九州の北部、壱岐水道と玄界灘に突き出した東松浦半島は、活き造りで知られる呼子のイカをはじめ、玄界灘で水揚げされる新鮮な魚介を扱う漁業が盛んな地域。入り組んだ地形のリアス式海岸で営まれている鯛や真珠の養殖場も立ち並び、雄大な自然を望む風光明媚なスポットとして虹の松原や波戸岬、そして歴史マニアにはたまらない名護屋城跡や唐津城など、見どころ満載。そんな豊かな自然に恵まれた東松浦半島は海の幸、山の幸の宝庫で、自然の恵みを丁寧に仕上げたお取り寄せ品が揃っています。今回は、東松浦半島の数ある特産品のなかからVERY編集部が厳選した「お取り寄せグルメ3選」をご紹介します！

 

穂州鯛のお刺身鯛しゃぶセット〈4人前〉 ¥5,200／渡邉水産

寒い季節にぴったり！贅沢な
穂州鯛のお刺身鯛しゃぶセット

［渡邉水産］が、じっくり時間をかけて丁寧に育てたブランド真鯛の穂州鯛を、お刺身としゃぶしゃぶで楽しめる贅沢な「穂州鯛のお刺身鯛しゃぶセット」。イケスで神経締めしてから漁港の目の前の作業場で間髪を入れずにさばき、3Dフリーザーで瞬間冷凍しているので、新鮮さは抜群。お刺身は皮付きと皮なしが半分ずつ入っていて、皮付きの方は、松皮造りと呼ばれ、皮と身の間の旨味を存分に味わえる、漁師町ではポピュラーな食べ方だそうで、穂州鯛の美味しさが際立ちます。

お刺身の他に、お出汁をとった後に鯛雑炊にできる鯛カマ、ポン酢、柚子こしょう が入っているので、あとは野菜を切るだけでお鍋をスタート。47CLUB主催〝こんなのあるんだ！大賞2019〟では九州・沖縄ブロック1位を受賞、玄海町のふるさと納税返礼品では常に上位をキープしている穂州鯛の実力をぜひ味わってみてください。

背（皮付き/松皮造り）と腹（皮なし）110ｇ×2皿、カマ 2袋、ポン酢 4袋、柚子こしょう 1袋

 

 

ヒレハム　¥1,620／唐津くん煙工房

ヘルシーでジューシーな味わいの
ヒレハム

［唐津くん煙工房］の特徴は、何といっても廃止された旧呼子線の鳩川トンネルを熟成庫として活用しているところ。「ヒレハム」は、そのトンネル内でブランド豚のヒレ肉をゆっくりと熟成し、スモークとブラックペッパーの香りがしっかりと効いた味わいに仕上げられた逸品。〝DLG(ドイツ農業協会)コンテスト〟（1885年から開催しているヨーロッパでもっとも権威のある国際品質競技会）で金賞を受賞し、雑誌のお取り寄せランキングでも数々の受賞歴がある高品質なハムです。

柔らかな肉質で脂肪分がほとんどなく、ビタミンB1を多く含んでいるヒレ肉を使っているのでとてもヘルシー。加熱しすぎるとパサパサになりがちなヒレ肉ですが、驚くほどジューシーでしっとりとした仕上がり。深みのある燻製の香りにブラックペッパーがいいアクセントとなり、お酒との相性も抜群です。

 

 

呼子夢甘夏ゼリー〈M6個入り〉¥1,680／ 甘夏かあちゃん

甘夏の果汁をそのまま閉じ込めたような
呼子夢甘夏ゼリー

「呼子夢甘夏ゼリー」は、呼子大橋を渡った先の加部島にある名産品の甘夏みかんを使ったゼリー。甘夏の皮を使用した容器の中に、果汁をそのまま閉じ込めたようなジューシーなゼリーがたっぷり。甘夏の香りとプルンとした食感、甘さと酸味のバランスが絶妙で、ほどよい苦味がまた爽やかです。

甘夏は収穫の最盛期は2～4月で、8月頃までは、急速冷凍した果汁を使用したゼリーが食べられますが、再び甘夏が収穫できるまでは販売しないこだわりも。10月から11月くらいに販売される緑色の甘夏を使った期間限定のゼリーは、とてもフレッシュで香り高いので毎年楽しみにしているファンも多いそう。香料や保存料など添加物は使ってないので、大人から子どもまで安心なのも魅力のひとつです。

佐賀県民のおすすめの食べ方は、ゼリーを半分に切って食べることだそう。甘夏の爽やかな香りが強くなり、より一層美味しくいただけます。