「ゆっくり旅なんて、次はいつ行けるだろう……」。子どもがいると、自分のことは後回しにしがちだけれど、〝目的を作る〟ことでママ旅は実現しやすくなる!そこで、ママ旅経験者に旅の目的や事前に準備したこと、感想などを取材。今回は、コンテストに出場するため京都へ一人旅したママに話を聞きました。
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(テーブルスタイル茶道師範・7歳の男の子と5歳の女の子のママ)
星野容子さんは、
「ミセスなでしこ日本」大会への
出場が目的で一人で京都へ3泊4日!
家族も同時に旅行中なら
ノーストレスでした!
気軽に和文化を楽しめる「テーブルスタイル茶道」に出会い、着物も習い始めた頃、見つけた大会が「ミセスなでしこ日本」。自分も日本の文化を広めたいという思いで、2021年に応募し、グランプリに選んで頂きました。2022年の大会には、前年度の優勝者、そして講師として一人で3泊4日、京都へ。私が京都に行っている間は、夫と義理の両親が子ども達を連れて箱根旅行に行ってくれました。これは夫の提案だったのですが、夫一人で子ども達を見るのは大変ですし、ご飯の心配もなくいいアイデアだと思いました。みんなも旅行を楽しんでいると思うと、私も罪悪感が減り、大会や仕事に集中しやすかったです。これまでは、夫も仕事で大変なのはわかっているのに、「夜食事に行けていいな」など不平等感を抱いていましたが、自分も自由な時間をもらって平等だと感じるように。帰宅後、義理の両親から「息子や孫達との時間をありがとう」と言ってもらえて嬉しかったです。
大会当日と、前日のリハーサル以外は、京都でお茶の先生方との食事会があったり、お世話になっているアーティストの方の個展に行ったりしました。一人時間には、美術館やお寺巡りもできて、リフレッシュできました!
取材・文/近藤真梨奈 編集/髙田彩葉
*VERY2023年3月号「ママ旅は目的があると実現しやすい!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。