ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」⑱
インスタフォロワー数が73万人を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の悩みを”ゆるっと”解決してくれる大好評連載。第18回は、慣らし保育中のあるある悩み、”お昼どうしよう問題”。
<今回のお悩み>
子どもと二人のランチ、ネタが尽きました!
手をかけずにマンネリも脱出できる、子どものテンションもアガる、そんなメニューは?
今月から始まる息子の保育園。春休みからの慣らし保育期間で、4月は午前保育が多くてお昼ご飯はおうちで食べることが多い4月。ついついカレー→焼きそば→親子丼→うどんのローテーションで、作る私も飽きてきてしまいそう…。時短で、洗い物も少なく、子どもも喜びそうなバリエーションを増やしたいです。9時に送って11時に迎えに行ってすぐ昼ご飯を作らなきゃいけないので、ひたすら忙しい午前中の予感です。少しでも楽になる、「またカレー?」なんて言われないお昼ごはん、ありませんか?
<今回の解決レシピ>
すぐできる、すごくおいしい「めんつゆそぼろの和風ビビンバ」
【材料(大人2人と子ども1人分)】
豚ひき肉…250g
ほうれん草(冷凍)…80g
にんじん…100g
豆もやし…1/3本(60g)
塩・こしょう…各少々
しょうゆ…小さじ1
めんつゆ(2倍濃縮)…大さじ2
ごま油…小さじ1
ごはん…2膳分
温泉卵…2個
いりごま…少々
豆板醤…小さじ1
にんにくチューブ…少々
しょうがチューブ…少々
【作り方】
①豚ひき肉に塩・こしょう少々(分量外)をふる。にんじんは千切りにする。
②耐熱ボウルににんじん、もやし、ほうれん草の順にのせ、ラップをかけ、電子レンジ600Wで2分加熱する。水気をきり、塩・こしょう、しょうゆ、ごま油を入れ、和える。
③フライパンを中火で熱し、油小さじ1(分量外)をひいて豚ひき肉を炒め、肉の色が変わってきたらめんつゆを入れ炒める。
※子ども用に1/3とる。
※大人用は豆板醤、にんにく・しょうがチューブを加え、炒める。
④器にごはんを盛り、ナムル、肉だねを盛りつけ、温泉卵、ごまをのせる。
【POINT】
大人用の調味料を炒めるときは、豚ひき肉を端に寄せて、空いたところで炒めてから合わせると、香りがたって美味しく仕上がりますよ。
<解決するのは…>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方! 仲良し夫婦の掛け合い料理動画も話題です。ご飯がすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。3冊目の著書「ぐっち夫婦のお弁当大作戦」が絶賛発売中! 最近は食材の使い切りや1週間の献立など、フードロスをなくしつつ、毎日の料理をなるべく簡単に!という願いを込めた活動も多いのです。
<今月のゆるっとアンサー>
やっぱりワンプレートに限る!
野菜もたっぷりで、ビビンバの面倒さもないアイデアレシピ
妻:ササッと作りたいときはやっぱりワンプレートがいいよね!
夫:大人も子どもも同じものが食べられるとうれしいよね。
妻:めんつゆで簡単に味付けがすむビビンバはどうかな? 子ども用は別に取り分けて、大人用には辛味をプラスして!
夫:野菜もお肉も一度に摂れるからいいね!
妻:お肉の味付けはめんつゆだけなので忙しい日も簡単に作れるよ。大人用には豆板醤、にんにく、しょうがでパンチを効かせてアレンジ。温泉卵ものせればさらに満足感もアップしますよ!
<編集・イノウエが作ってみた!>
…ビビンバ、実は作ったことがありません。野菜を何種類も別々にナムルにして…というのが面倒の極みって感じで。いったいいくつボウルあればいいのさ?なんてね。恐る恐る材料リストを見ていると…冷凍ほうれん草って書かれてます。見かけたことはあるけど、買ったことない…でも、これなら時短になりそう、しかも98円!、と少し心強くなりました。そして、ウチの母78歳が「いまハマっているのよ」と薦めていたのが「サラダ仕立ての大豆もやし」。これが家にあるじゃないか!これ、ナムルの味がするんです!そしてこれも98円。我が家の隣にある「まいばすけっと」でどっちも調達しました。そしてネックだった調理手順。作り方を見ると「なんだ!野菜全部同じボウルで調理していいんだ!」しかもまとめてレンジでチンすればいいなんて。まあ、食べちゃえば一緒だもんねw 一気に気が楽になりました。我が家にはチューブのニンニクとショウガがないので自分ですりましたが、これがあればさらに楽になりますね!温泉卵も買えばいいんだ!そう、ちょっと面倒なものは既製品でいいんだよね!毎度のことながらぐっち夫婦に勇気をもらいました。できた!今回は見た目も我ながらキレイにできました。そして、多めにできたので、残りはお弁当にしてみました。これも、朝の忙しいときにも助かるのっけ弁です。
編集者歴20ン年で、部内では”おじいちゃん”と呼ばれる。料理は趣味というより生活そのもの。モットーは「料理は科学」、のわりに段取りはテキトー。普段は美容ページを多く担当。週に1~2回の割合で夜用のお弁当持参で残業しています。本当の趣味は温泉巡りとランニング。得意料理はフレンチトースト(笑)
取材・文・編集/井上智明
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