VERY February 2023

VERY

February 2023

2023年1月7日発売

880円(税込)

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【復職せず子どものそばにいたい】産後ママへ東大教授からのアドバイスは?

家事育児は〝手伝う〟から〝シェアする〟時代に。頑張るパパの悩みに、2児の父として育児に積極的に関わる東大人気講義No.1のジェンダー論学者・瀬地山角さんが回答。ぜひ夫婦でご覧ください!

 

前回の回答はコチラ!

▶︎妻から「モラハラ」と言われた夫に東大の人気ジェンダー論教授がアドバイス

 

今月の悩めるパパ

林田 剛さん(仮)/36歳。会社員。サッカー、ゴルフ、釣り、キャンプなど休日はアウトドアで過ごすことが多いアクティブ派。大学時代のバイト先で出会った同い年の妻とは長年の交際を経て結婚。

 

育休中の妻が復帰を渋っています。
気持ちを尊重するべきか、
説得するべきか迷います。

子どもは9カ月、妻は育休中で来年春に復職予定ですが、しばらく専業主婦になりたいと言われて戸惑っています。保育園は入りやすい地域で実家も近く、働く環境は整っていると思います。僕も共働きが当たり前だと考えていたので、家事育児をシェアすることに抵抗はありません。妻は今の職場では恵まれたポジションと給与があるので手放すのがもったいないし、家庭に入ってストレスが溜まらないかも心配です。妻はとにかく今、子どもと一緒にいたいようです。

◉ジェンダー論のプロ・瀬地山さんから
悩めるパパへのアドバイス

家事育児も経済的負担も
すべてシェアしようと
夫婦で話し合うべき

今回はりゅうちぇるさんと違う回答なのですが、この家庭は夫の稼ぎが多いんですね。私はパートナーとほぼ同じ収入だったので、出産退職なんて選択肢自体ありえませんでした。今の時代、共働きはセーフティネットなので一時の感情で判断するのは危険ではないでしょうか。日本は一度正社員から抜けたら戻りづらい雇用環境の社会ですし、妻が専業主婦になると夫は転職する機会を失います。また、病気等で倒れたらどうにもなりません。一時的にでも正社員を降りることで生涯賃金に差が出て、年金含め将来設計も変わるでしょう。子どもが成長すると教育費に制約が出る可能性も。男性が家事育児をするのが当然なら、女性も経済的負担を背負うのが当然だと私は考えます。その経済的負担に男性はずっと苦しんできたわけですから。夫は「一緒に子育てをしよう。家事育児にちゃんと関わるから経済的負担もシェアしてほしい」と妻に伝えては? その代わり、サボらずしっかり家事育児に関わってください。〝自分も子どもが可愛いけど働く。だから一緒に頑張ろう〟という言葉は、この夫なら説得力があるのではないでしょうか。

 

りゅうちぇるさんの回答はコチラ!

▶︎りゅうちぇるさん「今は子どものそばにいたい」仕事を辞めたいママパパへ


瀬地山 角先生
東京大学大学院総合文化研究所教授。専門はジェンダー論で、東大での人気講義No.1と評判。自身も2児の父として10年間保育園の送迎をし、現在も普段の夕食作りを担っている。

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撮影/杉本大希 ヘア・メーク/megu スタイリング/曽我一平 取材・文/宇野安紀子 イラスト/N.Ryosuke 編集/井上智明
*VERY2021年12月号「りゅうちぇるの「パパの子育て悩み相談室」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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