ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」83
SNSの総フォロワー数が100万を超えるなかよし夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。
今回は、お料理好きな方も、ちょっとお料理が苦手な方も、“気になる!”と言う人が多い、食器特集です! 誌面でも取り上げられるほど、ぐっち夫婦の食器コレクションは有名な話。時短で楽ちん料理のときも、お惣菜を買った日も、ちょっと素敵な食器に盛り付けるだけで、まったく印象が変わりますよね。
これから、ぐっち夫婦が愛用する7つの食器ブランドを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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「信楽焼 古谷製陶所」
温かみのある優しい風味で
食卓の雰囲気づくりにも活躍
信楽焼は滋賀県信楽町で生産される陶器です。特徴的なのは、自然な質感と温かみのある土の色合い。信楽焼の多くは、粗い質感と不規則な形が特徴で、しばしば自然釉を使用しています。
信楽焼は、その独特の風合いが高く評価されています。また、各作品には個性があり、使う人の生活に合わせて変化することが魅力的。
https://furutani.handcrafted.jp/
古谷製陶所の器は、白すぎないクリーム色の風合いが、お料理を引き立てて、あたたかな雰囲気の食卓にしてくれます。ほどよくツヤのある質感が、洗うときにもストレスなく扱いやすいため、日常使いしやすく、プレゼントにもおすすめです。(SHINO)
「やちむん」
個性豊かで味のあるデザインは
ひとつひとつがアート作品
沖縄県特有の陶磁器で、色彩豊かな絵付けや独特の形が特徴です。沖縄の伝統的な技法とデザインが反映されています。
やちむんはその鮮やかな色使いと伝統的なデザインで知られており、使用するだけで食卓が華やかになります。また、独特の形状は使い手の手になじみやすいです。
沖縄旅行が大好きな私たちは、沖縄を訪れるたびに買い集めています。
手書きの風合いがあったかくて、ちょっとした炒め物でも雰囲気のある1品に仕上げてくれるような気がして、お気に入りです。(SHINO)
「琉球ガラス」
透き通ったきれいなグラデーションの
グラスに透明なお酒を注ぎたくなる
沖縄県で生産される色鮮やかなガラス製品です。泡を含んだデザインが特徴的で、手作りの温かみが感じられます。
琉球ガラスはその個性的な色合いとデザインで人気があります。手作りならではの温かみと、沖縄の自然や文化を感じさせるデザインが魅力です。
透き通ったきれいなガラスの風合いや淡い色味のものが特にお気に入り。
こちらは沖縄の器のセレクトショップで購入しました。晩酌に好きなお酒を合わせて楽しんでいます。(Tatsuya)
「波佐見焼 一龍陶苑『しのぎシリーズ』」
洗練さデザインと波打つ美しさが
どんな料理も引き立てる
九州地方の長崎県波佐見町で生産されている陶磁器です。しのぎとは、表面に細かい溝をつける技法で、美しい模様を生み出します。
波佐見焼は、その洗練されたデザインと機能性で知られています。しのぎの技法による美しい模様は、現代の生活にも合う洗練された見た目を提供します。
九州の友人からいただいたこの器。
きれいな色合いがかわいくて、表面の溝もきれいで料理が引き立ちます。
箸置きとセットで愛用しています。(SHINO)
「ARAS」
モダンなオシャレさと機能性を
両立した新ジャンルの割れない食器
「1000回落としても割れない食器」。丈夫でおしゃれなうえに、食べやすさや飲みやすさも計算された作りです。食洗機対応なので、普段使いにしやすい食器。スタッキングも可能なのもうれしいポイントです。
ちょっとした料理でも、素敵に見せてくれる器。
丈夫で、食洗機対応可能なので普段のごはんによく使っています。
マグカップを積み重ねて収納できるところもお気に入り。絶妙な色合いと質感がすてきです!(Tatsuya)
「照宝の中華皿」
「緑彩宝華」と名付けられた
いろどり豊かなオーバル皿
横浜の中華街メインストリートにある調理器具・食器の専門店「照宝」の中華皿。中華料理のあらゆる道具がそろっています。
目からも料理を楽しむことができる華やかな食器もたくさん。中華の日の食卓に彩りを添えてくれますよ。
中華街に出向き、せいろを購入した際に見かけて「あ、いい…!」と思い購入した中華皿。このお皿に中華料理をのせると華やかになり、良い雰囲気を演出してくれます。(SHINO)
「Tree-Rings のタンブラー」
樽職人が丁寧に作り上げ
ちょっと大人の特別感が味わえる
桶職人の作る器。昔ながらの風呂桶・おひつから、ぐい呑みやタンブラー・ワインクーラーまで、1人で制作されています。ひとつひとつ大切に作られた品は、使う時間も特別なものに感じられます。サイトに載っていないものでも、
気になる方はおHPから問合せしてみてくださいね。
あたたかな木の触り心地が最高に良い、桶職人の作るタンブラー。
細部まで丁寧に作られている特別なものです。
木で作られているので、口当たりもよく、特別感があり、使っているだけでうれしくなります。(Tatsuya)
<紹介してくれたのは…>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方!なかよし夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ごはんがすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
SNSで料理を紹介していても、「どちらの食器ですか?」というコメントも多くみられます。VERYの撮影でご自宅に伺った際も、センスよく並べられた私物の食器コレクションはまるで食器のセレクトショップのようでした。SNSでレシピを見る際は料理だけでなく、食器や盛りつけにも注目して見てみてくださいね!
私たち二人も食器が大好き。簡単な料理でも、お気に入りの食器に盛ると特別感が出たり、華やかになったり、気持ちが上がったりしますよね。
私たちは、直感でいいと思ったものを購入したり、旅先で買ったりすることが多いです。ぜひみなさんも、旅先やふとしたときに運命的に出会う食器を連れて帰って、大切に使ってみてくださいね。
<ライターワタナベが試してみた!>
今回、私渡邊は、波佐見焼の一龍陶苑「しのぎシリーズ」を購入して使ってみました!長女の出産祝いに波佐見焼の「ハサミポーセリン」のセットをいただいたのをきっかけに、波佐見焼の魅力にとりつかれています。歴史あるのにどこかモダンで、和洋中、どんな料理にもマッチする波佐見焼。今回購入した「しのぎシリーズ」は、色味も絶妙で、お料理を引き立ててくれると感じます。
盛り付けが苦手な私ですが、これなら、中央を高めにギュギュっと盛りつければ、なんだか美味しそう・・・!料理や盛りつけに励むのもいいけど、もしかして食器に頼るっていうのもいいかも?!と味をしめてしまった感じです♡
この企画を担当しているライター・ワタナベは8歳女の子・6歳と2歳の男の子のママ。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
昨年は、3人の子を連れて地元に帰るという大きな大きな決断をしました。自分で決めたことなので、とても前向きな気持ちではあったものの、心の奥底は毎日が必死というか、ハラハラドキドキでの連続でした。はじめは食器を揃える心の余裕なんてまったくなかったのですが、半年以上が過ぎて、ようやく「お気に入りのモノをまた少しずつ増やしていこう」という気持ちが芽生えてきたタイミングでのこの企画。心がときめくお洋服や食器を買ったから気分が上がったのか、心の余裕ができてきたから買おうと思えたのか、どちらが先かは分かりませんが、せっかくなので、2024年は居心地のいい大好きな場所づくりをしていきたいと思います!
撮影/須藤敬一(ぐっち夫婦)取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明