なるべく手間をかけずに済ませたい平日のごはんこそ、「ホットプレート」の出番!サブおかずいらず、ひと品で完結する食べ応えたっぷりのレシピをご紹介します。今回は、料理研究家の植松良枝さんに4種の味で楽しむ「お好みオムライス」のレシピを教えてもらいました。子どもたちも盛り上がること間違いなしの鉄板メニューです!
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ひと品完結の平日ホットプレートごはん
植松さん子どもが好きなメニューにテンション上がる仕かけを
植松良枝さん
料理研究家。旬の食材を生かした幅広いジャンルの料理を提案。レストラン「ヨヨナム」のメニュー監修も務める。3歳の男の子のママ。
「あらかじめ用意した生地やトッピング、ソースなどで、工作感覚で子どもと一緒に作れるのがホットプレートのよいところ。材料などを小皿などに入れてからお盆にまとめてのせるなどのひと工夫で、分かりやすさもUP。子どももお手伝いしやすくなると思います。」
包んで洋風? あんかけで和風?
ママ作って!も楽しい会話に
4種の味のお好みオムライス
◉材料(ミニオムライス約10個分)
※すべて混ぜておく
卵…8〜10個
牛乳…大さじ4~5
塩…少々
じゃこ・ごま・しば漬け
A |
炊いた米…1/2合分
しば漬け(細かく刻む)…15g ちりめんじゃこ…8g 白いりごま…小さじ1 |
鮭フレーク・ごま
B |
炊いた米…1/2合分
鮭フレーク(市販)…25g 白いりごま…小さじ1 しょうがのみじん切り…小1/2片分(お好みで) |
パセリ・ハム・バター
C |
炊いた米…1/2合分
スライスハム…20g パセリのみじん切り…5g バター…小さじ2 塩…少々 |
ドライカレー風
D |
炊いた米…1/2合分
ソーセージ…2本(7㎜幅の輪切りに) 玉ねぎ…20g(5㎜角に切る) ピーマン…小1個(種を取り1㎝角に切る) カレー粉…小さじ1 醤油…小さじ2/3 植物油…小さじ1と1/2 |
だし汁…500㎖
E |
酒…小さじ1
みりん…大さじ2 醤油…大さじ1 塩…小さじ1/2 |
片栗粉…大さじ1と1/2
(同量の水で溶いておく)
万能ねぎ(小口切り)や
ちぎり青じそなどお好みで。
◉作り方
1_味付けごはんを作る。A~Cはごはんが温かいうちに混ぜる。Dは熱したフライパンに油をひき、ソーセージ、玉ねぎ、ピーマンを入れて炒め、玉ねぎが透き通ってきたら温かいごはんを入れてほぐしながら炒め、カレー粉と醤油で味付けする。
2_だしあんを作る。小鍋にだし汁を煮立たせ、Eを加え、再び沸騰したら火を弱め、水で溶いた片栗粉を少しずつ入れてとろみをつける。
それぞれの好みに合わせた卵の焼き方でオムライスを作る。
3_【スタンダードオムライス】
ホットプレートを中温にし、溶き卵約1個分を薄く円形に広げ、その中央に好みの味付けごはん(適量)をのせて周囲を包み、皿に返す。
【オープンオムライス】
器にあらかじめ好みの味付けごはんを適量ふわっと盛っておく。ホットプレートを高温にし、溶き卵約1個分を垂らしてスクランブルエッグを好みの半熟具合で作り、ごはんの上にのせる。
4_AやBで作るオムライスにはだしあんをたっぷりとかけ、トッピングをのせて。CやDのごはんで作るオムライスにはトマトケチャップ(分量外)をかけていただく。
料理/植松良枝 撮影/須藤敬一 スタイリング/鈴石真紀子 取材・文/佐々木陽子 撮影協力/UTUWA 編集/井上智明
*VERY2021年12月号「家族のコミュニケーションがうまくいく!「ホットプレートごはん」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。