いチーズおばけが飾られたキーマカレー。秋の味覚「かぼちゃ」をたっぷり使い、栄養も摂れる一品です。子ども向けにはにんにくなしでも! 辛味も調節して、家族みんなで楽しめるレシピです。
<解決するのは・・・>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方!なかよし夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ごはんがすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
季節の食材をふんだんに使ったレシピが満載のインスタグラムには、今日のかぼちゃのキーマカレーの他に、ワインにも合いそうな、と~ろりチーズがとろけるかぼちゃのナッツコロッケも掲載中! 公式LINEでは、食材を入力するとその食材を使ったレシピが出てくる機能も搭載されているので、ハロウィンにちなんで、「かぼちゃ」と入力してハロウィンに使えそうなレシピを検索してみてくださいね。
<今回のゆるっとアンサー>
型抜きオバケは
ストローで一瞬で完成♪
家族みんな大好きかぼちゃ
カレーで大喜び!
夫:もうすぐハロウィンだね!
妻:仮装した子どもたちも可愛いよね。今回は、見た目が可愛くて味もばっちりおいしいキーマカレーにしてみたよ。
夫:おばけのチーズが可愛いね! かぼちゃでハロウィンらしさも楽しめるし、やわらかく煮込んだかぼちゃの甘みがカレーにマッチしてておいしいね。
妻:キーマカレーは前日から作っておくこともできるし、味がしっかりなじんでさらにおいしくなるよ。チーズおばけも前もって作って冷蔵庫で保存しておけば、盛り付けのときにすぐに使えるから便利!
夫:それなら当日帰ってからすぐに作れるね!
妻:カレー粉で辛さの調節もできるから、子どもから大人まで食べられるよ。
夫:ハロウィンの食卓を家族みんなで楽しんでほしいね!
<ライターワタナベが作ってみた!>
カレーとごはんの熱でとろけたチーズがまたおどろおどろしいオバケになって可愛い!休日にお友達の子どもも預かった昼食で作ってみたら、みんな大爆笑の大喜び!キーマカレーだから煮込む必要もなくて、炒めて完成だし、オバケも一瞬。たまたまタピオカ用の太いストローがあったので、口のところはそちらを採用しました。帰りが遅いお仕事ママも、究極お惣菜になっちゃっても、チャーハンでもオムライスでも、このスライスチーズオバケだけ付けてあげるだけで、きっと子どもたちは大喜びですね♡
この企画を担当しているライター・ワタナベは9歳女の子・7歳と3歳の男の子ママ。
今年はじめて子どもたちと一緒に稲刈りを経験しました。仲のいい友人宅の田んぼで、朝からカマを使って手作業で稲を刈りました。「これがお米になるの?!白いご飯??」と食卓に出てくるお茶碗の上の白いホカホカのご飯とは、なかなかイメージが結び付かないようで、半信半疑で作業を続けていましたが、稲穂を縛ったり、落ちこぼれた稲穂を集めたり、ひとつひとつ作業をして行くと、だんだんと顔がキラキラしていくのを感じました。稲穂を干すための竹竿は、男性陣が歩いて5分ほどの竹藪へ行き、切ってきました。その時に、「こうやって適度に伐採して森に光を入れるんだよ」、「竹取物語って知ってる??竹取の翁っておじいさんてことになってるけど当時の寿命からしてきっと40代とかで、うちらと同じくらいかもね」などと大人が話をしていて、こうやって森林のこと、自然のこと、古典、歴史などを体で学べるってとってもいいな。と感じました。そんな話を聞きながら青空の下で食べる焼きおにぎりと豚汁は絶品でした!
撮影/須藤敬一 取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明