先日第3子を出産したばかりの近藤千尋さん。産休前はさっきまで撮影していたと思ったら、もう美味しそうな晩ごはんがインスタにずらり！忙しい毎日でも、効率よく楽しく晩ごはんを作り続けられる12の秘密をまとめてご紹介します。

「絶対無理しないって決めてます」

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＼ 証言 ／
美味しいと評判の「ちぴごはん」

短時間でパパッと作りあげ、おまけに味が絶妙♡甘さも塩加減も、そして盛り付けまで美味しそうに仕上げるなんて、マネできません！（Tさん マネージャー）

突然“ごはん一緒にしよ！”ってなっても、話しながらサクサク何品も作っちゃう。野菜を細かくする工夫とかもしてて、忙しいのに本当にスゴい！(Aさん ママ友)

 

毎日の晩ごはんをのぞき見

「いつも4品だけど作るのは基本凝ってないもの！冷蔵庫の中身をいかに消費していくかを考えています。仕事に行ったらヘア・メイク中に“今日の晩ごはん何にしようかな”ってずっと考えてて、帰宅したらすぐ作る！家では全然座りません。ソファに座ったのいつだっけ？っていうぐらい（笑）。ずっと部屋の中を走っている気がします」

 

１、30分以上かけない

「調理時間は仕事から帰った後の30分。それ以上時間をかけると食べてくれなかったときにイライラしちゃうから（笑）。手をかけて頑張るの、やめました！自分がテンション上がるものから先に作って、それをつまみながら作ったりとか、本当に作りたくないときはもう作らないって決めるとか、自分の機嫌をうまく取りながら毎日作っています」
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２、インスタは料理しか出てこない

「料理本とかはあまり見なくって、参考にしてるのはもっぱらインスタ。気になったレシピはとにかく保存しまくってます。だからインスタのおすすめに出てくるのは料理ばっかり（笑）。献立に悩んだりしたらここを見て、味付けや食材の組み合わせなどを参考にしています」

 

３、にんじんとピーマンさえあれば何とかなる

「必ず使うのは彩りもよくなるこの2つ！冷蔵庫にないと困っちゃうぐらいのスタメン食材です。子どもたちはきんぴらが大好きなので、悩んだらにんじんとピーマンを使ってきんぴら風に。ごま油で炒めて無添加だし、砂糖、醤油、みりんで味付けします。細切りにしてやる気な～い感じのクタクタになるまで火を通すと、子どもたちも食べてくれる！」

 

４、スーパーよりAmazonフレッシュ

「前日の夜に寝かしつけしながらAmazonフレッシュをポチポチするのがもはや日課に。スーパーに行く往復の時間がもったいなくて、そこはデリバリーに頼って効率化！その日足りないものがあったらUber Eatsで急きょ頼むこともあって、そんなときは帰宅するのとドライバーさんが着くのと、どっちが早いかの負けられない戦いです（笑）」

 

５、作り置きはしない

「自分が食べたい物が毎日違うから、作り置きしても結局ロスになっちゃうなと思っていて、我が家では作り置きはしないんです。私の中でごはん作りって唯一“無”になれる時間。特に切ってるときは無心で、千切りとかサイコー（笑）。トマトの湯むきもツルッとできるとスカッとするし、料理がストレス発散になってるのかもしれません」

 

６、絶対美味しくなる調味料が味方

「毎日使うものだから調味料にはこだわっています。と言っても、適度に自分が疲れない程度に！油は米油、お砂糖はてんさい糖。あと、おだしは無添加のものを常備。体にいい調味料を使ってることで、多めに入れても罪悪感が少なくなる（笑）。そしてうまみが出る“ろく助塩”と、甘くて子どもたちも大好きな“伊予のみそ”は味付けの必需品。特にお味噌はこれにしてから、子どもたちがお味噌汁を好きって言ってくれるように♡」

 

７、子どもたちが手伝ってくれる

「卵を割ったり、野菜を切ってもらったり、ピーマンの種を取ってもらったり。子どもたちがおうちにいたらお手伝いをお願いしたりすることも！逆に大変だったりもするけど（笑）、自分が手伝ったっていうだけで積極的に食べてくれるから結果ハッピーなんです」

 

８、便利な道具は迷わず頼る

「目下ドンキの“倍倍チョッパー”が大活躍！普通のチョッパーの倍入るから一気にできるし、ガーッてやると気持ちいい。にんじん、ピーマン、玉ねぎなど残り野菜を一気にみじん切りにして、ガパオにしたり、ハンバーグの中に入れたり。細かくなるから子どもたちの野菜摂取にも役立っています」

 

９、メインは子どもの好きなもの副菜は自分の食べたいもの

「たくさん食べて欲しいから主菜は子どもたちが好きなメニュー。その代わり自分の食べたい味付けを副菜に入れることでバランスを取っています。子どもたちがいちばん好きなのはハンバーグ。野菜を倍倍チョッパーで細か～くして、お肉と同量のお豆腐を入れることでフワフワに。ママのハンバーグが好きだから外食では食べないぐらい（嬉）！」

 

１０、苦手なものは小さくするか、味を濃くする

「“子ども＝野菜が苦手”なのは我が家も一緒でした。でも、ちょっと工夫するだけで食べてくれるように！野菜は千切りやみじん切りでとにかく小さめに。味付けはちょっと濃いめのしっかり味に。そしてクタクタになるまで火を通すことがポイント。ピーマンチャレンジもこの方法でクリアできました」

 

１１、金曜日はチートDAY

「外食やレトルト、デリバリーに頼る日だってもちろんあります。絶対に無理しない！だって嫌々作ったときって絶対に美味しくないから（笑）。普段作ってる分、そこに罪悪感はありません。とくに金曜日は『ラヴィット！』もあるからクタクタ。子どもたちが好きなキャラクターのカレーや、コストコのミニピザに助けられています」

 

１２、器でリフレッシュ

「和食器が大好きでコツコツ集めています。インスタやネットでポチったり、合羽橋に買いに行ったり。新しい器がくるとニヤニヤしちゃう（笑）。晩ごはんを作るモチベにもなっています。選ぶ基準は普通のおかずでも映えるもの！左上の白の器はお気に入りの『梅森陶器店』のもの。深さがあるので煮物などを盛るのにピッタリなんです」

撮影／須藤敬一　ヘア・メイク／神戸春美　スタイリング／乾千恵　モデル／近藤千尋　フードスタイリング／竹中紘子　取材・文／佐々木陽子　編集／井上智明
＊VERY2024年8月号「近藤千尋さんの「今日の晩ごはん、何にする？」」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。