「世界を救う主役は、こども達だ。」をスローガンに2021年にスタートした「KidZania SDGs Center」。センターを見学しながら、“限りある資源問題”、“世界の飢餓問題”、“身近なもったいない問題”、“海のプラスチックゴミ問題”、“気づきにくいゴミ問題”などに触れながら「より良い未来」のためにこども達が自分に何ができるか?を考えるきっかけの場となっています。その取り組みの中で、“食品ロス問題”をテーマにした「レスキューフードセンター」パビリオンが期間限定でオープンします。
このパビリオンでは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食材を使って「キッシュグラタン」づくりをしながら、レスキューフード開発者の仕事体験ができます。
一般的には流通が難しい「しめじの軸」や、家庭で余りがちな食材(ごはん)を材料に使い、ミシュラン2つ星シェフ飯塚隆太氏が監修したレシピで作ります。
このパビリオンに協力しているのは、VERYNaVYのグルメコンシェルジュの杉山絵美さんとビジネスパートナー山田 早輝子さんが活動するFOOD LOSS BANK。多くの人を繋げることにより、食品ロス削減から始まる環境改善を目指したこのプロジェクトにて、今回は未来を担うこども達にフォーカスを当てました。楽しみながら、食品ロスの現状や発生原因など問題について学びを深めるとともに、課題解決に向けてこども達が身の回りでできる工夫を考えるなど主体的な行動を起こすきっかけになることを目的としています。
レシピを監修した飯塚隆太シェフは、「ラ ターブル ドゥ ジュエル・ロブション」、「ラトリエ ドゥ ジュエル・ロブション」のシェフを歴任し、2011年に「レストラン リューズ」を開店。ミシュランガイド東京2013年版より2つ星の評価を受け続ける。
そんなスターシェフ監修のレシピを体験できるパビリオンは期間限定なので、ぜひこの機会に足を運んでみて。
期間限定パビリオン「レスキューフードセンター」
開催日程
キッザニア東京 2022年10月25日(火)〜10月31日(月)
キッザニア甲子園 2022年11月22日(火)~11月28日(月)
パビリオン名:レスキューフードセンター
職業名:レスキューフード開発者
定員:6名/1回
所要時間:約40分
給料:5キッゾ
成果物:キッシュグラタンとレシピ
体験内容:食品の大切さや食品ロスの現状、食品ロスの解決方法を学び、まだ食べられるのに捨てられてしまう食材を使って「キッシュグララン」を作る。
キッザニアについて
3歳から15歳までのこども達の職業・社会体験施設。現実社会の約2/3サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、さまざまな仕事やサービスが体験できます。キッザニアのコンセプトは、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を合わせた『エデュテイメント』。こども達が好きな仕事にチャレンジし、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」です。
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