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原田夏希さん「育児書通りにできず、離乳食は9カ月からスタートしました」

0・1歳のパパママ向けオンラインイベント、「VERY児童館」。3月のテーマは「頑張らない! 子どもに合わせた離乳食のススメ」。身体の成長発達の専門家である理学療法士の得原藍さんを講師にお迎えして、子どもの発達に合わせた離乳食、離乳食を食べるのに良い環境作りについて教えていただきました。そして今回、会場にはオシャレで可愛いベビーチェアとして人気の「ストッケ」のチェアがずらり! 離乳食を食べるのに最適ないす「トリップ トラップ」を実際に使った食卓でのデモンストレーションは大好評でした。

■VERY児童館とは…

コロナ禍で出産されたママたちと繋がりたい!応援したい! と始まった「VERY児童館」。お家時間が長くなっている新米ママのみなさんの、ちょっとした息抜きや気分転換になれるようなオンラインでの集いを月に一度開催しています。

 

一人目の時は9カ月で
ゆっくり離乳食をスタート

今回のゲストの一人、VERYモデルの原田夏希ちゃんは5歳、3歳、1歳のママ。離乳食の開始について聞いてみると、「よく、育児本とかに『離乳食は6カ月から…』と書いてあるけど、一人目の時は9カ月で離乳食をスタートしました。当時は、スタートが遅くなってしまったことを少し気にしていたけれど、赤ちゃんのペースで開始できたから、余裕を持って離乳食と向き合えたかも。二人目からはアレルギーのチェックの観点からも少し早めに離乳食スタートはしたけれど、変わらずに焦らず進めています」とのこと。

 

食パンでみるみるうちに顔が真っ赤に
アレルギーの怖さを知りました

「でも、離乳食を始めて少し経った9カ月過ぎた頃にすごく怖い思いをしたことがあって。夫と外で食事をしているときに、子どもに食パンをあげたらみるみるうちに顔が腫れて真っ赤に。突然のアレルギー反応にびっくりして慌てて病院に駆け込みました。事なきを得ましたが、小麦アレルギーの怖さを目の当たりにしてそれからの離乳食を考えると暗い気持ちにもなりました。でも、和食中心の離乳食を続けて、1歳になって少しずつ小麦にチャレンジし始めたらパンなども食べられるようになり、ほっとしました」アレルギーの怖さを知ったから、二人目から離乳食のスタートは少し早めたそう。ただ、教科書通りにいかなくてもどっしり構えて焦らず進めることは大事にしたとのことでした。

 

パパとママが美味しそうに食べる姿を
赤ちゃんに見せてあげることが大事

赤ちゃんの初めての食事だから、ママはいろんなことが不安になったり、気になったり、力が入り過ぎてしまいがち。そんなママたちに、得原さんから「離乳食のゴールは、2歳くらいで大人と一緒に食事ができること。だから、パパとママが美味しそうに食べる姿を見せてあげることが何より大事。『食べてくれない…』と焦るママも多いですが、6カ月の頃は『食べさせる』ではなく、『試していく』感覚で大丈夫」とアドバイスをいただきました。また、離乳食を始めたばかりのママたちから届いたたくさんの質問にも丁寧に答えていただきました。

 

「ストローで飲めるようにするにはどうすればいいですか?」

お風呂場でストレスなく遊びの感覚で練習してみてください。

「ストローで飲むというのは、赤ちゃんにとって特別な運動。難しいことなんです。オススメは、お風呂で練習すること。ママが赤ちゃん用のストローでお水を吸ったり吐いたり、お手本を見せる。濡れてもいいお風呂ならママのストレスもないはず。遊びの感覚で一緒にやってみるといいでしょう。赤ちゃんはたまにお水が口に入るのが面白く、遊んでいるうちにストローで吸う感覚がつかめてくるはずです」。

 

「食事中にいすから立ち上がってしまいます。対策方法が知りたいです」

食事は終わり!とさげてしまってもOK。

「何度座って食べさせようとしても同じことになるなら、一旦『食事は終わり!』とさげてしまってもOK。本人の食べたいタイミングを待ってあげるのも大事です。いすから何度も立ち上がってしまうようなら、一時的にローテーブルでの食事に切り替えるのも一つの方法です」。

 

「1歳を過ぎた頃からお米を嫌がります。どうやったら食べてくれますか?」

海苔でご飯をサンドして、手づかみ食べを試してみては?

「ご飯のベタベタした感じが嫌そうなら、海苔でご飯をサンド。それをハサミで1㎝角に切ったものをあげるのはどうでしょう。一見お米に見えないし、自分の手でつかみやすくなるのもポイント。ちょっとでも赤ちゃんが自分で食べる方向に持っていきましょう」。

 

「ちゃんと食べてくれない」という悩みを抱える多くのママたちに、「ずっと一生食べない人なんていないですから。大丈夫。本人のタイミングを待ってあげて、子どもと並んで大人が美味しく食べる様子を見せてあげることを大事にしてください」という得原さんのメッセージが心に響きました。

 

取材・文/北山えいみ

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