静岡県の伊豆半島は、約2,300もの源泉が集まる日本有数の温泉王国であり、史跡も多い、都会からもっとも近いリゾート地。太平洋を流れる黒潮が暖流を運び、背後は天城などの山々に守られているため、年間を通して暖かく過ごしやすい行楽地として知られています。この地域には山海の豊かな恵みを受けたグルメが盛りだくさん。今回は、そんな伊豆半島の数ある特産品のなかからVERY編集部が厳選した「お取り寄せグルメ3選」をご紹介します!
下田ミルクもち 6個入り ¥1,100/下田時計台フロント
もちもちとした食感がクセになる!?
下田ミルクもち
伊豆急下田駅が開通した1961年に創業した[下田時計台フロント]は、レトロな趣が漂う駅前のお土産屋さん。日本伝統の壁塗りの様式である、なまこ壁や時計台は、エキゾチックな雰囲気があり、観光客に人気のスポットになっています。60年以上の歴史を持つこの[下田時計台フロント]が、新たな下田の特産品を目指し、手がけたのが「下田ミルクもち」です。
このお菓子のモチーフは、初代米国総領事タウンゼント・ハリスが日本で初めて飲んだという牛乳、そして、彼の召使いとして勤めたお吉という女性が登場する下田の歴史物語。開国の街にふさわしい和洋折衷のお菓子を、という思いが込められた商品です。3種のミルクの香りが豊かで、見た目からは想像がつかないモチモチとした食感がクセになります。中に入った大納言あずきがアクセントになった、素朴でどこか懐かしい味わいです。
見た目はフィナンシェのようですが、食べてみると、モッチモチの食感! 大納言の甘さと食感も絶妙にマッチし、見事な和と洋のコラボレーションが楽しめます。15秒ほど温めると、ふっくらふわふわの食感になり、ミルクの優しい香りがさらに広がります。丸い箱も可愛くて、子どもから大人まで好まれる優しい味わいは、手土産にもぴったりです。
美味シーカーMILDアソート ¥1,852/伊豆SEEKER
伊豆鹿を使ったソーセージの食べ比べ!
美味シーカーMILDアソート
静岡県では第1号となる国産ジビエ認証施設となった[イズシカ問屋]。その最高品質のジビエ、伊豆鹿を使っているのが「美味シーカーソーセージ」です。使用されているのは、捕獲後、伊豆市内で4時間以内に締められた新鮮なお肉。丁寧に洗浄、殺菌作業を行なっているために臭みはなく、低温熟成により余分な水分が抜け、旨味成分のアミノ酸がアップするため、味わい深いソーセージが完成。「美味シーカーMILDアソート」は「美味シーカーソーセージMILD」、「ペッパー」、「ヒーヒー」というテイストの違う3種類が詰め合わせになったセット商品。
『これが本当に鹿肉?』と疑ってしまうくらい、まったくと言っていいほど臭みも脂っこさもなく、さっぱりとした美味しさ。旨味が非常に強く、お酒のおつまみにも最適です。 鹿肉の旨味を全面的に感じたい人はMILD、少し刺激がほしい方はペッパー、辛いのが得意な方はヒーヒーがおすすめです。
美味シーカーソーセージMILD(200g)×1、ペッパー(200g)×1、ヒーヒー(200g×1)の計3種・計3セット
ハリスさんの牛乳あんパン〈6個入り〉 ¥1,655/平井製菓
子どものおやつや朝ごはんにも!
ハリスさんの牛乳あんパン
南伊豆の下田に店を構える[平井製菓]は、1948年創業の和菓子店。その老舗が手がけるあんパンが「ハリスさんの牛乳あんパン」です。下田は、1858年(安政5年)初代米国総領事タウンゼント・ハリスが、当時日本人になじみのなかった牛乳を初めて飲んだ地だと言われており、そのエピソードがネーミングの由来。
この商品の最大の特徴は〝和菓子はあんが命〟という老舗和菓子屋ならではの哲学が込められた自家製あんに。こしあんは、北海道十勝産のえりも小豆を使用。あんこ特有の粘りを徹底的に排除し、さらっとした口どけを目指して作られています。上品な甘みで後味の良いあんは、塩味のきいたソフトバターと相性がよく、味わい深いあんバターになっています。手のひらサイズで、おやつ感覚で食べられるのもうれしいポイント。お子さまのおやつや朝食にもおすすめです。
【半島は日本の台所】
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