モデルやバラエティなど多方面で活躍する2歳の女のコママで、このたび第2子を出産した近藤千尋さん。“ちぴちゃん”の相性で親しまれ、感度の高い私服も注目の的でInstagram（@chipichan.1215）のフォロワーは10月時点で150万! 　そんなちぴちゃんに「将来２人の娘に譲りたいもの」について話を聞きました。※インタビューは妊娠中に行いました。

古風な考えかもしれないですが、母から娘へ大切にしたものを受け継いでいくことに憧れがあります。たとえばカルティエのジュエリーやウォッチ。初めてのカルティエは25歳の時にもらった婚約指輪でした。夫にとっては初めての大きな買物で３カ月の間、何度も銀座の店舗に足を運んで選んでくれたものなので思い入れがあります。それをきっかけにカルティエに親しみが芽生え、長女を出産した時に記念に買ったのがカルティエのタンク。レザーベルトの時計に憧れがありブラウンレザーを選びました。今回の妊娠で２人目も女のコと分かり、『将来、取り合いにならないようにもうひとつ買わなくちゃ』と思って(笑)。今回は黒のレザーベルトにしたいと思っています。

スポーツ選手だった私の母は化粧っけもなくおしゃれにも興味がないタイプで、友人が「ママから借りた」というバッグを持っているのが少し羨ましかったんです。だから、娘たちが成人したら貸してあげたいと思っているのがシャネルのバッグ。シャネルは私にとって特別な存在で、ブランドバッグを持つようになってからも『まだ似合わないかも』と、なかなか手を出せずにいました。昨年ようやく、大きな仕事を終えた自分へのご褒美に黒のマトラッセを購入。白Tシャツにデニムに合わせてもカジュアルすぎず程よく緊張感が保てる存在感は他にはない魅力です。２人目の妊娠が分かってベージュも購入。使い込まれたヴィンテージはカジュアルに取り入れやすいと思うので、娘に譲る日まで大切に使っていきたいです。

大人に囲まれちやほやされて育った長女。ジャイアンっぽいところもあるので、下の子ができてどうなるか少し不安なところもあります(笑)。彼女は仕事を与えると張り切るタイプ。「ティッシュを捨ててきて」とか簡単なお願いをして褒めているうちに言われなくてもやってくれるようになったり。だから産後は『あなたがいちばんだよ』と伝えつつ、「ミルクをあげてほしいな」などお願いして巻き込んでいく予定。２人目育児を自分ごとにして、２人で一緒に成長していきたいと思っています。